2014-10-09(Thu)

ドンドンコーリング。

まだ仕事中の、夕方5時半ぐらいだった。

ポケットの中のケータイがぶうんと1回揺れた。メールが着たのだ。しかしケータイを見られる状態ではない。そのまま仕事を続け、しばらくするとそのことを忘れた。

数十分後、またケータイが揺れた。今度はぶうん、ぶうんと何回も繰り返しである。これは電話の着信の合図なのだ。仕事中に電話が来ることなど滅多にないのでこれは驚いた。時間はすでに6時、残業タイムになっていたのでケータイを取り出し、画面を見ると嫁からの着信だ。

すわ、何かあったのかと更に驚いて通話ボタンをポチッとすると

「パパー?」

息子・タク(9才)ののんきな声が聞こえたきた。

「タクか。どうした?」

「あのねー」

「うん」

「あのさあーあ?」

「どした?」

さすがに職場でタク向けの話し方をしていると恥ずかしくなってきたので

「ちょっと待て」

オフィス外の廊下の死角に潜り込むまでタクを待たせ、さあ喋れ、と言ったところ

「パパに封筒が来てるんだけど開けていい?」

とのことだった。そこでピーンと来た。先日、タクが誕生日を迎えたのでポケモンカードをプレゼントをした。しかしその時はタクが欲しいカードがどこにも売ってなかったため、通販サイトに注文したのであった。それが届いたのだ。

タクにはこのことを伝えておいたので、封筒を手にしながら居ても立ってもいられなくなっているのが目に浮かぶようだ。

「開けていいよ」

まさか父が帰るまで開封は許さぬ、なんてことは言えないので、ちゃんと中身を確認しろよ、と伝えると、ブツッと切れた。おのれ現金な奴よ。

ケータイをしまおうとすると、メール着信のマークがあった。そういえば未読のままだったっけ…そうか、まずメールで催促して、それに出ないから直電してきたんだな、と思い、開けてみると

「ポケモンカードのふうとうがとどいたよ!あけていい?たく」

と書かれていた。ああやっぱり。

仕事を終えて家に帰って

「急に電話が来るからビックリしたよ」

と伝えると

「メール返事来ねえし」

嫁がぶすっと呟いた。

「いや仕事中だし」

メールすぐ見ろすぐ返事しろとかメンヘラ彼女か。一方タクは

「カードに間違いはないか?」

「うん!これ最強のカードだよ!」

ようやくプレゼントが全て揃って大興奮であった。

「ねえタク」

「うん?」

「なんか言うことはないのか」

「あ、ありがとう!」

僕も最強のカード欲しいなあ。高須クリニック院長が持ってるようなブラックカード…。


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