2015-09-02(Wed)

ないんだな、これが。

お盆。

子供達が栃木の実家から帰ってくるのと入れ違いに僕が栃木の実家に帰った。

息子・タク(9才)はお盆のど真ん中にサッカーの合宿があったりで子供たちもいろいろ忙しいんである。僕は迎え盆は仕事だったのでせめて送り盆ぐらいは、と帰ることにした。嫁は嫁で仕事が忙しいとかで僕ひとりでの帰省である。

実家に帰る途中、久々に栃木市の中心部をぶらぶらしてみた。高校生の時に通っていたけれども、それ以降は立ち寄る用もなくぶらつくことも稀なので、久しぶりに歩いてみようと思ったのだ。

栃木市は江戸時代に水運で栄えた街である。川沿いに蔵が並んでいており、

栃木
あ、観光客用の船が出ていた。僕がいた頃は無かった。当時は川が汚すぎて川を遊覧する発想すらなかった。ヘドロがゆらめく川の中に鯉だけ元気に泳ぎまくっていたので、実はその鯉は汚染物質による突然変異種鯉であり、夜な夜な空を飛んだり目からビームを発したりしているのだ、という噂が一部の高校生の間に流れていたものである。流したのは僕だ。

栃木
とある川のほとり。かつてはこのように川に乗り出した家があって、風情があって好きだったのを思い出し、久しぶりに見てみたいと立ち寄ってみたら、

栃木
すでに更地になっていて残念だ。

栃木
高校のすぐそばにあった「みどりや」という駄菓子屋も更地になっていて、時の移ろいを感じてしまった。「みどりや」は3人のおばさんが切り盛りしており(姉妹だとの噂)、夏はかき氷シロップ混ぜ放題、冬はおでん(タネひとつ20~30円)というハイスペックな駄菓子屋であった。おでんの大根などは自家栽培で、ある時大根を頼んだところ

「今、庭で植わっててもう少し大きくなるまで待ってくれ」

と言われた高校生もいたという。僕が小学生のころよく通っていた駄菓子屋もすでに閉店している。

栃木市大平町富田マツナガ跡

栃木市大平町新コジマ跡

栃木市大平町新ニシカワ跡
上から「マツナガ」、「コジマ」、「ニシカワ」。もうひとつ「フジタ」という店もあったが、ここは改築して店舗部分を潰し、ごく普通の住宅になってしまった。この中でコジマのババアが絵に描いたような意地悪ババアで、ここで買ったアイスが当たって、棒を持ってって交換してもらおうとすると

「ホントにウチで買ったやつなの?」

とネチネチ言われて子供ながらにケチだなーと思ったものである。今思い返すと当たり分のアイスって店負担だったのだろうか。

栃木
観光客向けに整備された散策路からちょっと離れただけでこんな廃墟が現れる。なんだかゾクゾクする。

栃木
ちょっと休憩。食べログの栃木市ラーメンランキング1位の店に入ってみたら、期待値が高かったせいかイマイチ。うまいことはうまいんだけど、ありきたりな味。実家に帰ったら必ず食べる近所のラーメン屋があるんだけど、そっちの方が抜群に美味い。浮気するんじゃなかった。今食べログみたら、うををその店が2位になってるじゃないか。

栃木
再び歩き始めてここ。一見なんでもない雑居ビルがある場所。実は僕が子供のころ「栃木トルコ」というトルコ風呂があったところなのだ。トルコ風呂というのは今の若い人には分からんと思うけれども、要はソープなランドである。僕の父が行ったことがあるようなないような、冗談交じりに語っていたことがある。

かつて通っていた街を久しぶりに歩くと、どうでもいい思い出がポンポン蘇って来て、このようなまとまりのない文をしこしこ書きまくりつつ感傷に浸ってしまった。

これをノスタル自慰といいます。なんちて。

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