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2016-05-25(Wed)

参観王に、おれはなる!

娘・R(12才)の中学校で学校開放日があった。

中学生になったRの授業風景を見てみたいのはもちろんのこと、最近建て直したばっかりのシャレオツな校舎の中も一度見てみたかったのだ。しかし当のRは

「絶対来ないでよ!」

と親の敵のような目で僕を睨んで登校して行った。親は僕だけど。

「よっぽどオヤジに来て欲しくないんだな…」

と、嫁の前でため息を付いたら

「私も『行く』って行ったらケリ入れられたわ」

来て欲しくないのは僕だけではないらしい。しかし

「ボクも中学校見たい」

あと2年後にはその中学校に通うことになる息子・タク(10才)も興味津々であった。だいたい授業参観なんてものは、子供や教師がちゃんとやってるかどうか親がチェックするためにあるものであって、子供から「来て」とか「来るな」とか指図されるものではないはずだ。

そんなわけで「ふざけんな思い上がるな」という勢いで3人で行ってしまった。

しかし、校舎内に保護者はポツリポツリとしかいなかった。最初に目に付いた3年生のクラスを覗いてみると生徒たちから思いっきりガンを飛ばされて完全にアウェイ。もっと保護者で溢れ返っているものなんじゃないの?と思ったが…。なんだか僕らだけがヒマなミーハーみたいである。

そうなるとRが「なんでウチだけ!」と嫌っても無理がないなあ…と思いつつそーっとRの教室を後ろから覗いたら…。

バッチリ目が合ってしまった。

ちょうどグループ作業をやるみたいで、机をガタゴトと移動している時であった。Rは僕らを見つけると、ものすごい勢いでダン!と机を叩き、鬼のような形相で睨んでいる。隣にいたRの友達のメグちゃんが驚いてこちらとRを交互にキョロキョロと見ている。

「やべ、怒った」

とびびった僕ら。しかし怖い顔だったのはほんの束の間で、涙をポロポロ流して泣き出すではないか!

「やべ、泣いちゃった」

僕らはそそくさと教室を後にした。

「まさか泣くほど嫌うとはね」

なんかすごい悪いことをしたようなダークな気持ちになり、ヒソヒソと廊下で話す。

「私、そろそろ時間だから仕事行くわ」

僕の千倍は怖い嫁もさすがに苦笑いで学校を後にした。嫁だってよかれと思ってギリギリの時間の中、都合つけてたんだけどなあ…。そんな中、

「僕らも帰るか」

とタクに言うと

「やだ、学校の中見たい」

彼だけはすっかりワクワクの探検モードになってしまっていた。僕はめんどくさいしRのリアクションによりテンションがだだ下がりだったので

「少しだけだぞ」

サーッと見てとっとと帰ろうと思ったのだが、タクがどんどん進んで行ってしまうので結局ほぼくまなく校舎内を回ってしまった。代官山の蔦谷書店みたいな図書館とかシャレオツなオープンスペースとか吹き抜けとかがあって僕らの時代とは違い、今風の校舎であった。

「パパ、トイレ~」

「しょうがねえなあ、あ、こっちにあるぞ。行って来い」

トイレも入ってみると綺麗だ、と感動するとタクが個室の扉を閉める音がバタン。

「おいお前、うん○かよ!」

「うん」

タクにとっては未知の世界であろう、初めて来た中学校なのにいきなりうん○するとは大した度胸である。そういえば僕は大学生時代、大学のそばに住んでいた。夜中ヒマだったので木村という友達とふたりでよく大学に忍び込んだ時があるのだが、そいつは

「ちょっとう○こ」

必ず女子トイレでう○こしていたのを思い出した。何が彼をそうさせていたのか良く分からなかったが、今思い出してみるとただの変態だったのだろう。

そんな感じで学校見学を終え、あとはRが帰って来たら怖いだろうなー、とビクビクしながら家で待っていたら

「ばん、だすだすだすだす」

乱暴にドアを開ける音と床を叩き付けるような足音と共に帰って来たRが

「なんで来るかなあ!」

と、恨み節を吐き捨ててヒイイイ。しばらく近寄り難かった。しかしそうこうしているうちに昼飯時。お腹がすいているはず。

「何か食べたいものある?」

恐る恐る聞いてみると

「…ひやしうどん」

とのことなので用意して食べさせるとだんだん態度が軟化してきて、

「○○室見た?あそこはねえ…」

校舎の解説をするようになったり

「パパ、足の爪切ってー」

甘えてくるようになった。中学生のRはツンデレである。

これは単に時と共に怒りが消えていっただけなのだろうか。それとも完全に許されたということなのだろうか。

前者なら今後授業参観に行きたいと言っても決して許されないだろうし、後者なら今後も許されるだろう。

いったいどっちなのだろうか。前者か後者か。

学校だけに、校舎がいいなー。なんちて。

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