2006-03-27(Mon)

案ずるより産むがや寿司

池袋に家族で寿司を食いに行った。

嫁と僕で娘・R(2才)と息子・タク(5ヵ月)を抱えて行くのは少し大変だろうかと考えながら店に入ると、予想通り混雑していた。しばらく待たされている間、隣に座っていた50代っぽいおじさんに

「お子さんはふたりとも女の子ですか?」

と尋ねられた。スカートをはいていた娘・R(2才)はともかく、息子・タク(5ヵ月)が女の子に見えてしまったようだ。

「いえ、下の子は男の子なんですが…」

甘エビより小さいながら男のシンボルが付いていますので、よろしかったらお見せしましょうか、とおむつを外しにかかろうとしたのだが

「ほほー。そりゃいいですねえ」

おじさんはにっこり微笑んでおった。

タク
ワシは漢じゃあああ!

さて、テーブル席に通されて、僕と嫁は早速飢えた腹を満たすべくばくばくと喰らっていた。タクはまだ母乳オンリーなので食べられないが、Rは以前寿司を食べた時も生の魚だろうがモリモリ食べていたので、

「R、なんでも食べなよー。今からこんなの食べてちゃ舌が肥えて困っちゃうかなあ。はははは(所詮回転寿司である)」

などと言っていたのだが、どうも飯時のタイミングが悪かったのと、3日ぐらい便秘気味なせいか全然食べてくれない。

「私もそろそろお腹一杯だわ。イクラで締めるわ。Rも食べる?」

ようやく嫁が頼んだイクラだけはモグモグ食べ始めた。

「僕はあまりイクラは好きじゃないんだけどね…しょぱいから」

と僕が言うと

「しょぱい!しょぱい!」

言葉を覚えてしまったRはイクラを頬張るたびに叫び始め、席の上で踊りまくるので、

「ちょ、ちょっと、踊るのやめなさい!」

と抑えるので必死であった。

踊るR
イクラパワーを得て元気になって踊るR。

これをイクラホマミキサーと言います。
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