2015-11-19(Thu)

水曜日のカンパネラ「ワンマンライブツアー〜ジパング〜」赤坂BLITZ 2015.11.18

ツアーのネタバレ注意。

地下鉄赤坂駅3b出口のすぐ先が赤坂BLITZだったのになかなか入れなかった。

僕ら観客はその間にあるゆるやかな階段で雨ざらしの中、開場時間を大幅に過ぎてもなお待たされた。準備が遅れたためらしい。整理番号が終わりの方に近い僕は開演時間をとっくに過ぎた20時前にようやく入場。

水曜日のカンパネラ
「カレーメシ」のCMに登場するコムアイさんのPOP。バトルする大澄賢也といか八朗を

「いかさんがんばって」

「大澄さんがんばって」

と鼻にかかった抑揚のない声で応援するやつ。

それからまた少し待ち、開演時間から約45分遅れてスクリーンに「ジパング」の文字が映し出され、スクリーンが上がってコムアイさんが姿を見せた。文字通り「ジパング」の世界の幕開け。

「ラー」で始まったワンマンライブはスクリーンに映し出される映像は凝ったものだしコムアイさんの動きも表情も歌も素敵だ。長時間待たされ過ぎてテンションがズンドコに下がっていなければ歓喜しただろう。ノンストップで「シャクシャイン」に繋がれた時も

「はいはい定番の繋ぎ」

と沸き上がれず。曲が終わってすぐコムアイさんが土下座して

「みんなの貴重な時間を、すいませんでした!」

と謝っても、前と前の前のワンマンでもかなり待たされたし、3回目の遅れぐらい大目に見れない僕は両手を突いて謝ったって許してあげない。続く「ディアブロ」からの「桃太郎」も

「定番定番」

と素直になれなくて。ハード・トゥ・セイ・アイ・ラヴ・ユー。しかし懐かしい「マルコポーロ」の音色と歌声に癒され、だんだん心が溶けて来た。

「この中に兄弟姉妹で来てる人いますか?うわ、似てるー」

と姉妹で観客をいじって「ライト兄弟」。それから音が跳ね跳ねの「ツイッギー」・「ウランちゃん」の流れは最高にレイヴっぽかった。繰り返されるコムアイさんの叫び声と低音、そして映像はこれもチャカチャカ繰り返し動きがループするアトムとウラン兄妹。このままぶわーっと行くのだ!これが「ジパング」の世界や!と思ったらもともと尺が短い曲なのですぐプッツリ終わり、次の「ユタ」に移る時にちょっと間が空き、一気に空気が変わってしまってもったいない感じだった。

「ユタ」の終わりの余韻を楽しむように照明が落ちて暗くなり、天井にひとつだけポッと灯りがともった。そしてステージ奥のスクリーンが上がってゆく。いや、スクリーンが上がっているのではなくて天井の照明がキャットウォークごと降りて来ていたのだ!

灯りの正体はシャンデリア。コムアイさんはそれを手にして「メデューサ」を歌い、ステージ外に飛び出した。どこに行ったのかと思ったら2階席に現れて、スポットライトをいじって客やミラーボールに光を当てて遊ぶ。ステージのライトもミラーボールに向かって光を放ち、夢のような輝きが表現されていた。

また暗くなって今度は「ナポレオン」。なんだかずいぶん昔の曲のような気がした。客席後方から何やらでかい旗を振ったりド派手な赤い傘を持つ人達がゾロゾロと客を割って入って来たかと思うと、真っ赤な羽織にお色直しをしたコムアイさんがこれまた真っ赤に装飾された輿に乗っているではないか。ちょうど僕のまん前まで来てそこでコムアイさんが歌う。今日一番近距離で見ることが出来た。輿オンザ輿。輿アンド輿。

ライブも終盤、コムアイさんと山田孝之がMVで一緒に踊っている曲「小野妹子」では、ひょっとしてライブでもサプライズで来る?と思いきや

「今日は踊らないよ!今度募金して呼ぼうね!」

などと言っていた。この曲、後半がどうしてもスクールウォーズにしか聴こえなくなってくる。いいジェダイ→スターウォーズ→スクールウォーズか?中華文明リスペクトの遣隋使の後は中国の豚「猪八戒」。

「AdidasじゃなくてKappaです」

本当にkappaのジャージ(?)を手にして歌う。

早いものでもうラスト。みんなで歌う「ドラキュラ」。この曲はみんなで合唱しつつも誰かひとりを選んで「ひとりだけで歌わす刑」があるのだけれども、今日の餌食は照明さん。コムアイさんが喋っている時に「ぷしっ」とスモークを噴射して励ましたりツッコミを入れていた方である。コムアイさんはPAブースまで行って歌わせていた。

コムアイさんが去るとアンコールの声は起きなかったが(滅多にアンコールやらないので)、しゃんしゃんしゃんしゃん…と手拍子を打つ音が自然に広がっていった。するとライブの冒頭で聴いた「ラー」のイントロがふたたび。

「今日のためだけに準備した特別な『ラー』をやるよ!」

コムアイさんを始めダンサーさん達が20人ぐらい続々と登場し、全員エモいダンスを繰り広げ、更にはカレーメシオフィシャルキャラの「カレーメシくん」や、コムアイさんがヤフオクで買ったという巨大招き猫のバルーンも登場し、途中で音が止まってしまうお茶目もあったが、なんと盛大なフィナーレなのだろう。おじさん向けに分かりやすく言うと、ドリフのエンディングである。ばばんばばんばんばん。ディア風呂入れよ!みたいな。

アウトロでは、ステージ上手の朝礼台の親分みたいな高い台に上がり、もともと決められたことなのか

「やっちまった」

という気持ちが現れていたのかは不明だが、無表情フェイスでエモいダンスを踊っていたのがキレイだった。これで本当におしまい。

最後にライブ中、コムアイさんが喋っていた中でよく覚えていることをいくつか。自分の文で書いてしまっているのでニュアンスが違ってしまっているかもしれないけど。

「やりたいことがいっぱいあります!今日はその一部をお見せしましょう」

「今日のライブは関わっている人がすごく多いことをわかっていただければ」

「水曜日のカンパネラは3年目。ホントは2年ぐらい面白いことやって、売れなかったらひっそりやめようと思っていたが、こんなにたくさん集まってくれるとやめられなくなるもんで」

「ステージの上だけは自由。帰ったらぼっこぼこだけど」

という意気込みや感謝の気持ち。また、「ドラキュラ」の合唱の練習で

「Tシャツ買った人だけ歌って」

としたところ思ったより声が上がらなくて

「声小さ!食べていけません!」

コムアイさん絶叫。

水曜日のカンパネラ
ちなみに僕は「立てろ秘密の茶柱」なるグッズを買った。お茶っ葉のパッケージにしか見えようがない、と油断して持っていると、しっかり「光るコンドーム4個入り」と書かれているので注意である。

水曜日のカンパネラ
大隅さんがんばって(意味深)。

あと、とある個展を観に行った時、コムアイさんはとても感動したけれども、そばにいたカップルが

「好きになってもらおうっていう気持ちが感じられないよね」

と話していたので、「ジパング」もそう思われていたらどうしようと非常にショックを受けたという。

「『ジパング』も自分のやりたいことばかりやったので、今日こんなに集まってくれたのが救いです」

コムアイさんのやりたいことがたくさん反映された結果か、「ジパング」になってから楽曲の作りが急激に変わった。おじさんが全然知らないような最新のダンスミュージックの要素が入っている。コムアイさんのパフォーマンスもガラッと変わった。そのためだろうか、今日の「ジパング」の世界観を重視したライブで「ジパング」以外の曲を演るとギャップを感じてしまった。それだけに「西玉夫」「マッチ売りの少女」をやって欲しかった。

ライブスタートのテンションがズンドコだったためにどうしても厳しい感想になってしまったようだ。円滑なライブ運営を期待したい。もうコムアイさんの土下座は見たくない。

「ドゲザーしようぜ!」

ラーじゃなくルーになってしまうし。なんちて。

【セットリスト】

01.ラー
02.シャクシャイン
03.ディアブロ
04.桃太郎
05.マルコ・ポーロ
06.ライト兄弟
07.ツイッギー
08.ウランちゃん
09.ユタ
10.メデューサ
11.ナポレオン
12.小野妹子
13.猪八戒
14.ドラキュラ
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