2016-07-20(Wed)

水曜日のカンパネラ「ワンマンライブ2016“未確認ツアー”」宇治 黄檗山萬福寺 2016.07.18

水曜日のカンパネラ「未確認ツアー」、最後の地は京都府宇治市の黄檗山萬福寺。おうばくざんまんぷくじ。読めなかった。

ここは明の高僧・隠元隆琦が日本に招かれて開いた寺で、今でも中国様式が色濃く残るお寺である。もちろんライブハウスなどではないが広大な敷地を誇る。

コムアイさんによるとここでライブを行なうきっかけは、このお寺は華僑の檀家が多く、彼らが行う祭典がとても華やかで、こんなライブをしてみたい、と思ったことにあるという。

僕は午前10時ごろに京都に着き、京都の市内で水カンと繋がりがありそうな地をいくつか訪れていた。

水曜日のカンパネラ
まずセカンドアルバム「羅生門」にちなみ羅城門跡地。昔物販で買った「羅生門」とデカデカとプリントされたTシャツを着ており、通りすがる地元民から

「こいつ、『門マニア』じゃね?」

とか思われていやしないか恥ずかしかった。

水曜日のカンパネラ
次に「義経」ゆかりの地、五条大橋。へーちゃみへーちゃみ。なんでちんちん丸出しなんだろう。

そんなことをしていたら現地到着が14時ごろになってしまった。それでも物販開始は15時からだから余裕だろ…と思ったら既に物販待ちで並んでいる人達が多数おり、大人気で超品薄のポーチはこの日も20個もないんじゃないかと言われていたので涙を飲んで諦め、近くのローソンでお酒を買ってエナジーチャージをした。

水曜日のカンパネラ
ライブ開始前物販のにぎわい。

物販後は拝観料600円を払い、リストバンドを貰って「三門」をくぐり、境内の奥へ。ライブハウスのワンドリンクみたいなもんだ。ちょうど値段もシンクロしていてなんとなく面白い。

16時の開場時間まで境内の定められたエリアでウロウロして過ごす。

水曜日のカンパネラ
雪男イエティと遭遇したり、運が良かった人は30代クリエイターK氏(コムアイさんの同棲相手ではない。ていうかケンモチさん)に遭遇したり、開演前からUMAが徘徊していた。

水曜日のカンパネラ
16時過ぎ、開場。コムアイさん曰く「エロ目」という布袋さまが祀られている「天王殿」の先で

水曜日のカンパネラ
「大雄宝殿」(本堂)の前にある月台を利用したステージが設けられていた。中央には花道もあった(画像はライブ後のもの)。

ライブは例によって押した。今回は30分。時間のわりにあまり待たされている気がしなかったのは荘厳な寺院にいる非日常感と、周囲の森林の緑と蝉の声によるのどかさによるものだろうか。

やがてぶおいいいん、と「ラー」のイントロが響き渡り、

「お待たせしましたー!」

観客エリアの左後方から移動式の櫓みたいなのに乗ってコムアイさん登場。カレーメシ君も一緒だ。歌いつつ太鼓をズンドコ叩きステージに降り立つと、すぐさま「シャクシャイン」に繋ぐ。北海道難解地名のリズミカルなラップにトライバルなドラムンベース。寺だけにいっそのこと木魚叩きまくってくれないかなと思った。

「1,500人だって。けっこう余裕で入ったねー。」

ひと息ついて挨拶。かなりの暑さと人の多さなのにこれ以上湯気出してどうすんだっていうのもありますが…としながらも

「温泉は好きですか!」

おなじみ「ディアブロ」のコールアンドレスポンスの練習。

「いえーい!」

と我々が答えると

「本当に温泉が好きかどうかは聞いてないんで。全員が応えやすいやつを敢えて聞いてるんで」

とにかくコールしたらレスポンスしろ的な指導で「ディアブロ」。萬福寺付近の住人も呼んでいるらしい。周囲は普通の住宅街なので近隣との調整をしっかりしたのであろう。

ノンストップで「小野妹子」。コムアイさんが歌い、踊りまっていると、大雄宝殿の中から僧侶が8人ゾロゾロと現れた!ビシッと袈裟を着用しながら、ある僧侶は恥ずかしそうに、別の僧侶はノリノリに、それぞれコムアイさんのフリを真似しながらパフォーマンスしているではないか。花道にまでもゾロゾロとやって来てまるで「ぶっちゃけ寺」状態。

「雪男イエティ」では先程のイエティと、先日都内を練り歩いた際のと同じイエティ2匹が現れ、更にステージから巨大な風船が投げ込まれた。しかし松の木が多いものだから松の葉が刺さって速攻でボウンと割れてしまっていた。

一旦ステージ後ろに引っ込んだコムアイさん。しかし「フェニックス」の曲と共にすぐに戻って来た。新木場でも見せたモリゾー・キッコロみたいな緑の「さなぎ」。

「だいじょうぶっきょうー!」

と叫んでからさなぎを脱ぎ捨て、背中から現われ広がったのはフェニックスの羽根。

水曜日のカンパネラ
花道をすたこらと通り過ぎて蓮の花フロートに乗り、我々観客の間を漂った。その速度が結構速くて驚いた。

「やること多過ぎて頭がパンクしそう。まだ半分もやってないのに」

としながらも告知を。まずはインタビューやラブドールとの記事、「人拓」などが載った雑誌「Rolling Stone 日本版」を見せ、次は同棲生活をすっぱ抜かれてしまった「フライデー」も見せて記事を読み始めてしまった。読むと溜め息が出るのか、「ぶふー」というマイクに息が当たる音も。

「彼女は現在30代のクリエイター(イベント制作スタッフ)と同棲生活を送っている…。イベント制作スタッフってことはライブ作ってるチーム今日全員ここにいるんで俺だって人は来て下さい!」

などと言い、また、コムアイさんがからあげくんレッドを頬張っている姿を隠し撮りされた写真は、仕込みじゃないかってぐらいとても可愛いのだけれども

「これステッカーにしてみんなにお配りしますので」

とのことなので楽しみにしたい。そして

「ここに書いてあることはすべて事実です!」

と自ら証明してしまい、「日本一美しいリアル人妻『恥じらいのヘアヌード』」並木塔子さん35歳のエッチなページに

「並木塔子」

とサインし放り投げて観客にプレゼントしてしまっていた。

「私生活も確認済みになったってことで…謝りませんけど応援してください…がんばろっ。恋愛もがんばろっ」

と自分を励ましつつ「チュパカブラ」。新木場のライブでも登場したお色気美人ナースがちょうど僕のすぐそばに現れ、艶めかしく踊りまくる。僕のそばにいたお兄さんの腕に注射を打つフリをしており僕も注射されたい。

また、変な格好のカメラマンおじさんも現れてナースと共にステージに上がり大暴れ。そこから「ウランちゃん」「バク」の連続レイヴ曲。お寺の境内の野外レイヴなんてそうそうない。特に「バク」では巨大な白い布が現れて、四隅を4人の黒子(うちひとりはDir.Fさん)がそれぞれ長い棒で支えて掲げ、その布にコムアイさんが絡みながら踊り、寺の荘厳さと音楽の発狂さとコムアイさんの妖艶さがごった煮になってゆく。

「バク」がフェードアウトしてゆくと、少し間をおいて場をクールダウンするかのようにぴちょんぴちょんと水の気配。「ユタ」である。仏教とは別系統のシャーマニズムの歌が寺の真ん中で響き渡るというミスマッチが面白かった。

コムアイさんはこのお寺の簡単な説明もする。先程書いたように中国の影響が色濃く残っているお寺なので、ラストエンペラーみたいなステージにしたかったという。

続いて「猪八戒」。先程イエティ役だった男性が三蔵法師のコスプレをして現われ、ATフィールドの青木さんは沙悟浄の格好をして登場。その衣装を一枚脱ぐと

「アディダスじゃなくて、カッパです!」

ちゃんとKappaのジャージを着こんでいた。コムアイさんもいつのまにかブタ鼻をしていて、曲中にきゅうりを客席に投げ込むわ最後はブタ鼻も放り投げるわでチェケラッチョ。

一転、もののあはれ的な「ユニコ」が周囲の風景と見事にマッチして本当に泣けた。大雄宝殿の雄大さと山の緑、黄昏時になりかけのちょっとだけ寂しくなった日差しに、コムアイさんの伸びやかな歌声とオケの人懐こいギターのメロディが溶け込んでゆく…。

と思ったら間髪置かずに「ツチノコ」。いつの間にか篝火が灯っていた。コムアイさんはMVと同じように花束を情熱的に歌い踊った。花束は最後に松明に投げ入れられ、あっという間に燃えて消えた。

「桃太郎」では木やら障害物が多くて危ないんじゃないかと思われたけれども、やっぱりやった、エアボールでのクラウドサーフ。透明な大きなエアボールの中にコムアイさんが入って、慎重にステージからフロアの海へドンブラコ。

実はこの曲が最後の予定だったらしいが、やっぱ少なすぎるよね、ということでボールに入ったまま「ドラキュラ」。

「このまま楽屋まで行くわ!」

などと叫び、再び観客の海に飛び込みドンブラコしながら歌った。最後は今日登場した雪男やらナースやらカメラマンやらカレーメシ君やらが大集合。ケンモチさんもステージに現れて手を振って挨拶をし、みんな揃ってフィナーレ。

全国を駆け抜けた「未確認ツアー」。僕は最初の新木場と最後のココの2回だけ観が。セットリストはほぼ同じだが、ココだけでしか出来ない、というライブをその都度やっていてとても楽しかった。コムアイさんは

「大カラオケ大会」

などと自虐的に言っていたが、次のワンマンライブでは更に箱が大きくなるだろうが、それでも我々を魅了する新しいライブを作ってくれるに違いない。

でもお寺のライブはもう一度体験してみたい。お寺の空間の中にコムアイさんが美しく溶け込んだ世界が素晴らしかった。

ホントにホントにホントにホントにコムアイだ〜♪
近すぎちゃってどうしよう♪
可愛くって、どうしよう♪

宇治〜ミサキパーク!

なんちて。

【セットリスト】

01.ラー
02.シャクシャイン
03.ディアブロ
04.小野妹子
05.雪男イエティ
06.フェニックス
07.チュパカブラ
08.ウランちゃん
09.バク
10.ユタ
11.猪八戒
12.ユニコ
13.ツチノコ
14.桃太郎
15.ドラキュラ

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