2015-01-25(Sun)

水曜日のカンパネラ「平成26年度鬼退治行脚!」代官山UNIT 2014.01.21

共演は0.8秒と衝撃。、カリスマドットコム。

このライブはバスツアーである、という設定らしく、それぞれのライブが始まる前にコムアイさんによるアナウンスが流れた。

「インディーズ界の切り裂きジャック」

「上司をディスって会社を凍りつかせる。日本で一番人気のあるOL」

などと共演者をバスガイド口調で紹介。ところどころ噛み噛みで。

水曜日のカンパネラの出番もバスガイドアナウンスからの「ジャンヌダルク」でスタート。意表を突いてコムアイさんが後ろから登場するのはよくあるパターンである。後ろから観客をかき分けて登場したり、肩車されて登場したり。

この日は後ろから山車みたいな乗り物で登場した。よく見るとそれは土台がキャスター付きのエレクターシェルフ(ステンレスパイプで組まれたラック)で、その上にバスの絵を描いた箱が乗っている。コムアイさんは更にその上に乗っていた。

コムアイさんが優雅に歌う下で必死に山車を動かしている男達がいた。犬のマスクをかぶっている人。あとサルとキジの人もいるのかしら、と思ったら何故か坊主頭のヅラをかぶったケンモチさんが山車を支えているではないか。サウンドプロデューさんが一体何やってるんですか!

山車がソロソロとステージにたどり着き、コムアイさんが降り立った。序盤は新しめの曲中心で展開していたが、中盤ステージが暗転し、緑色のレーザービームが輝き出した。そして懐かしい曲「マルコ・ポーロ」。

コムアイさんは暗くてよく見えなかったけれども、薄い透ける布のようなものを体にまとい、横たわりながら歌う。続いて羽織っていた上着を脱ぎ捨て、肩も露わに「義経」。後でこの一連の演出を「私なりのエロさ」と表現していたが、その演出と初めて見た振付と、UNITの環境がよいのか義経のサウンドもとても綺麗に響いていて目を奪われた。

まだこの曲が「牛若丸(幼名Ver.)」と呼ばれていた頃のライブで、コムアイさんが

「もうちょっと伸びしろがある曲なので…」

と言っていたのを思い出したがまさにそれだった。伸びしろがある、というのは曲だけじゃなくてコムアイさんにも言えることだった。

MCはライブ後のツイッターなどでは長いと言われていたが僕はそうは思わず面白い話がいくつか。書いちゃっていいのかどうか迷ったが多少ぼかして書く。ひとつめは鬼ヶ島ツアー某所での共演者の中に、たまたまほんの一ヶ月前に別れたカップルがいて、楽屋の雰囲気が冷たくて…しかも打ち上げも両方来るし、という話。

もうひとつは水曜日のカンパネラのライブがきっかけで結婚したというお客さんから報告を受け、コムアイさんは非常に感動したのだが、やはりツアー某所で痴話ケンカしているカップルがいると思ったらその人達で、しかも女性がふたりに増えてるし、ライブが始まったらその三人がひとりおきぐらいの間隔を空けて最前に立ってるし…という話。ネタにしてゴメンね、と謝っていた。クリトリック・リスがこれらをネタにして曲を作ったら面白いだろう。ツアーを通じてさまざまな人間のカルマを目の当たりにして

「鬼はね、いますよー…」

と呟くコムアイさん。

「ツイッターも乗っ取られるしさー…」

大阪での鬼退治行脚が終わった直後にコムアイさんのツイッターアカウントが乗っ取られ(おそらくパスワードクラックによるもの)、家電を買わせようとするツイートが鬼のようにされていたこともネタにしていた。鬼はツイッターにもいた。

また、部屋を整理したら出て来た七色のアフロヘアのウィッグをプレゼントしたいと言い、1997年生まれの人、という条件に適った3人の若いファンをステージに上げ、白目を剥かせたりターンをさせたり、一番うまい人にプレゼントするファンサービスがあった。若いファンは大切にしないと。

そんなMCの後「ラオウ」。バイクをわんわんふかし、モヒカンをガンガン揺らすフリコピは久しぶり。ノンストップで「モスラ」に繋がりると、ブレイクでステージが真っ暗に。懐中電灯で顔を照らすパフォーマンスをしてからステージから去り、後ろからモスラの卵を模った風船を持って登場した。

続く「ミツコ」ではWWWから歩き始めて撮影したと思われる渋谷の街の映像がスクリーンに映し出され、曲の内容とシンクロする。映像はやがてスクランブル交差点前のTSUTAYAの店内を通過し、

「そこ水カンのCD売ってないじゃん」

とツッコミつつも、最後に辿り着いたのが「羅生門」のジャケット撮影現場・喫茶ライオンだったのがちょっと感動。曲が終わった後に

「見れた?私だけなんだよコレ楽しめてないのー」

とコムアイさんが話しているとキン肉マンのマスクをした謎の人物が登場。物販の紹介をするために現れたらしい。くねくねと踊ってコムアイさんに

「酔っ払ってる?」

などと突っ込まれながらもTシャツの紹介を。なんと4枚重ね着していて、1枚ずつめくり上げるのであった。で、最後にマスクも取って、正体はケンモチさん。

「まさか自分が作った曲にレーザーが焚かれるなんて嬉しい」

と喋っている途中で容赦なく「二階堂マリ」をスタートさせるコムアイさんだったが、ケンモチさんもしばらくステージ上で楽しそうに怪しい踊りをしてお辞儀をして去って行った。とうとうケンモチさんが表舞台に出た。可愛すぎだった。

鬼退治ツアーだけに、この曲で締めかなーと思っていた「桃太郎」は、ラスト前であった。最後の曲は「マリー・アントワネット」。

「一番やりたかったから最後にしました」

とコムアイさん。折りしも数日前、きっこのブログというブログ書きの人がツイッター上で


「マリーは『お菓子を食べればいいじゃない』とは言っていない。冒涜するなんて許せない!」

と批判していたというネタ的に旬な曲。

「お菓子を食べればいいじゃない!」

とブルボンのお菓子を投げまくる今日の出演者全員と、それに歓喜する我々にとっては、言った言わないの話はどうでもいいことだった。

この日のコムアイさんは、全国を廻って自主企画の場数をこなして貫禄が付いたのか、どっしりとした落ち着きが見えた。ライブの序盤、やたらと合いの手を入れたり奇声を発するレス乞食のオッサンがいたのだけれども、ニッコリ笑って

「空気、読も?」

ピシャリと黙らせていたし揺るがない。あの笑顔は美しかったし怖かった。

ライブを観るたび魅力が増す水曜日のカンパネラ。アングラ満載の2月8日「オトトイの地下室」、初のワンマンライブの3月29日、とテイストの違う大きな自主企画が立て続けに控えているので楽しみだ。

コムアイさん
物販時のコムアイさん。

ケンモチさん
ライブハウスの外でお相手してくれたケンモチさん。

【セットリスト】

01.ジャンヌダルク
02.千利休
03.カンフー・レディ
04.デーメーテール
05.マルコ・ポーロ
06.義経
07.ラオウ
08.モスラ
09.ミツコ
10.二階堂マリ
11.桃太郎
12.マリー・アントワネット

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今回はライブ中の写真はないんですね。
いつもは許可もらってるんですか?
これからもレポート楽しみにしています!
バカ写真
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