2016-06-30(Thu)

WAGAYA NO OWARI

今年のはじめごろ、娘・R(12才)がセカオワことSEKAI NO OWARIにどっぷりハマっていた。

Rがちっちゃい頃は僕がハマってたPerfumeやきゃりぱみゅなどを聴いたりフリコピしていたものだが、近頃は親がコレいいよーとか言っても聞く耳持たず、もっぱら近所の同級生・Yちゃんの影響をモロに受けている。

Yちゃんには更に流行に敏感なお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんがハマる→Yちゃんがハマる→Rがハマるという流れで伝播しており、セカオワもYちゃん経由でハマったという。

Rがこんなに音楽にハマるのはやまだかつてなかったことなので、

「ねえパパ~。CD欲しい~」

とおねだりされたら買ってやったし、

「ねえパパ~。iPodかウォークマンが欲しい~」

とおねだりされたら秘蔵のiPod classic160ギガもくれてやった。ついでに

「ねえパパ~。スマホ欲しい~」

ともおねだりされたが

「それはダメ」

それだけは容赦なく却下した。

僕もちょうど今のRぐらいの時にYMOにドハマりして、それから音楽を本格的に聴くようになったんだっけ…そんなことを思い出した。YMOは程なく「散開」(解散)してしまい、最後のライブの様子がテレビで流れていたのを

「テレビじゃなくて実際に観ておきたかった…」

と寂しさと悔しさでいっぱいになりながら観ていたものである。

そこでハタと思いついた。そんな後悔をしないように、一度セカオワのライブに行ってみたらどうか。RとYちゃんを誘ったら超ノリノリで

「行きたい!」

と言うのでチケットを取った。それが約半年前。話はそこで一旦終わり、ライブ1ヶ月前になってから改めて

「行くよね?」

と確認したところ

「あっ。そっかー。ライブ行くんだっけー。でももうセカオワブーム過ぎたしなー」

なんと、セカオワ熱はあっさり醒めていた。HAYARI NO OWARI。これだから若い娘は!ハマるのも早いが飽きるのも早い。オッサンが若い娘の気を引くのは大変である。

でもまあせっかくチケットはあるしもったいない、ということでライブには行った。場所はさいたまスーパーアリーナ。残念ながら後ろ過ぎて超見づらい席であったが、それでもブームは去ったとはいえハマりまくったミュージシャンのライブである。しかもステージに不気味な洋館などの凝りまくったセットもある巨大なハコである。ふたりは

「楽しいっていうよりすごい」

と興奮していた。

ちなみにこのライブにはストーリーがあって、セカオワの4人は実は不気味な洋館に住むミュージシャンのフリをしたモンスターで、なんと人間を食らう。

「あー、久しぶりに人間を食べたい。今日はそれとは知らずノコノコとやって来たやつらがたくさんいるわー」

というライブ中劇がスクリーンに流されていたりした。どうやら我々はエサという設定らしい。

実際ライブの途中で、ステージ近くにいた若い女の子が屈強なガードマンにヒョイと担ぎ上げられたかと思うと、フカセが手を取ってステージに登らせ、洋館までエスコートして行くではないか。その女の子の

「えーマジマジヤバイヤバイ」

という真っ赤になってイキそうな顔がスクリーンにでかでかと映し出されて、やがてフカセが洋館の扉を開けると、バタンとふたりで入っていった。

「…食べられちゃうのかね」

とRたちと話していたら、観客のひとりの男が

「あたしを食べてーーーーっ!」

めっちゃくちゃ馬鹿でかい声を上げたもんだから会場大爆笑。アイドルのライブなどではこういうダミ声で野次を飛ばし、アイドルにレスポンスを求める厄介なオタクがいるけれども、アイドル現場に限らずどこにでもいるものなんだなあ。

また、驚いたことにセカオワのライブでは写真撮影がOKだった(動画撮影・録音は禁止、フラッシュや自撮り棒を使った撮影も禁止)ので僕も時々撮ってみた。Yちゃんもスマホを持っており結構パシャパシャ撮っていて、それはいいんだけれども、それをいちいちLINEのいろんなグループに

「セカオワのライブにいるー!すごーい!」

とかものすごい速さのフリック入力でばんばん打ち込んでいて、まるで実況。ちょっと覗き込んでみると

「恋愛相談」

っていうグループにも打ち込んでるし。ちゃんと恋愛ネタ書けよ、ってそういう話じゃないか。なるほど。スマホを持たせるとこうなるのか。拒否してよかった。

ライブは盛り上がったまま2時間半ほどで終わり、帰り道、

「今、君達が一番好きなミュージシャンは誰なん?」

「三代目!」

「あと星野源!」

「ふーん」

そんな話をしつつ無事Yちゃんを家に送り届け、親御さんに挨拶して僕らも帰宅。ドラゲナイドラゲナイ、ふーふふん、ふーふふん(歌詞知らない)、と歌いながら冷蔵庫を開けると僕がいつも常備してある缶ハイボールが1本あった。

しかしハイボール缶は確か昨日で全部飲んでしまっていて、ストックはないはずだけど…?

と思ったのだが、実は1本隠れていたのかな?と思い直してプシュッと開けてぐいっと飲んだら

「ああああああー!」

息子・タク(10才)が絶叫を上げた。

「なんだ。どうした?」

と驚くと、嫁も目からビームが出そうな勢いの形相で僕を睨み、

「それ、タクが父の日のためにコッソリ買っておいたやつなの!何してくれちゃってんの!」

「えええー!」

なんと、タクのサプライズだったのだ。それを真っ先に取ってしまうとは…てかそういえば今日、父の日だったわ…。

シクシク泣いているタクに「ごめんよ」と謝ってもガン無視されるし頭をなでようとしても手をぶおんと振り回して近寄らせてくれない。

あー…苦い酒になってしまった…。

僕、ドラゲナイ。

息子、ニノクガツゲナイ。

なんちて。

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