2015-03-31(Tue)

水曜日のカンパネラ「鬼ヶ島の逆襲」恵比寿LIQUIDROOM 2015.03.29

恵比寿リキッドルームでの初のワンマンライブ。

水曜日のカンパネラ
おくりバント(「チャイコフスキー」MV制作)さんによる味のあるポスターがびっしり貼られた階段を下りると、そのおくりバントさん達が鬼に扮し、

「鬼であるか?人であるか?」

と尋問する。ドレスコードの「鬼コスプレ」か「赤か青の服」を着ていれば「鬼」と書かれたバッジが貰えた。更には乞食ガールズのおふたりも鬼に扮してお出迎え。鬼ヶ島っぽい雰囲気が高まる。

水曜日のカンパネラ
定刻から20分遅れて開演。コムアイさんが上手からヨロヨロと酔っ払いのような足取りで登場。黒いズボンに黒いパーカー姿。ステージから遠いのでよく見えないが、徳利のようなものを持って酒をあおる仕草をしながらステージの台に腰を下ろす。

「わしゃもうここに150年…あ、歴史には浅いんで300年?いるんだけど、桃太郎、来たよォ~?嘘じゃないよォ~?」

鬼ヶ島に長年住みついてる老人を演じているようだ。その正体はというと…徳利だと思ってたのは実は茶筅で、茶筅の老人ということは…ってことで「千利休」からスタート。いきなり歌詞が飛んでどうなることかと思ったが無事盛り返し絶好調。

「デーメーテール」の最後のエアギターのシーンでは、遂にギターが実体化した。ダンボール製のギターをじゃかじゃか弾きまくるコムアイさん。ジャンヌダルクのバスに続いてダンボール小道具の登場だ。続く「インカ」になると

「私は一切歌いません!」

と突然宣言して観客を驚かせたかと思ったら、黒ずくめサングラスの刺客4人が現われてコムアイさんに襲い掛かってきた!コムアイさんは迎え撃ち、まるでMVの再現のよう。

バイオレンス要素が加わって非常にクールだったのだが、格闘中服を脱がされた刺客のひとりが何故かド派手な赤のブラジャーをしていてイヤーンとよがったり(「あったかいんだから~」の人に似ていた)、更に「祝ワンマン」と書かれたフンドシをしていたりとギャグもぶっこまれていた。大笑いしたが、カッコいいまま終わる演出も観てみたかった。

フロアが観客でぎゅうぎゅう。「星一徹」の儀式である「ちゃぶ台返し」のための正座が出来ず、片手を上げるだけの簡素化した「ちゃぶ台返し」をみんなでやった。コムアイさんがちゃぶ台の代わりに大きなピンクのボールをふたつ、フロアにぶん投げると、客がレシーブやトスをして回しているうちにステージに帰って来て、コムアイさんがまた打ち返したりして。

「ドラキュラ」になるとコムアイさんはフロアに降りて客を掻き分けて廻り、みんなで「ちーすたろかー」と大合唱。

「お七」ではジャニーズファンばりのデコレーションをされた「人情」「江戸前」と書かれたうちわを振り回して歌う。今は昔、コムアイさんがアオザイを着てライブをしている頃の姿を思い出してしまい、「桃太郎」からの「マリー・アントワネット」の時にコムアイさん背後のスクリーンが浅草寺の映像になり、なんだか涙が出てきてしまった。

「ミツコ」でも渋谷をさ迷う映像がループして流され、ライブにおけるラスボスクラスの曲を立て続けに披露、最高に盛り上がってきた。

あとは何をやるんだろう…と思っていたらコムアイさんはここで一旦退場し、オオルタイチさんが登場。「水曜日の視聴覚室」以来の登場である。20分ぐらい持ち時間があっただろうか、コムアイさんに代わって曲を披露した。

それから白一色の服にお色直しをしたコムアイさんも再登場し、オオルタイチさんプロデュース「ユタ」を初披露。トライバルテクノみたいな感じ?宮古島の雨乞いの歌を基にした曲だという。

ここからは新曲ラッシュ。ケンモチさんによる「シャクシャイン」、北海道ネタがみっちり詰まっていてお経のようなラップだ。

既にMVが公開されている「ナポレオン」は曲を作られたOBKRさんも登場して熱唱。オオルタイチさんも長髪を後ろで結んでいたのでルックスがかぶる。

沖縄と北海道の歌の次は今度は大阪の歌、「カーネル」。道頓堀にぶち込まれた某フライドチキンのおじさんの曲。この曲は既に振付も盛り込まれていて、

「道頓堀、メメントモリ」

という腹を抱えて笑ってしまったフレーズと共に、コムアイさんの可愛いポーズが魅力的だった。

最後の曲に入る前に物販の紹介。物販ブースをスクリーンに映し、テレビ電話でグッズを紹介しようとしていたがうまく映像が出ず失敗。Fさんが現物を持って来て紹介していた。

締めくくりは「ディアブロ」。なんと5曲連続新曲披露である。「ディアブロ」とは「dear風呂」であり、ケンモチさん独特の言い回しが素晴らしいお風呂万歳曲。歌詞カードがスクリーンに映し出されていたのでそれを追っていると「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」とか書かれておりお風呂ネタ満載の模様。

歌い切ったコムアイさんが退場すると、スクリーンにエンディングのスタッフロールが流れた。なんと開演前の様子がもう編集されていた。スタッフロールが終わった後もしばらく拍手が続いていたが、アンコールはなく、水曜日のカンパネラの初のワンマンライブは終わった。

もちろんとても楽しめたが、ちょっとこれは…というところもあったので、よかった点と?な点を箇条書きしてみる。

よかった点。

・新曲5曲披露。この日だけで一気に披露。惜しみなさすぎだし新曲が生まれるペースも驚異的だし、コムアイさんもこれまで新曲の披露だと歌詞がよく飛んでいたが今回は5曲もあったのにそんなことはなく、「カーネル」では振付も披露していた。

・「インカ」の殺陣の演出、初披露の「カーネル」の振付。

・スクリーンの映像。初っ端の「千利休」ではコムアイさんのお気に入りらしい富士山がでーんと映し出されて銭湯のような趣に、そして先にも書いたマリー・アントワネットMVでおなじみの浅草寺を改めて撮り直していたり「チャイコフスキー」ではスキー場のゲレンデが映し出されていたり。中山さんの絵の具アートも久しぶりに見れた。

・おくりバントさん。おくりバントさんはポスター制作やドレスコードチェック時および後述する終演後の楽屋挨拶での鬼役など、いろんなネタを仕込んでいて面白かった。

?な点

・入場案内の遅れと開演20分押し。

・「鬼ヶ島の逆襲」というストーリーがあまり見えてこなかった。コムアイさん自身が逆襲する鬼なのか、される桃太郎なのか設定されておらず。鬼のコスプレというドレスコードを設定したわりにはそれに対するリターンが少なかった。

・オオルタイチさんの尺が長過ぎ。オオルタイチさんの楽曲も素晴らしいが、ワンマンライブを観に来ているわけで退屈になってしまった。「マリー」「ミツコ」という既存ラスボス曲からの新曲へ、とスムースに進攻していれば相当興奮したんだろうけど、こちらのテンションが素に戻ってしまっていた。

・物販紹介のテレビ電話失敗。何かネタを仕込んでいたのかもしれないが、配信がうまくいかずグダグダになってしまった。終演間際だったのでこちらの疲労度も高まった。

大の大人を飽きさせずに2時間立たせるのは大変なんだな~、と感じつつ、終演後、クラウドファンディングにて出資した「終演後楽屋挨拶」。スタッフの方に案内されて降りて行ったのは楽屋ではなくロビーだったが、両脇におくりバントさんの鬼ふたりを従えたコムアイさんが現れた。コムアイさんも角をはやしたアフロ頭の鬼コスプレである。

「下に~下に。コムアイ鬼姫さまのおなりである!」

おくりバントさんが仰々しくひかえおろう、と僕らをひざまずかせ、

「ありがたくも鬼姫さまから直々にTシャツの贈呈とツーショットの撮影を執り行う!」

と説明した。コムアイさんからTシャツをもらえて撮影もしてくれるらしい。但しコムアイ鬼姫さまは気高くもツンツンしたキャラ設定らしく、ほとんど喋らなかった。「お疲れ様です!」と「乾杯!」ぐらいだった。

水曜日のカンパネラ
僕が鬼姫さまからTシャツをいただいているところ。ツーショット撮影と言いながら入る気満々のおくりバントさん。チョトマテチョトマテ、鬼ーサン!

Tシャツをいただいた後、手土産のお菓子を渡してもコムアイ鬼姫さまはキャラを崩さず無言だったのでおくりバントさんが

「姫、お言葉などは…?」

逆に気を遣ってくれて面白かった。

水曜日のカンパネラ
ケンモチさんも来てくれた。この日は開演前のDJ青鬼としても登場。

水曜日のカンパネラ
全員の授与式を終えた後「ツイッターとかでばんばん上げるように」とポーズを取るので遠慮なく撮りまくる。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
こんな感じで鬼姫さま御一行は帰って行った。あ、鬼姫さまのキャラでライブやってれば面白かったかも…?

水曜日のカンパネラ
最後によく物販の担当をしている可愛い子がカワイイTシャツを着ていたのでがっついた。

6月から「トライアツロン!」としてワンマンツアーを行なう、との告知もあったので、鬼退治ツアーではステージ上のコムアイさんがどんどん貫録がついて行ったように、これからのワンマンツアーでも1回ごとにどんどん磨きがかかったワンマンライブになってゆくはずである。

【セットリスト】
01.千利休
02.デーメーテール
03.二階堂マリ
04.インカ
05.チャイコフスキー
06.星一徹
07.ドラキュラ
08.お七
09.桃太郎
10.マリー・アントワネット
11.ミツコ

(オオルタイチライブ)

12.ユタ
13.シャクシャイン
14.ナポレオン
15.カーネル
16.ディアブロ

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