2017-12-06(Wed)

Baby Don't 暗い。

とある休日の夕方、娘との買い物で百均へ。

娘・R(中二)が必要な習字の半紙を買いに行くという非常に地味なものである。

「そんなん自分で買って来い」

と言ったのだが、既に日が落ちて暗くなっており

「怖い」

とのこと。だったら昼間の内に買っておけよ百均ファッキンとブツクサ言いたいところであるがかわいい娘を守るため僕も付いて行った。

東京の街とはいえ、どの道も充分に明るい街灯があるわけではない。

「この辺が怖いのー」

Rが怖がるのは表通りから奥まって、細くなって、明かりもなく暗くなっているというウチの入口までの導線の道。我が人生と同様棲家も裏通りである。

「学校から帰る時はできるだけひとりで帰らないとか、明るい道通るとか注意してるよね?」

とRに聞いてみたら

「してるよ!部活の後は誰かと帰るようにしてるし、遠回りして明るい道通ってるし、でもどうしてもひとりの時もあるし、この道は絶対通らないといけないし…」

すべての道はローマに通じるが、我が家に通じるのはこの暗い道しかないのだった。

そういえば…と、僕が中学生だった頃の登下校のことを思い出した。僕が中学生の頃はチャリ通だった。栃木の田舎だったので陽の短い秋冬の帰り道はとても暗く、うっそうとした神社の森を横切ったりもしたのでチャリとはいえやはり怖かった。しかしそれはオバケが怖いとかそういったプリミティブなものへの怖れであり、Rが感じている都市型犯罪的な、クライムへの怖れとは別物である。

もうひとつ思い出した。犯罪者もしくは変質者とまでは言わないが南波君という変な同級生がいた。クラスが違うし友達でもなかったが、学校から家までが同じ方向なので登下校中によく見かけた。南波君は

「自分の前にチャリで走っている人がいたら追い抜かさずにはおられない」

という奇妙な習性を持っていることで有名であった。登下校中、ふと後ろからシュオオオオオという激しいチャリをこぐ音が近付いてきたらそれが南波君である。

ミラーを見てみると(通学チャリにはバックミラーが付いていた)、顔を真っ赤にした南波君が猛烈に迫って来て追い越して行く。僕の前にもチャリで走っている人がいた場合、それも追い越す。そして誰も彼の視界の前にいなくなると通常のスピードに戻るのだ。

ゴルゴ13の「俺の後ろに立つな」ならぬ「俺の前を走るな」であるらしい。

一度南波君を煽ってやろうと思ったことがある。ある日の下校時、いつものように南波君が追い抜きにかかってきたところで僕も思いっきりスピードを上げた。バックミラーには鬼のような形相が写っているし

「ふぎいいいいいいい!」

と豚の断末魔のような雄たけびを上げてきたためこちらも悲鳴を上げそうだったが抜かれるギリギリで家に到着し、辛うじて庭に滑り込んだ。南波君は悔しそうにこちらを一瞥し、家を通り過ぎて行った。勝つには勝ったが非常に恐ろしかったため、それ以来彼には逆らわないことと決めた。それから卒業まで何回か抜かれたと思うがもう追うことはしなかった。

南波君の話が長くなった。何が言いたいかというと、

「Rもチャリ通にしてみたら?」

このことであった。チャリで通うほど遠くはないが、徒歩通学よりはリスクが少ないのではないだろうか。

「チャリは禁止だよう」

しかしあっさり校則でダメだった。

「じゃあ恥ずかしいかもしれないけど小学校の時持ってた防犯ブザーは?」

「やだ!」

これもRが断固として否定した。恥ずかしいからではなくて、一度下校中に間違って路上でブザーのピンを外した上にピンを落として見つからなくなってしまったため、音は鳴りまくるわ止められないわで慌てて家まで帰って来たが、嫁もいないし大パニックになって大泣きしてしまったことがトラウマなんだという。幸いなことにピンを見つけた友達がすぐRを追いかけて届けてくれたんだとか。

そんな話を南波君の話より長く語るのであった。

お互い積もる話をしつつ百均に着き、Rが半紙を探しているのを待っている間、ふとオモチャコーナーに目が行った。シャボン玉とかママゴトセットとかチープだけれども楽しそうなモノが並ぶ。

Rや息子・タク(小5)が小さい頃にねだられたものだ。それが今や夜道の犯罪予防にはどうしたらよいか考えるまでになった。ふたりとも大きくなったなあ…と考えていたら

「パパ!これ買って!」

いつの間にか戻って来たRが何かを掴んで叫ぶ。

「は?何それ」

スライム
「スライム!」

「おまえ…中学生にもなって…しかも女子…」

と呆れたが

「ねえ買って~」

つい買ってしまった。こんなもん欲しがるなんて小3ぐらいの男子かよ…。

クライム(犯罪)を恐れるけどスライムには目を輝かせる娘なのであった。なんちて。

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2017-11-20(Mon)

TT(とりあえず誕生日)

娘・Rは中二のお年頃なので、父との会話がわりとそっけない。

朝起きて

「おはよー」

と言っても

「うん」

だし、仕事に

「行って来ます」

と言っても

「うん」

だし。ただ寝る時は

「おやすみなさい」

と自分から言ってくるのはカワイイ。

あとRが好きな韓国日本台湾混合の女の子グループ「TWICE」のことを話す時だけは

「ねえパパー」

と目を輝かすので、

「ねえパパー、CDリリースするから予約してきて」

「うん」

「ねえパパー、今日発売日だから買ってきて」

「うん」

等、辛うじて会話が成立している。ただのパシリのような気もするが。

そんな立ってる者は親でも使えを地で行くRであるが、それでも触れ合いたいために、NHKのサイトで紅白歌合戦の出場者が発表された時に

「R、TWICEはつしゅちゅ…はつしじゅ…初出場だね!」

とカミカミで言ったところ

「知ってますぅー」

何今更言ってんのぐらいの勢いで馬鹿にされた。

「あ、SHISHAMOも出るよ」

「知・っ・て・ま・す~!昨日、内定のニュースで見たからからとっくに知・っ・て・ま・す~!」

人を馬鹿にした上からの喋り方は嫁そっくりであった。いくら冷静沈着色素沈着な僕でもさすがにイラッとしたので

「パパはSHISHAMOのライブを生で見たことあるんだぜー!」

負けずにマウントしようとしようとしたら

「うん」

で?っていう感じであり、もうちょっとパパと語らい合ってくれてもいいのに…と、ひとり涙酒の夜にあいなった。

で、時はちょっと流れて話も変わって今日は僕の誕生日。嫁の実家からこんなお酒をプレゼントしていただいた。

神聖
こ、この酒の名前は…。

神聖だけに、パパはかまってちゃんなのである。なんちて。

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2017-10-21(Sat)

お父さんSWITCH。

9月末。

息子・タクの12才の誕生日が迫っていた。

なかなか誕生日のプレゼントが決まらなかったが、直前の直前になって

「ニンテンドーSWITCHが欲しい」

とか言い出した。ゲーム機である。既に3DSを持ってるのにそれとどう違うんだと聞いたら何もかも違うらしい。僕も昔はよくゲームをやっていたものだがすっかり疎くなってしまった。

「なんのゲームやりたいの」

「スプラトゥーン2!」

ああ、あのペンキをぶちまけるやつね。いくらぐらいするのか、ゲーム機とソフト1本買うとしたら…とネットで調べてみたら

「ほぼよんまんえん!」

思わず声が出てしまった。誕生日プレゼントに4万円のものをねだるとか、タクめ、大きく出たな。よそはどうだか知らないが、僕の感覚では誕生日に買ってもらうには高額すぎると思う。なので

「クリスマスプレゼントと一緒なら買ってやる」

と言ってみたら

「いいよー」

あっさりOK。そこまでして欲しいのか。じゃあ買ってやろうか、ということになった。

いちいち買いに行くのはめんどいからネットで買おうかな…と思って調べたらびっくりした。発売してから半年以上経つというのに未だ超品薄状態だというではないか!

店頭にはまずないし、ゲリラ的に売り出されてもすぐ売切れてしまうという。ネット通販も同じで、在庫が補充されたとしてもほんの数分でなくなってしまう状況。

ネットで調べるとSWITCHをめぐり、いろんな人たちが跳梁跋扈していた。

・ボッタクリ値で売っているテンバイヤー。
・「テンバイヤー死ね」と5ちゃんねるやツイッターに恨み節を書き込むSWITCH難民。
・入荷情報をまとめてツイッターで発信している人
・転売よりSWITCHをゲットすること自体に快感を覚えてしまった手段目的逆転の人。
・「SWITCH難民のために僕がゲットして定価で売ります!」とかいう正義の味方な人。

モノ売るっていうレベルじゃねーぞ状態なのがよく分かった。なので

「なかなか買えないっぽいからだいぶ遅くなってもいいか?」

とタクに言ってみたら

「全然いいよ」

タクもある程度は状況は分かっているようであった。

かつてタクに買ってやった仮面ライダーの変身ベルトや変身メダルも大変な人気で超品薄なことがあった。そのたびに夜中からトイザらスやヨドバシカメラに並んだこともあったものである。

「あの時も大変だったんだよ」

「そうなんだ」

そんな思い出話をタクにしてやったのだけれども、もしかしたらそれらはクリスマスプレゼントで買ったものだったかもしれない、ということに後で気付いた。しまった。サンタの正体がばれてしまったかかも。でももうタクも6年生だし、いいか…。

というわけで徹夜並びや長期戦を覚悟してSWITCH探しが始まったわけだけれども、探して3日めぐらいの金曜日、ヨドバシカメラの通販サイトであっさり買えてしまった。ツイッターで在庫状況の速報を出してくれるアカウントがあって、それを見ていたら

「ヨドバシで在庫復活」

のツイートがあり、すぐさまカートに入れて購入ボタンを押し、見事ゲット。ほんの5分程度の早押し勝負だったようである。たまたま事前にヨドバシのサイトを開いてログインしていたのでそれもラッキーであった。ていうかもっといいことに運を使いたい。

更に購入した次の日に配達してくれる「エクストリームサービス」とかいう配達員さんが過労死しそうなサービスにより

「宅配便でーす」

なんと翌朝にウチに届いてしまった。これがエクストリームの力…仮面ライダーWかよ。まさかこんなに早く来るとは思っておらず、タクにもまだ言っていなかったので

「え、コレ何?」

と驚いていた。


「開けてみ」

もったいぶってタクに開けさせるとそこにはSWITCHが!

「やったー!」

と強く抱きしめられてしまった。ひとつ年を重ねたとはいえ、まだまだ子供よのう。

「買ってやったけど、今まで以上にゲーム時間が増えたらすぐ使用禁止にするぞ!」

「わかったよ!」

与えたのはいいが、やり過ぎないように釘を刺しておかねばならない。もし約束を守らなかったら本気で使用禁止にして中古屋に売り飛ばすつもりである。

使用禁止のスイッチとダチョウ倶楽部はよく似ている。

押すなよ!押すなよ!

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2017-09-02(Sat)

NO MUSUME NO LIFE

娘・R(中二)には好きなグループがいる。

TWICEという韓国・日本・台湾の女の子グループで、何度娘に教えてもらってもメンバーの顔と名前が覚えられないが、曲はわりと好みである。

RはこのところしょっちゅうYOUTUBEで観ているし、ヒマさえあればフリコピしまくっているので

「勉強しろよ…」

と言いたくなる。しかし父親からするとよくありがちなジャニーズ系とかのアイドルにどハマリするよりは多少精神衛生上マシなのかなと思う。

で、結構前になるが、初めての国内盤アルバムが発売されることになった。Rはもちろん

「買う!」

と騒いでいたが、よく考えてみたら近所には新譜が買えるCDショップがない。僕は栃木の田舎で育ったが、それでもチャリで行ける圏内にレコード屋が3~4軒はあった。これも時代の流れなのであろうか。レコード屋でCDを買うよりもネットで音源データを買う時代。

「CDじゃなきゃダメなん?」

Rには僕のお下がりのiPodクラシックがあるのでデータじゃダメなんかと聞いてみたら

「CDがいいー」

とのことであった。一番ラクなのはタワレコオンラインで申し込み、受け取りを最寄のセブンイレブンに指定することだと思うのだが、Rにネット決済を教えるのはまだなんとなく早くて危ない気がしたので

「パパがタワレコで予約してやろうか」

と言うと

「それを言ってくれるのを待ってたんだよ!」

R、満面の笑み。

「ポスターとか特典付くしね」

と加えると

「そう言ってくれるのを待ってたの!」

大事なことなので二度言いました的な。

「お金は君が出すんだよ!」

「ちゃんと払うよ!」

パパにはそれが一番大事なことなのであった。

そんなわけでタワレコオンラインサイトにログインし予約する僕。使えるポイントが700円分貯まっていて、Rは今お小遣いの残高が少ないはずなので

「ポイント700円分、使ってやるからありがたく思え」

「わーい」

なんて優しいパパなのだろう。

そんなわけで予約して、発売日にセブンイレブンに取りに行った。CDも特典のポスターもダンボールで梱包されていてるので

「うわ、おっさんがTWICE買ってるぅー」

などと思われないので便利である。

家に帰ってRに渡すと大喜び。CD1枚でこれほど喜ぶ姿を見て僕は懐かしく思えた。かつて僕もそうだった。いつもFMラジオなどから最先端の洋楽情報を得、浴びるように聴きまくっていた。でもレコードもしくはCDを欲しいと思っても国内ではリリースされていないし、当時はネットもないので輸入レコード店に頼るしかなく、都内の輸入レコード店をハシゴしまくった。見つけた時の飛び上るほどの喜びといったら。もうそれを感じることはないだろう。そんな過去の思い出はRにとってはどうでもよくて

「パパはTWICEでどの子が好き?」

アルバムジャケットをニコニコしながら眺めるながらそんなことを聞く。好きも何もほぼノー知識なので一番カワイイ子と思われる子を指差すと

「その子は台湾出身で、世界で美しい顔ベストテンに入っている」

とかなんとかウンチクを聞かされた。わりとどうでもいい話であるが、思春期真っ盛りツンツン盛りのRが僕にこんなに長く喋るのは久しぶりなのでなんか嬉しい。

「Rも練馬区で美しい顔ベストテンぐらいに入ってるぞ」

と言おうと思ったが嫌われそうなのでやめた。余計なことは言わずにCDをRのiPodに取り込んでやる。至れり尽くせりである。これも愛する娘のため。Rも喜んでくれてよかった…といきたいところであったが

「そうだ、お金!よこせ!」

肝心なところを巧妙にはぐらかされていた!しかしRは

「えー、今ないから、あとでね」

なんと。ハナから僕に次のお小遣いまで立て替えさせるつもりであったようだ。この小悪魔め、親の顔が見たい。

今度RにCDを買ってやる時は、インストゥルメンタルの楽曲にした方がよさそうだ。

すなわち貸し(歌詞)がなくてよいでしょう。なんちて。

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2017-06-27(Tue)

父の日2017

もうだいぶ過ぎてしまったが父の日の出来事。

ダメオヤジなので父の日なんて家族全員から華麗にスルーされるだろうと思っていたが、なにやら子供達がプレゼントしてくれるとのことで涙が出そうになった。息子・タク(小6)が事前に言ってきたのである。

「ねえパパ。ボク、父の日にビール(正確には缶ハイボール)を買ってあげようと思うんだけどさ」

「おお、ありがとう。お前はいい子だなあ」

「でもボク子供だからビール買えないんだ。どうしよう」

真剣に悩んでいる姿がかわいかった。

「じゃあパパと行こうか」

「うん」

「マルエツが安いぞ」

「そうなの」

そんなわけで父の日の当日に買いに行くことになった。ところが当日の朝、おっさんソフトボール会の練習があったことを忘れていて

「すまん、ちょっと行ってくるわ」

と出掛けなければならなくなった。まあ帰って来てからタクと買いに行けばいいか、と思っていたら嫁が連れて行ってくれたようで、帰って来たら僕の机の上に置いてあった。しかもツマミまで。しかもしかもイカ系とポテト系のツマミのふたつ。

「おつまみはRが買ったんだよ!」

なんと娘・R(中2)が買ってくれたとは。お年頃なのでツンツンしているがたまにデレてくれるのでカワイイ。

早速いただくことにする。いやあ今すぐ飲みたくなったわけではなく、この子達の前でおいしくいただかないと意味がないからなあ…ってウソでーす!すいません、今すぐ飲みたくなりました。

「君らも食べなよ」

1人でツマミをボリボリ食うのもアレなので嫁と子供達にもあげようとすると

「ダメだよ!パパのために買ったんだからパパが食べるんだよ!」

と義理堅いタク。

「いやいや、『おすそわけ』って言ってね、いいんだぜ」

と説得すると

「そうなの」

と食べてくれた。さすがに酒はおすそ分けにすることは出来ないが。

「もしボクが飲んだらどうなるの?」

もちろんタクも本気で飲む気はないが、興味津々に聞いてきたので

「最悪死ぬ!」

「えー!」

しっかり脅しておいた。

しかし僕に聞くことなく好みのハイボールを買ってきてくれた、ということはしょっちゅう僕が飲んだくれているところを見られている、ということであろう。そんなことをツマミを食べながら反省した。そのうち呆れられて、

来年のプレゼントは鼻ツマミだったりして。なんちて。

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