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2013-02-22(Fri)

壊れかけのRADIO。

朝、嫁は子供達にゴハンを作って、あたふたと僕らより先に出かけて行った。

職場の研修だそうで、丸1日潰されるのだという。なので僕が子供達を遅れないように行かせないと行けない。更に嫁は夜も帰りが遅くなるので、嫁母を呼んだのだそうだ。

「ちゃんと布団畳んで行ってよ!忘れないでよ!」

嫁はしつこいほど僕に念を押す。嫁母も嫁に似て(逆だっつの)キッチリ家事をやる人なので、だらしないとツッコミを入れられたくないのだろう。

朝はいつも「早くしろ!」と煽られながら支度をする子供達。今朝も娘・R(9才)はゴハンを食べるのが遅いので

「早く食べなさい!」

と急かし、息子・タク(7才)は食べ終わっているのだがその他の準備をせず、何故かあやとりをしているので

「遊んでる時間じゃねえだろ!顔洗え!歯を磨け!着替えろ!」

こちらも急かす。Rは遅いことは遅いのだが、素直に言うことを聞くのでよいが、タクは基本的に言われたことは右から左なので、2分後には忘れているという鳥頭。この時も着替えてる途中なのにパンツいっちょで

「ね~ぎはすごいよ知ってます~か!」

と踊っていたので叱りつけた。更に2分後は僕が着替えている間の目を盗んで、今度はラジオをいじくって遊んでいた。このラジオは嫁母のものである。嫁母はいつもラジオを聞きながら家事をするので、今日来たときのために嫁が出しておいたのだ。

「いい加減にしろ!」

いくら温厚で仏のオヤジである僕でも仏の顔も三度、さすが怒鳴りつけると、タクは泣きそうな顔になっていた。お、怒鳴り声が効いたかと思ったら、残念ながらそうではなかった。

「アンテナ折れちゃった…」

アンテナをいじくり回しているウチに、力を入れてはいけない方向に力を入れてしまったのだろう、根元のくびれ部分からポッキリ折れてしまっていた。

「これじゃラジオ聴けないだろ!どうすんだ!」

「うわああああん!」

タクは号泣して取り乱し、セロテープをべべべと引っ張ってきてぐるぐる巻き始めたが、そんなんでくっつくはずもない。

「これはもう無理だよ…」

細い部分なのでアロンアルファでも固定できない。タクは絶望のあまり声を失ったが、

「遊ぶなって何回も言ったよね?単に間違いで壊したならここまで怒らないけれど、言うことを聞かないで、親を舐めたようなことしてっからこうなるんだよ!」

自業自得である。朝のクソ忙しい時なのでイライラもしていたので、許してやる気持ちなど微塵もなかった。タクは泣きながらランドセルを背負いつつ

「ううう…もういいよ、どうせママにも怒られて外に出されるんだ!」

若干逆ギレし始めてきた。

「そうだな。おばあちゃんとママにも謝って、うんと怒られろ」

嫁って外に出すことなんてしてたっけ…と思ったが、この時はタクに優しい言葉をかける気はなく、突き放すことしか言わなかった。そしてタクは泣きながら学校に行った。子供達を見送った後、嫁にその旨をメールし、嫁母に伝えてもらった。

夜、帰って来てから嫁に聞いてみた。

「ごめんねー。お母さん、ラジオ聴けなかったでしょ?」

「AM放送は大丈夫だったみたいよ」

FMはダメだったようだが…。とりあえず聞けることは聞けたため、あまり怒られなかったようだ。

「タクはしょぼくれてるかビクビクしてなかったかい?」

朝は泣きながら学校に行ったんだ、という話をすると

「全然。折れたアンテナでチャンバラしようかとか言ってたよ」

おのれ全く懲りちゃいねえ。やっぱり鳥頭だ。あ、あとひとつ気になることがあった、と思い

「君は外に出すお仕置きをしてるのかね」

と聞いてみたら

「しないよ!それ、Rが教えてくれたよ。『たっくんが、ママに外に出されるって泣いてた』って」

「じゃあどっからそんな話を思い付いたんだろ」

「○○さんち(向かい側の家)じゃないの。よく出されてるから」

「あー」

僕も子供の頃はよくその罰を喰らったものである。子供にとって、夜は異世界。しかも田舎だから思いっきり暗い。闇の中に消えている道の向こうから、何か恐ろしいものがやって来るのではないかと思って怖くてしょうがなかった。

それに比べれば都会の夜などマイルドなものだし、タクも一度ぐらいは喰らってみれば、怖さはなく、落ち着いて反省出来るよい空間と時間になるのではないだろうか。あのお調子者っぷりをみてるとそう思えてしまう。

あとタクにはラジオの修理代を出させることにしよう。AMは聴けるというものの、僕個人としてはFMが聴けるかどうかが命である。少年時代、FMエアチェック小僧だったからだ。だからこの嫁母のラジオは残念ながら最早あってないようなもの。

いや、アンテナだけに、アンテナいようなもの、か。なんちて。

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