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2013-06-22(Sat)

駄菓子菓子。

子供達が嫁と一緒にコンビニでおやつの駄菓子をチマチマと買ってきた。

この辺は昔ながらの駄菓子屋が一切なく、子供達が駄菓子を買いたいと思うとコンビニしかない。元からなかったのか、なくなってしまったのかは分からないが。

僕が子供の頃、近所には3軒もの駄菓子屋があった。田舎だったが子供の人口が圧倒的に多かったからだろう。こちらも今ではすべてが閉店し、コンビニが幅をきかせているが、当時のことはよく覚えている。

3軒の駄菓子屋はそれぞれ、フジタ、ニシカワ、コジマ(もちろんコジマデンキではない)と呼ばれていて、そのうちコジマが一番レトロでビデオゲーム機もあり、駄菓子屋的設備が充実していた。

設備だけでなく駄菓子屋のババアもコジマが一番駄菓子屋らしく怖くて憎たらしいババアで、憎まれっ子世に憚るの諺通り、200年ぐらい生きるんじゃないかと言われていたが僕が中学生の頃あっさり亡くなり廃業してしまったのでさすがに寂しかった。

駄菓子を手にワクワクしている娘・R(9才)と息子・タク(7才)を見たらそんなことを思い出してしまったので、しばしノスタルジーに浸っていたら

「あ、当たった!」

タクの叫びで我に返った。マルカワのフーセンガムで当たりが出たのだ。これも懐かしい。小さな細長い紙に、矢が的に当たった絵と「当たり」の字が。

「もういっこもらいに行く!またコンビニ行こ!」

タクは嬉しそうだが、明らかにもっかいコンビニまで行くのをめんど臭がっている嫁が

「あなた連れてってよ、どこの店でもらってもいいんでしょ」

と言う。

「とんでもない!絶対買った店じゃなきゃダメだ!」

僕は再びコジマのババアのことを思い出した。たとえアイスやガムの当たりが出ても、コジマのババアからもういっこ貰うのは勇気が必要だった。必ず

「これ、本当にウチで買ったヤツなのかい?」

思いっきりイヤな顔で詰問してくるのだ。少しでも怯んでしまうと怪しまれるので

「そうだ!」

キッパリ言わなければならない。そうするとババアはようやく渋々交換してくれるのだ。だから当たりは必ず買った店で交換しないといけない。ていうか当たりの紙に「買ったお店でもらってね」と書いてあるではないか。

というわけでタクとコンビニへ。タクのテンションが高くてほっとくと車に轢かれそうなので手を繋いだ。

「コレをお店の人に渡せばいいの?」

タクが素朴な疑問をする。

「そうだよ。ガム一個といっしょにね。行っておいで」

タクはドキドキしながらレジに持って行ったが、

「アリガトゴザマース」

レジの店員は大学生ぐらいのバイトくんで、コジマのババアと比べると拍子抜けするぐらいの事務的応対であった。

ほこりっぽくて、棚の奧にも何があるか分からないような店内と、ババアが幅をきかせる駄菓子屋とは比べるまでもなくあらゆる点において洗練されまくってるコンビニだけれども、あの宝箱の中をまさぐるような楽しみと、にくったらしいババアとのやりとりも、今となってはお菓子だけにいとおかし。なんつって。

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