2016-12-10(Sat)
水曜日のカンパネラ「ワンマンライブツアー2016 ~SUPERMAN~ 」2016.12.07 中野サンプラザ
水曜日のカンパネラ、たぶん初のホールライブ。
中野サンプラザに入るとピカピカに磨かれた床タイルやビシッとしたスーツの係員のみなさんがキビキビと働く姿が目立ち、ライブハウスとは違うお上品さが漂ってくる。
開演はだいたい25分押し。ようやく客電が消えたと思ったら「アラジン」のイントロがポワーン。普通にステージから登場せず、上だったり後ろだったり横だったりから現れるコムアイさんは今日はどこからなのか。
…外だった。
まだ降りたままのステージの緞帳に、ロビーで歌いながらフロアまで移動してくるコムアイさんの映像が映し出された。軽快にステージに駆け上がって「シャクシャイン」。難しい歌詞なのに観客に向けて「歌え」と煽る仕草を見せる。
「雪男イエティ」では大きな白いバルーンが降って来た。コムアイさんのいいケリが入ってポーンポーンと客の上を漂う。イエティも2人現れて客席を行脚。お客さんとハイタッチしたりして、イエティ、ノリが良かった。
「座ってても立っててもいいですけど、ワタシ、そういうの関係なくグイグイ迫って行きますから!ホールだからって落ち着いて観れるって思ったバカヤローはアキラメロー!」

自分のために踊って楽しんで!と挨拶をかましたコムアイさんは「ディアブロ」からのノンストップで「桃太郎」。最近は「桃太郎」がトリの曲になり、コムアイさんがウォーターボールに入ってクラウドサーフして暴れまくることが多くなったので、今ではほとんど観られなくなったパターンだった。
おそらく椅子がある中野サンプラザではクラウドサーフは出来ないことから変えてきたのだろう。
「渡されたのは中野名物…えー。こうぎょくまん?…」
現地調達したっぽいお菓子をポイポイ投げ込む。

後で調べたら黄玉満というらしい。中に栗が入っている。
それからステージから降り通路を歩いてお客さんに歌うようにマイクを向けるが、なかなか歌えるお客さんがおらず

「これ代表曲なんですけど!」
と叫ぶ。たとえ知っていたとしてもいきなりコムアイさんからマイクを向けられたら頭の中が真っ白になってしまうのではないだろうか。ところがすごい人はいたもんで、最前列のほうにスラスラ歌える女性のお客さんがいて、
「ステージに上がって!」
コムアイさんに引っ張られてステージに登り、見事に歌い切った。ラップの抑揚も三角打法の振り付けも完璧で、みんな大盛り上がりであった。その光景を見て感じたのは
「どんだけデカいハコでカラオケしてんだ」
このことであった。今後この方はどんなカラオケボックスで「桃太郎」を歌おうが物足りなくなってしまうのではないだろうか。
歌が終わってからコムアイさんが
「今川焼入れといたから食べてね~」
その人のポケットに今川焼を突っ込んでいたのも面白かった。アンコールのMCの時にもタイから来たというお客さんに渡してたので本当に今川焼好きなんだなあ。
トリ曲を序盤で歌ってしまったため
「この先どーしよ」
と笑うコムアイさんだがもちろん素敵な演出は盛りだくさん。「マッチ売りの少女」では、松明のように光る「ポイ」を持った黒装束の人たちが現れ、コムアイさんも2階席に移動しポイを持ってパフォーマンス。コムアイさん以外は仮面舞踏会みたいな目隠しマスクをしていて顔が分からなかったが、僕の前を通り過ぎて行った人の後ろ姿に見覚えがあった。絶対ケンモチさんだ。間違いない。

「フェニックス」で乗っていた神輿も安全優先のためか今日は封印されていたけれども、広いステージで体を美しくくねらせながら、時にはポイダンサーたちとの絡み、また、幾度となく客席に向かって行き、飛び道具的な演出なしでもホール全部を使い切ってやろうというパフォーマンスが素晴らしかった。
中盤のMCで
「何から言おうか、言いづらいことから言います」
と言うので、結婚しました、とか、出産しました、とか、ふたり目産みました、とか、実はヅラだった、とかそういう話かと思ったら
「物販の紹介でーす」
ということでズコー。コムアイさん注目の素材、タイベックのバッグを中心に紹介。あと中野限定のTシャツは既に残り2枚だったらしい。
また、大きなニュースとして2月8日、遂にフルアルバム「SUPERMAN」がリリースされることを初めて告知。リリースが遅れた理由のひとつとしてケンモチさんの骨折が挙げられた。
今年3月、テキサスのフェスに出演するため渡米先のホテルの部屋(2階)にいたケンモチさん。ベランダに出て窓を閉めたらオートロックだったらしく、脱出しようとして飛び降りてしまったらしい。ホテルの人にはヤク中かよと思われたという。音楽家のヤク中…ちょうどタイムリーな話題である。
でも周りの部屋には一緒に来た水カンスタッフがいたし、普通に「助けて」とか言えば気付いてもらえたはずなのに、なんで飛び降りたんだろう?、とか、ケンモチさん、いつも煮干しかじってるのに2階から飛び降りたぐらいで骨折れちゃうの?とか、コムアイさんにとっては未だに謎なんだそうだ。
物販の案内よりもアルバムの話よりも、どんな曲の長さよりも、このケンモチさんボーンブレイク伝説の話が一番尺取ってたのではないだろうか。色々暴露されてしまったケンモチさん、どんな気持ちで聞いていたんだろう。
更にケンモチさんは渡米する際に保険に入っておらず、アメリカは医療費が高いためブラック・ジャックばりにガッツリ請求されてしまったらしい。なので
「保険は必ず入りましょう!」
コムアイさんはこれが言いたかったようだ。
そんなケンモチさんが文字通り骨を折って作った最新曲、「オニャンコポン」初披露。なんだその藤子・F・不二雄キャラの名前みたいなのは、と、後で調べたら西アフリカの偉い神様らしい。歌詞はよく聞き取れなかったが、
「モンプチ、カルカン、マタタビ好きだけど、吾輩は猫じゃない」
そんなフレーズがあったように思う。曲調はちょっと「松尾芭蕉」と「カメハメハ大王」の間のような感じ…?うまく言い表せないが面白い曲。
「おにゃんこぽぉーん」
からの「ユニコ」は染みた。京都黄檗山萬福寺にて、夕焼け直前の空のもと、蝉の鳴き声やそよ風と共に聴いた思い出が忘れられない。ライブの時間は経つのが早いもので
「あと2曲になりましたー!」
「えー!」
ラスト2曲、「松尾芭蕉」ではポイダンサーの皆さんと共にパフォーマンス。ポイをくるくると回すと
「水曜日のカンパネラ」
などの文字が浮かび上がる。どういう仕掛けになっているんだろう。最後は「ドラキュラ」。コムアイさんはまたも客席に突っ込んで行ってお客さんに
「血い吸うたろかー」
と歌わせ、客席の狭いところまで食いこみ過ぎて
「どう帰ったらいいと思う?」
と我に返って去って行った。水カンライブはあまりアンコールをやらないが、今日のライブ楽しかったよ、という意味を込めてコムアイさんが去った後もしゃんしゃんしゃんしゃん…と拍手をしていたらなんと、コムアイさんが戻って来た。
「1曲やって、もう1曲東京の曲をやりたいと思います!」
でも客電をオンにしてBGMも流し始めてしまったら、まずライブは終わりだと判断する。実際帰ってしまった人もいたしそこはちょっと残念。


アンコール1曲目は「ラー」。脇の下サラサラなポイダンサーの皆さんが現れ、水カンマークの黄色いフラッグをたなびかせたりクルクルさせたりの素晴らしいステージを見せてくれた。
曲の終わりにスッと出された丸い小さなトランポリンでしばらく真顔でびよーんびよーんと跳ねてたのが面白かった。
最後はなんと「ミツコ」。「ミツコ」がトリなんて何年ぶりなだろう。新宿LOFTとか渋谷O-NESTなどのそんなに大きくないライブハウスでしょっちゅうやってた時によく観た「ミツコ」。それが中野サンプラザのトリになるとは。
話は逸れるがコムアイさんが歌っている間、ステージにぶら下がってた「脳」っぽい形のオブジェに映し出されていた映像が気になった。コムアイさんがいろんな街を歩いている姿をまとめたものだと思うが、かわいすぎて正直曲に集中できなかった。あの映像、どこかで公開してもらえないだろうか。
クラウドサーフや神輿ナシでも、シンプルに歌と踊りとポイダンサー達とのパフォーマンスの美しさで攻めて来たコムアイさんは非常に魅力的で、ライブ中飽きることなく楽しかった。
ただ、どこにいても何かしらの形でコムアイさんが近づいてくるのが水カンライブの特色であるが、今日それを期待していた後方のお客さんは多少ガッカリしたかもしれない。そんな呟きがツイッター上にチラホラ。座席があったりあれだけ広いとさすがに限界かも。2階席に行くとその真下の1階のお客さんには全く見えなくなるし。
「あんまり2階に行けなくてごめんねー!」
と謝ってコムアイさんはステージの奥に消えて行った。
ケンモチさんの煮干し話で思い出したが、3年前ぐらいのライブで、コムアイさんから
「これあげましょう」
食べかけの煮干しを袋ごとガサッともらってしまったことがある。

晩ご飯だったそうで(画像はその時のコムアイさんツイッターから拝借)。あの時もお客さんの頭の上にちゃぶ台を載せたりロビーまで飛び出して行ったり、何かしらの形で後方まで攻めて行っていた。あれから箱のキャパが今や10倍以上である。
煮干しはカタクチイワシが一般的だが、アゴやアジ、キビナゴ等から作られたものもある。
きっびなーご、きびきびなーご。
煮干しは地方によってはイリコとも呼ばれる。
いーりーこー、おおー、ううー。
これぐらいにしときます。
【セットリスト】
01. アラジン
02. シャクシャイン
03. 雪男イエティ
04. ディアブロ
05. 桃太郎
06. ツチノコ
07.マッチ売りの少女
08.チュパカブラ
09.フェニックス
10.ツイッギー
11.ウランちゃん
12.ユタ
13.カメハメハ大王
14.オニャンコポン
15.ユニコ
16.松尾芭蕉
17.ドラキュラ
アンコール
18.ラー
19.ミツコ
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中野サンプラザに入るとピカピカに磨かれた床タイルやビシッとしたスーツの係員のみなさんがキビキビと働く姿が目立ち、ライブハウスとは違うお上品さが漂ってくる。
開演はだいたい25分押し。ようやく客電が消えたと思ったら「アラジン」のイントロがポワーン。普通にステージから登場せず、上だったり後ろだったり横だったりから現れるコムアイさんは今日はどこからなのか。
…外だった。
まだ降りたままのステージの緞帳に、ロビーで歌いながらフロアまで移動してくるコムアイさんの映像が映し出された。軽快にステージに駆け上がって「シャクシャイン」。難しい歌詞なのに観客に向けて「歌え」と煽る仕草を見せる。
「雪男イエティ」では大きな白いバルーンが降って来た。コムアイさんのいいケリが入ってポーンポーンと客の上を漂う。イエティも2人現れて客席を行脚。お客さんとハイタッチしたりして、イエティ、ノリが良かった。
「座ってても立っててもいいですけど、ワタシ、そういうの関係なくグイグイ迫って行きますから!ホールだからって落ち着いて観れるって思ったバカヤローはアキラメロー!」

自分のために踊って楽しんで!と挨拶をかましたコムアイさんは「ディアブロ」からのノンストップで「桃太郎」。最近は「桃太郎」がトリの曲になり、コムアイさんがウォーターボールに入ってクラウドサーフして暴れまくることが多くなったので、今ではほとんど観られなくなったパターンだった。
おそらく椅子がある中野サンプラザではクラウドサーフは出来ないことから変えてきたのだろう。
「渡されたのは中野名物…えー。こうぎょくまん?…」
現地調達したっぽいお菓子をポイポイ投げ込む。

後で調べたら黄玉満というらしい。中に栗が入っている。
それからステージから降り通路を歩いてお客さんに歌うようにマイクを向けるが、なかなか歌えるお客さんがおらず

「これ代表曲なんですけど!」
と叫ぶ。たとえ知っていたとしてもいきなりコムアイさんからマイクを向けられたら頭の中が真っ白になってしまうのではないだろうか。ところがすごい人はいたもんで、最前列のほうにスラスラ歌える女性のお客さんがいて、
「ステージに上がって!」
コムアイさんに引っ張られてステージに登り、見事に歌い切った。ラップの抑揚も三角打法の振り付けも完璧で、みんな大盛り上がりであった。その光景を見て感じたのは
「どんだけデカいハコでカラオケしてんだ」
このことであった。今後この方はどんなカラオケボックスで「桃太郎」を歌おうが物足りなくなってしまうのではないだろうか。
歌が終わってからコムアイさんが
「今川焼入れといたから食べてね~」
その人のポケットに今川焼を突っ込んでいたのも面白かった。アンコールのMCの時にもタイから来たというお客さんに渡してたので本当に今川焼好きなんだなあ。
トリ曲を序盤で歌ってしまったため
「この先どーしよ」
と笑うコムアイさんだがもちろん素敵な演出は盛りだくさん。「マッチ売りの少女」では、松明のように光る「ポイ」を持った黒装束の人たちが現れ、コムアイさんも2階席に移動しポイを持ってパフォーマンス。コムアイさん以外は仮面舞踏会みたいな目隠しマスクをしていて顔が分からなかったが、僕の前を通り過ぎて行った人の後ろ姿に見覚えがあった。絶対ケンモチさんだ。間違いない。

「フェニックス」で乗っていた神輿も安全優先のためか今日は封印されていたけれども、広いステージで体を美しくくねらせながら、時にはポイダンサーたちとの絡み、また、幾度となく客席に向かって行き、飛び道具的な演出なしでもホール全部を使い切ってやろうというパフォーマンスが素晴らしかった。
中盤のMCで
「何から言おうか、言いづらいことから言います」
と言うので、結婚しました、とか、出産しました、とか、ふたり目産みました、とか、実はヅラだった、とかそういう話かと思ったら
「物販の紹介でーす」
ということでズコー。コムアイさん注目の素材、タイベックのバッグを中心に紹介。あと中野限定のTシャツは既に残り2枚だったらしい。
また、大きなニュースとして2月8日、遂にフルアルバム「SUPERMAN」がリリースされることを初めて告知。リリースが遅れた理由のひとつとしてケンモチさんの骨折が挙げられた。
今年3月、テキサスのフェスに出演するため渡米先のホテルの部屋(2階)にいたケンモチさん。ベランダに出て窓を閉めたらオートロックだったらしく、脱出しようとして飛び降りてしまったらしい。ホテルの人にはヤク中かよと思われたという。音楽家のヤク中…ちょうどタイムリーな話題である。
でも周りの部屋には一緒に来た水カンスタッフがいたし、普通に「助けて」とか言えば気付いてもらえたはずなのに、なんで飛び降りたんだろう?、とか、ケンモチさん、いつも煮干しかじってるのに2階から飛び降りたぐらいで骨折れちゃうの?とか、コムアイさんにとっては未だに謎なんだそうだ。
物販の案内よりもアルバムの話よりも、どんな曲の長さよりも、このケンモチさんボーンブレイク伝説の話が一番尺取ってたのではないだろうか。色々暴露されてしまったケンモチさん、どんな気持ちで聞いていたんだろう。
更にケンモチさんは渡米する際に保険に入っておらず、アメリカは医療費が高いためブラック・ジャックばりにガッツリ請求されてしまったらしい。なので
「保険は必ず入りましょう!」
コムアイさんはこれが言いたかったようだ。
そんなケンモチさんが文字通り骨を折って作った最新曲、「オニャンコポン」初披露。なんだその藤子・F・不二雄キャラの名前みたいなのは、と、後で調べたら西アフリカの偉い神様らしい。歌詞はよく聞き取れなかったが、
「モンプチ、カルカン、マタタビ好きだけど、吾輩は猫じゃない」
そんなフレーズがあったように思う。曲調はちょっと「松尾芭蕉」と「カメハメハ大王」の間のような感じ…?うまく言い表せないが面白い曲。
「おにゃんこぽぉーん」
からの「ユニコ」は染みた。京都黄檗山萬福寺にて、夕焼け直前の空のもと、蝉の鳴き声やそよ風と共に聴いた思い出が忘れられない。ライブの時間は経つのが早いもので
「あと2曲になりましたー!」
「えー!」
ラスト2曲、「松尾芭蕉」ではポイダンサーの皆さんと共にパフォーマンス。ポイをくるくると回すと
「水曜日のカンパネラ」
などの文字が浮かび上がる。どういう仕掛けになっているんだろう。最後は「ドラキュラ」。コムアイさんはまたも客席に突っ込んで行ってお客さんに
「血い吸うたろかー」
と歌わせ、客席の狭いところまで食いこみ過ぎて
「どう帰ったらいいと思う?」
と我に返って去って行った。水カンライブはあまりアンコールをやらないが、今日のライブ楽しかったよ、という意味を込めてコムアイさんが去った後もしゃんしゃんしゃんしゃん…と拍手をしていたらなんと、コムアイさんが戻って来た。
「1曲やって、もう1曲東京の曲をやりたいと思います!」
でも客電をオンにしてBGMも流し始めてしまったら、まずライブは終わりだと判断する。実際帰ってしまった人もいたしそこはちょっと残念。


アンコール1曲目は「ラー」。脇の下サラサラなポイダンサーの皆さんが現れ、水カンマークの黄色いフラッグをたなびかせたりクルクルさせたりの素晴らしいステージを見せてくれた。
曲の終わりにスッと出された丸い小さなトランポリンでしばらく真顔でびよーんびよーんと跳ねてたのが面白かった。
最後はなんと「ミツコ」。「ミツコ」がトリなんて何年ぶりなだろう。新宿LOFTとか渋谷O-NESTなどのそんなに大きくないライブハウスでしょっちゅうやってた時によく観た「ミツコ」。それが中野サンプラザのトリになるとは。
話は逸れるがコムアイさんが歌っている間、ステージにぶら下がってた「脳」っぽい形のオブジェに映し出されていた映像が気になった。コムアイさんがいろんな街を歩いている姿をまとめたものだと思うが、かわいすぎて正直曲に集中できなかった。あの映像、どこかで公開してもらえないだろうか。
クラウドサーフや神輿ナシでも、シンプルに歌と踊りとポイダンサー達とのパフォーマンスの美しさで攻めて来たコムアイさんは非常に魅力的で、ライブ中飽きることなく楽しかった。
ただ、どこにいても何かしらの形でコムアイさんが近づいてくるのが水カンライブの特色であるが、今日それを期待していた後方のお客さんは多少ガッカリしたかもしれない。そんな呟きがツイッター上にチラホラ。座席があったりあれだけ広いとさすがに限界かも。2階席に行くとその真下の1階のお客さんには全く見えなくなるし。
「あんまり2階に行けなくてごめんねー!」
と謝ってコムアイさんはステージの奥に消えて行った。
ケンモチさんの煮干し話で思い出したが、3年前ぐらいのライブで、コムアイさんから
「これあげましょう」
食べかけの煮干しを袋ごとガサッともらってしまったことがある。

晩ご飯だったそうで(画像はその時のコムアイさんツイッターから拝借)。あの時もお客さんの頭の上にちゃぶ台を載せたりロビーまで飛び出して行ったり、何かしらの形で後方まで攻めて行っていた。あれから箱のキャパが今や10倍以上である。
煮干しはカタクチイワシが一般的だが、アゴやアジ、キビナゴ等から作られたものもある。
きっびなーご、きびきびなーご。
煮干しは地方によってはイリコとも呼ばれる。
いーりーこー、おおー、ううー。
これぐらいにしときます。
【セットリスト】
01. アラジン
02. シャクシャイン
03. 雪男イエティ
04. ディアブロ
05. 桃太郎
06. ツチノコ
07.マッチ売りの少女
08.チュパカブラ
09.フェニックス
10.ツイッギー
11.ウランちゃん
12.ユタ
13.カメハメハ大王
14.オニャンコポン
15.ユニコ
16.松尾芭蕉
17.ドラキュラ
アンコール
18.ラー
19.ミツコ
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