2010-10-13(Wed)
バショトリー・ヘップバーン
←これだけでもいいので押してね。
雨で延期になっていた息子・タク(5才)の運動会がようやく行なわれた。
僕は場所取りで朝早くから並んでいた。植込みから湧いてくる蚊が最大の敵。隣の隣にいた半ズボンのおっさんが
「なんでこんな格好で来ちゃったんだろ…」
とぼやきながら刺されまくった足をボリボリしていた。無事ナイスなポジションにシートを敷いて一旦家に戻ると、タクと娘・R(7才)のでかい声が聞こえる。
「パパー!早く運動会いきたい!」
開始直前でテンションが高まっているのである。Rも卒園生対象のかけっこに出場するので、ふたりとも出走前の暴れ馬みたいな感じでまじうるさい。
「もー早く連れてっちゃってよ」
必死になって弁当を作ってる嫁を尻目にとっとと連れて行った。
さて、運動会が始まるとすぐタクが出場するかけっこであった。
「たっくん1番になるよー!」
と張り切っていたものの、結果は3位。僕とかけっこして負けると泣きわめくタクだけに、悔し涙のひとつでも出ちゃうかな…と眺めていたが
わりと満足げであった。悔しくて涙が出るぐらいの闘争心があった方が男らしくていいな、と思ったのだが他にそんな子はいないし、タクを含めたみんなの楽しそうな笑顔を見て
「純粋に楽しんだみたいだからそれはそれでいいか」
と思い直し、また、
「闘争心といえば昔トーソーシン!(外人女ボイス)ってCMあったよな」
とか思い出してどうでもよくなった。
続いてはダンス。覚えるのがクラスで一番早かったというだけにとても上手い。前半は残念ながらちょうど僕らに背を向けて踊るポジションだったのだが、
このように振り返って僕らに視線をくれる余裕も見せていた。
芸能人の記者会見かってぐらいにカメラが向けられ、それぞれの親が
「目線コッチ下さい!」
と必死に念を送り続けている中、このカメラ目線はありがたい。団体行動としてはよくないんだろう。多分。
この後マスゲームという北朝鮮ちっくな演技があり、それで午前中タクが出る種目は終了。みんなで嫁の力作弁当を食べる。
「あっ。年少はもう終わりなのォ?」
ゾロゾロと帰って行く年少組の子供達をタクが目で追う。
「年少は午前中で終わりなんだよ、お前も去年そうだったろ」
と教えてやると
「えー。いいなー。たっくんもかえりたいー」
お前、朝あんなにワクワクしてたのに…。アクビ連発しているし、朝テンションが高かった反動でもう眠いとみた。
午後の部、卒園生のかけっこでRが出場。7人中ビリから2番目であったが
「ちがう!3位だった!」
と言って譲らないのは彼女なりのプライドなのだろうか。
タク達年中組の最後の競技は棒リレーであった。ぶっとくて長い棒をふたり一組で持って走り、次の走者に渡す。タク達は「速い!速いです!」とアナウンスされる程、そりゃもう速かったが、しっかりと次の走者に棒を渡さなければならないのに
どかーん。
勢い余って棒をぶん投げて終わりにしてしまった。結局タクのクラス最下位。
それでも閉会式でメダルをもらって嬉しそうであった。すがすがしい笑顔でよい。
幼稚園の運動会なので紅組と白組が点数で競うというのはなかった。しかし10月とは思えない日差しのせいで
「あなた、顔焼けたね」
僕の顔が紅組になってしまったことよ。
応援の2クリックよろしくです。順位下がってるので特によろぴく。
←これだけでもいいので押してね。
←こちらもできれば。
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雨で延期になっていた息子・タク(5才)の運動会がようやく行なわれた。
僕は場所取りで朝早くから並んでいた。植込みから湧いてくる蚊が最大の敵。隣の隣にいた半ズボンのおっさんが
「なんでこんな格好で来ちゃったんだろ…」
とぼやきながら刺されまくった足をボリボリしていた。無事ナイスなポジションにシートを敷いて一旦家に戻ると、タクと娘・R(7才)のでかい声が聞こえる。
「パパー!早く運動会いきたい!」
開始直前でテンションが高まっているのである。Rも卒園生対象のかけっこに出場するので、ふたりとも出走前の暴れ馬みたいな感じでまじうるさい。
「もー早く連れてっちゃってよ」
必死になって弁当を作ってる嫁を尻目にとっとと連れて行った。
さて、運動会が始まるとすぐタクが出場するかけっこであった。
「たっくん1番になるよー!」
と張り切っていたものの、結果は3位。僕とかけっこして負けると泣きわめくタクだけに、悔し涙のひとつでも出ちゃうかな…と眺めていたが
わりと満足げであった。悔しくて涙が出るぐらいの闘争心があった方が男らしくていいな、と思ったのだが他にそんな子はいないし、タクを含めたみんなの楽しそうな笑顔を見て
「純粋に楽しんだみたいだからそれはそれでいいか」
と思い直し、また、
「闘争心といえば昔トーソーシン!(外人女ボイス)ってCMあったよな」
とか思い出してどうでもよくなった。
続いてはダンス。覚えるのがクラスで一番早かったというだけにとても上手い。前半は残念ながらちょうど僕らに背を向けて踊るポジションだったのだが、
このように振り返って僕らに視線をくれる余裕も見せていた。
芸能人の記者会見かってぐらいにカメラが向けられ、それぞれの親が
「目線コッチ下さい!」
と必死に念を送り続けている中、このカメラ目線はありがたい。団体行動としてはよくないんだろう。多分。
この後マスゲームという北朝鮮ちっくな演技があり、それで午前中タクが出る種目は終了。みんなで嫁の力作弁当を食べる。
「あっ。年少はもう終わりなのォ?」
ゾロゾロと帰って行く年少組の子供達をタクが目で追う。
「年少は午前中で終わりなんだよ、お前も去年そうだったろ」
と教えてやると
「えー。いいなー。たっくんもかえりたいー」
お前、朝あんなにワクワクしてたのに…。アクビ連発しているし、朝テンションが高かった反動でもう眠いとみた。
午後の部、卒園生のかけっこでRが出場。7人中ビリから2番目であったが
「ちがう!3位だった!」
と言って譲らないのは彼女なりのプライドなのだろうか。
タク達年中組の最後の競技は棒リレーであった。ぶっとくて長い棒をふたり一組で持って走り、次の走者に渡す。タク達は「速い!速いです!」とアナウンスされる程、そりゃもう速かったが、しっかりと次の走者に棒を渡さなければならないのに
どかーん。
勢い余って棒をぶん投げて終わりにしてしまった。結局タクのクラス最下位。
それでも閉会式でメダルをもらって嬉しそうであった。すがすがしい笑顔でよい。
幼稚園の運動会なので紅組と白組が点数で競うというのはなかった。しかし10月とは思えない日差しのせいで
「あなた、顔焼けたね」
僕の顔が紅組になってしまったことよ。
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