2014-01-09(Thu)
水曜日のカンパネラ「Our Shining Idol~今君に会いたい~お正月SP」
1/7、新宿LOFTでのライブ。水曜日のカンパネラはトリ前。
水曜日のカンパネラは3人組だけれども、ステージに上がるのはコムアイさんただひとり。Macで音を出し、裸足アオザイ姿でよく歌う。
今日は初っ端から勝負曲「マリー・アントワネット」。ベルサイユからフランス書院まで、歌詞が全てフランスにまつわる言葉が溢れるこの曲、ライブではタイトルどおり
「お菓子を食べればいいじゃない!」
とコムアイさんがブルボンのお菓子を投げるのが恒例で、
「今日はアルフォートだー!」
今日もお菓子をぶん投げる。前に観た時よりも激しく、艶やかに歌い、暴れ、調子こいて最前列ど真ん中で観ていた僕は、コムアイさんがあまりにも色っぽいため目のやり場に困ってしまった。
MCでも客いじりに磨きがかかっていた。僕を含めてアイドルヲタ密度の高いフロアを眺め、
「今日のお客さんはすごい…臭い感じ…スゲーむさ苦しい…暑苦しい…」
毒蝮三太夫のババアいじりを彷彿させるヲタいじり。
「あ、褒めてるんですよ、私もオッサンみたいなもんなんで…」
と一応フォローっぽいことも付け足して、
「くるみちゃん(対バンのクルミクロニクルさん。一緒にゴハンを食べたらしい)もいずれそうなります」
と言ったら
「なりません!」
観客から猛反発を食らったが
「きゃー怒ってる!なりません!て」
モノマネしながら大爆笑していた。オッサン臭い奴は皆ドルヲタだ。レスポンスのいい奴はよく訓練されたドルヲタだ。
2曲め「星一徹」ではフロアの真ん中まで降りて来て、ミニチュアのちゃぶ台をひっくり返す。これも初めて観る人はびっくりするだろうなあ。序盤から飛ばしまくるパフォーマンス。
さて次の曲は?と思ったら、
「今日はたくさんしゃべるから…削除しまーす」
Macをポチッとな、してセトリの1曲を堂々と削除。時間配分のためとはいえ、このぶっちゃけぶりがなんとも言えない。
そのたくさんしゃべる中でコムアイさんは、今年はプロレスにはまろうと思う、と。プロレスの様式美のようなものを学びたいという。アイドル現場で言うと、オー、ハイとかファイヤーとかそういうの。
プロレスを観ないので古い例えになってしまうが、馬場さんにロープへ投げられたら必ずバウンドして戻って来て16文キックを食らう、とかそんな感じか。そういうお約束を守る楽しみと破る楽しみ。
それから
「今日はキン肉マンのキャラを三人描いてきた」
と、スケッチブックを広げるコムアさん。ひとりめはカレクックで、ふたりめはザ・ニンジャ。いずれもゆでたまごライクなタッチでよく似ていた。
しかし三人めは打って変わって日野日出志調のギョロ目の女。誰なのか。
「彼女の名はァー!二階堂ォー!マリィィィィー!」
コムアイさんが大見得切ってミュージックスタート。そう、これは新曲「二階堂マリ」初披露のための前フリだったのだ。
「羅生門」の曲達に比べるとあんまりテクノっぽくない。ベースの生音感が心地よいヒップホップ。歌詞はひたすらキン肉マンワード。息継ぎが大変だなあって思うくらいみっちり詰まった歌詞なのでまだ覚え切れていなかったが、これから楽しみだ。
「アデランス中野さんって解説者なんだって」
と説明するキン肉マンを知らない平成生まれのコムアイさんと
「知ってるよ」
言われるまでもない我々オッサン世代。
最後は「ミツコ(セーラー服ver.)」。こちらはすっかり流暢で、Bメロのたたみかけるようなラップが最高。
「はい、魔女っ子クラブデス。学生割引3,000ポッキリデース」
と客引きするところもますます可愛く。そして
「Fと言ったらみんなでソーセージ!」
と、極太魚肉ソーセージをぶん投げるコムアイさんの暴れっぷりも最高。
ライブで観る度にどんどんパフォーマンスに磨きがかかってきて、3月1日にまたココ、LOFTで行なわれる自主企画が楽しみでしょうがない。
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水曜日のカンパネラは3人組だけれども、ステージに上がるのはコムアイさんただひとり。Macで音を出し、裸足アオザイ姿でよく歌う。
今日は初っ端から勝負曲「マリー・アントワネット」。ベルサイユからフランス書院まで、歌詞が全てフランスにまつわる言葉が溢れるこの曲、ライブではタイトルどおり
「お菓子を食べればいいじゃない!」
とコムアイさんがブルボンのお菓子を投げるのが恒例で、
「今日はアルフォートだー!」
今日もお菓子をぶん投げる。前に観た時よりも激しく、艶やかに歌い、暴れ、調子こいて最前列ど真ん中で観ていた僕は、コムアイさんがあまりにも色っぽいため目のやり場に困ってしまった。
MCでも客いじりに磨きがかかっていた。僕を含めてアイドルヲタ密度の高いフロアを眺め、
「今日のお客さんはすごい…臭い感じ…スゲーむさ苦しい…暑苦しい…」
毒蝮三太夫のババアいじりを彷彿させるヲタいじり。
「あ、褒めてるんですよ、私もオッサンみたいなもんなんで…」
と一応フォローっぽいことも付け足して、
「くるみちゃん(対バンのクルミクロニクルさん。一緒にゴハンを食べたらしい)もいずれそうなります」
と言ったら
「なりません!」
観客から猛反発を食らったが
「きゃー怒ってる!なりません!て」
モノマネしながら大爆笑していた。オッサン臭い奴は皆ドルヲタだ。レスポンスのいい奴はよく訓練されたドルヲタだ。
2曲め「星一徹」ではフロアの真ん中まで降りて来て、ミニチュアのちゃぶ台をひっくり返す。これも初めて観る人はびっくりするだろうなあ。序盤から飛ばしまくるパフォーマンス。
さて次の曲は?と思ったら、
「今日はたくさんしゃべるから…削除しまーす」
Macをポチッとな、してセトリの1曲を堂々と削除。時間配分のためとはいえ、このぶっちゃけぶりがなんとも言えない。
そのたくさんしゃべる中でコムアイさんは、今年はプロレスにはまろうと思う、と。プロレスの様式美のようなものを学びたいという。アイドル現場で言うと、オー、ハイとかファイヤーとかそういうの。
プロレスを観ないので古い例えになってしまうが、馬場さんにロープへ投げられたら必ずバウンドして戻って来て16文キックを食らう、とかそんな感じか。そういうお約束を守る楽しみと破る楽しみ。
それから
「今日はキン肉マンのキャラを三人描いてきた」
と、スケッチブックを広げるコムアさん。ひとりめはカレクックで、ふたりめはザ・ニンジャ。いずれもゆでたまごライクなタッチでよく似ていた。
しかし三人めは打って変わって日野日出志調のギョロ目の女。誰なのか。
「彼女の名はァー!二階堂ォー!マリィィィィー!」
コムアイさんが大見得切ってミュージックスタート。そう、これは新曲「二階堂マリ」初披露のための前フリだったのだ。
「羅生門」の曲達に比べるとあんまりテクノっぽくない。ベースの生音感が心地よいヒップホップ。歌詞はひたすらキン肉マンワード。息継ぎが大変だなあって思うくらいみっちり詰まった歌詞なのでまだ覚え切れていなかったが、これから楽しみだ。
「アデランス中野さんって解説者なんだって」
と説明するキン肉マンを知らない平成生まれのコムアイさんと
「知ってるよ」
言われるまでもない我々オッサン世代。
最後は「ミツコ(セーラー服ver.)」。こちらはすっかり流暢で、Bメロのたたみかけるようなラップが最高。
「はい、魔女っ子クラブデス。学生割引3,000ポッキリデース」
と客引きするところもますます可愛く。そして
「Fと言ったらみんなでソーセージ!」
と、極太魚肉ソーセージをぶん投げるコムアイさんの暴れっぷりも最高。
ライブで観る度にどんどんパフォーマンスに磨きがかかってきて、3月1日にまたココ、LOFTで行なわれる自主企画が楽しみでしょうがない。
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