2016-02-29(Mon)

水曜日のカンパネラ「水曜日のカンパネラ・ワンマンライブ OEDO!」2016.02.28 お台場Zepp DiverCity

二日前の金曜日、「ミュージックステーション」に初登場し、見事な生出演をやってのけた水曜日のカンパネラ。

水曜日のカンパネラ
その興奮が覚めやらぬままのいいタイミングでのワンマンライブ。

水曜日のカンパネラ
びっしり人で埋まったZepp DiverCity。今日はコムアイさんどこから出てくるのかなーと横や後ろをキョロキョロ探していたら、

「ウオオオン」

と歓声が上がり

「え?」

と振り向いたら普通にステージに登場していた。しまった、出てくる瞬間見逃した。

アルバム「ジパング」のうち、前回のワンマンライブではやらなかった2曲のうちの1曲、「西玉夫」から始まった。コムアイさんの衣装は茶色いワンピース。袖と丈が短めなので「貫頭衣」っぽく、なんだか弥生時代の人みたいだ。

四大文明の歌「西玉夫」や西遊記の歌「猪八戒」、遣唐使の歌「小野妹子」などの古代をテーマにした歌がますますそう感じさせ、発狂ダンスミュージック「ウランちゃん」や雨乞いの歌「ユタ」ではアマノウズメってこんな感じだったのかしら、とも思えた。

その後挨拶。今日はコムアイさんのお父さんがライブを観に来ていた。2階席でスポットライトを当てられたお父さんが手を振っていた。お名前がマコトさんとのことで、

「マーコート!マーコート!」

マコトコールが自然発生。有名なアメフトの解説者でコムアイさん曰く、目立つのが好きで喋るのも好きで、今マイクを渡したら1時間ぐらい喋るだろうとのこと。お互いを誇らしく思ってそうな良い感じの親子に見えた。

そんなMCからの「ライト兄弟」。古代から近代に移って来た。それからノンストップで現代の物欲あふれる「ツイッギー」に切り替わったので、そろそろ貫頭衣を着替えたら面白いな、と勝手に思っていたら、なんと唐突にセグウェイが登場し、コムアイさんはひゅいーんひゅいーんと何回か前進後退を繰り返してステージを去って行ってしまった!

ちょっとだけ間が空いて暗転、ステージにはコムアイさんがヤフオクで手に入れたという、駅のベンチのような4連の椅子が現れた。再び現れたコムアイさんは

「ひえっひえー」

「ナポレオン」をその椅子に座りながら歌う。服も全身白にお色直ししていた。おお、さすがだ。

「なんかきたー!」

フロア後方から歓声が上がったので振り向いてみると、おみくじがビッシリ結ばれた木の枝やら提灯やら何本ものマネキンの腕やらでデコレイトされた怪しげな輿が客を掻き分けてステージ前までやって来るではないか。コムアイさんはそれに乗ってフロア内をゆっくりと歌いながら回る。輿ON THE輿。

水曜日のカンパネラ
ライブ後に展示されていた輿。

続く「モスラ」では2階席に乱入。懐中電灯を照らしながら暗い中を突っ切って行く。最近はライブであまり見ることがなくなってしまったが、かつてはほぼライブ定番曲だった「モスラ」。フロアを暗くしてコムアイさんが懐中電灯片手に徘徊するのが鉄板のパフォーマンスであった。小さなライブハウスでやっていた時代によく見た光景。こんなに人が多くてこんなにでかい空間になっても相変わらず同じ無茶をするんだな…と目頭が熱くなった。視界がぼやけ、遠くで客を掻き分けてるコムアイさんの白い服がかつていつもライブで着ていたアオザイに見えた。

そしてキラーチューン「桃太郎」。大きな桃…じゃなくて大きな透明ビニールボールが客の上をドンブラコしてきた!中にはコムアイさんが入ってて更にビックリ。コム太郎だ。

ボールがクラウドサーフする行き先は誰にも分からない。急に方向が変わると

「どうしてこんな、仕打ちを受けなきゃ…ひゃー!」

コムアイさんは歌いながら中でゴロゴロ転げるし、マイク越しに「ゴツン」という痛そうな音も聞こるしで何気にデンジャーな香り。

先に行われた大阪ライブでは客にもみくちゃにされて前歯が折れたというが、コレも危なくない?とハラハラしながらも基本的には面白いので自分のところに来た時には思いっきりどーんと突いてしまった。

僕の頭の上をコムアイさんが通過して行ったのは、昨年のやついフェスにてコムアイさんが横にした脚立の上に座ってクラウドサーフをした時以来。あの時は脚立にはまってくいこんだお尻が通過して行ったものである。

曲の終盤にはちゃんとステージに戻してあげる優しいクラウドサーフにてコムアイさん帰還。さすがに息切れしていて、一息ついてから

「いい湯ーだね」

「いい湯だね!」

「手の指の皮が」

「ふやけるね!」

「いい湯ーだね」

「いい湯だね!」

「ほどほどにしないと」

「のぼせるね!」

このコールアンドレスポンスの練習をすると、さすがワンマン、客の声がデカい。

「BRAHMANとやった時はちっちゃかったのに」

と驚くコムアイさん(2/20の「NYA!NYA!NYA! ~EXTRA~ vol.2」。タイバンのBRAHMANとトリプルファイヤーのファンも多かったせいかあんまり声が出てなかった)。

コムアイさんは最前にいたお客に練習を任せるという新しい試みをし、マイクを渡されたお兄さんは

「いい湯ーだーね」

「いい湯だね!」

「ほどほどにしないと!」

手の指の皮が、のフレーズをすっ飛ばしてしまい会場大爆笑になったところでミュージックスタート。お兄さんおいしいナイスボケ。

ディアブロの終わりからすさかずカットインで「ラー」のイントロに繋ぐエモさ。更にノンストップで「シャクシャイン」。本日最大の踊りたくなったポイントがココ。

3曲続けた後にMステの話など。Mステに出るとか、もう遠い存在になっちゃうんだろうなー、って感じてる人もいるかと思うので、それを裏切って手作り感ある演出にしたとのこと。

テレビに見立てた四角い枠を用意し、その中で「桃太郎」を歌っていて、「ラー」に切り替わる時にカメラが思いっきり引いて広いステージが映し出されたあの瞬間、

「え、あんな狭いはじっこでやってたんだ」

と驚いたものであるが、それもまさにコムアイさんが狙っていた演出だったようだ。

テレビ業界の人はツイッターなどに書かれる、番組を見たリアルタイムな反応をとても気にしているらしい。好意的な反応がたくさんあれば次の仕事にも繋がっていくという。Mステの直後にコムアイさんが「話題にしてくださった皆様、ありがとう」とツイッターに書いていたのはそういうことだったのだ。

また、こないだ観たんですけど…とグラミー賞受賞式の話も。「私も狙っていきたい」と大きな野望を語る。グラミー賞は単に売れたからという理由で与えられていることもあるけれども、本当に実力がある人達も無視せず外さず、何らかの賞を与えている。私はそっちの方で選ばれたい。今は女の子ということでハードル下げてもらってるところがあるけれど、もうちょっとがんばって、訓練して、もっと実力をつけたい、なんてことを言っていた。たまに素直に真面目な面を見せる。

さて、大阪のライブではその土地にちなんで「カーネル」を歌ったという。東京では「モノポリー」と「ミツコ」であった。「お七」も捨てがたかったが。「ミツコ」では一部歌詞がぶっ飛んでしまう。でも昔もそういうことがよくあったし、久しぶりにやったぐるぐるまわってこーい、三千円ポッキリデースなどの振りコピも含めこれもよき思い出。

ライブも終盤、これも前回のワンマンでやらなかった「マッチ売りの少女」。今回は素晴らしい演出で見せてくれた。Mステでも披露していた様々な光を発する棒(ライブ後、振付の竹森先生に「ポイ」というんです、と教えてもらった)を持ったポイアーティストの方々が登場。

コムアイさんもポイを持ち、マッチをシュッと擦るようなしぐさを見せると、先端が燃えるような赤い光が灯り、ホンモノのマッチ棒のように見え、ポイをぐるぐる回してファイヤーダンスを見せると光が松明の炎のようになったりして美しい。コムアイさんもポイさばきがけっこうウマい。一生懸命練習した姿を想像すると燃える、じゃなくて萌える。

最後の曲「メデューサ」でもポイの光の演出。ポイをクルクルと回すと、水滴に渦巻きの水カンマークや「水曜日のカンパネラ」などの文字も浮かび上がってくる。ポイってアイドルオタクが振り回すサイリウムの兄貴ぶんみたいなもんかと思ってたけど全然違ってた。ハイテク過ぎる。

全ての曲が終わり、コムアイさん退場。よきライブであった…としばし放心状態でいたら

「もう1曲やっていいですか」

とコムアイさんの声が聞こえ、アンコール「ドラキュラ」。ヤフオクにて5,000円で買ったという巨大招き猫バルーンがフロアに投げ込まれ、コムアイさんもフロア後方を練り歩きながら歌っていたようだ(僕はステージ近くにいたので全く見えなかった)。「ドラキュラ」では終盤のサビを誰かひとりに歌わせる刑、という定番ネタがあり、過去様々な人がコムアイさんから無茶振りされていたが、今回は遂にケンモチさん。

「セイッ!血い吸うたろかー」

千の風かよ!みたいな声を低く、野太くして歌い始めたので思わず噴き出してしまった。

水曜日のカンパネラ
これにて本当にライブ終了。今日もコムザルがお見送り。

Mステ出演が相当プレッシャーだったようで、冒頭で

「山を越えたので今日のライブはそのご褒美みたいな感じで、好きにやらせてもらいます」

と言っていた通り、ワンマンライブというホームでのびのびとやっており、ステージでの立ち振る舞いも無駄がなく一層磨きがかかっていて、Mステで一皮向けた感があった。

演出についてもどんどん会場が大きくなるにつれ常に新しいものをを考えなければならないだろうが、この場所で出来ることをきちんと考えているようで随所で面白いネタ、演出を突っ込んできて飽きが来なかった。本当にすべてが楽しかった。

さて、今後の展開はどうなるのだろうか。今年もたくさん楽しいことをするとコムアイさんは言っていた。

水曜日のカンパネラ
今、分かっているのはRED BULLのサクラフレイバー(帰りにお土産で配られた)とのコラボ企画で「チュパカブラ」なる曲が制作中ということ。そういえば今度新しいPVを撮りに行田市に行くという。

「行田って言っただけで特定されるような狭いとこじゃないよね?」

とコムアイさんは言うが、何人もの客が速攻で

「古墳!」

と叫ぶのでハトが豆鉄砲食らったような顔になっていた。

「へー…古墳が…あるんですかー」

すっとぼけつつも表情が固まったままだったのでどうやら図星の模様。「チュパカブラ」のPVかどうかは不明。

コムアイさんが、古墳で撮影…。

わっかい娘が、こっふーん(すいません)。

【セットリスト】

01.西玉夫
02.ウランちゃん
03.ユタ
04.猪八戒
05.小野妹子
06.ライト兄弟
07.ツイッギー
08.ナポレオン
09.モスラ
10.桃太郎
11.ディアブロ
12.ラー
13.シャクシャイン
14.モノポリー
15.ミツコ
16.マッチ売りの少女
17.メデューサ

アンコール

18.ドラキュラ

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