2019-08-04(Sun)

水戸黄門もビックリなエロい岩「御前岩」と栃木県那珂川町馬頭探訪

女陰(ほと)にそっくりな岩があるというので行ってみた。

ちなみに「女陰(ほと)」とは女性の大切な部分を指す言葉である。いきなり下ネタかよと思う方もいるかもしれないがわりとまじめな旅レポなので読んでいただけたら幸いである。

栃木県の東方、茨城県との県境に近い那珂川町。旧馬頭町の市街を武茂川(むもがわ)沿いに北上していくとやがて辿り着く。

御前岩

御前岩

御前岩
これがその「御前岩」(ごぜんいわ)。これはまさに女陰(ほと)。画像ではあまり伝わらないかもしれないが、実際に見た時の「くぱあ」感やビラビラ感は凄かった。これが天然岩というから驚きである。

御前岩
案内看板を読んでみると「サイマラ」「オンマラ」「男根」「性研究所」等のパワーワードで溢れていた。近隣の男根岩とセットで信仰されていたことが分かる。

1692年(元禄五年)、徳川光圀(水戸黄門)が領内見分の折、御前岩を見て

「これは誠に天下の奇岩じゃ」

と驚き、

「かかるものを衆目にさらすことは、よろしからず」

と土地の役人に命じて御前岩の対岸に竹を植えさせたところ、これがやがて竹藪となりますます好事家の目を楽しませたという。

御前岩
これが御前岩の対岸側に植えられている腰巻竹。街道からは直接見えないように遮られている。

御前岩
言い伝えによると昔は御前岩様のくぱあ部分から霊水が流れていて、その水は月に一度紅色を帯びたので女神が宿るものとされていた。月経だろうか。

この場所から程近い那珂川町大字大内久通地区の「サイマラ淵」には、巨大な男根石「オンマラ様」があり、御前岩とオンマラ様は深い仲であった。

しかし明治の末期に大洪水によりオンマラ様は崩れてサイマラ淵へ沈んでしまった。それを知った御前岩は悲しみのあまり、霊水の変化は見られなくなったという。閉経だろうか。

御前岩
別の案内看板には「もう一つの御前岩物語」が紹介されていた。御前岩を人格化、神格化した「岩姫様」とオンマラ様のそれ「サイマラ様」との悲哀の物語。

ふたりは大変仲睦まじかったが、サイマラ様が大洪水により飲み込まれてしまう。しかし子供を授かっていた岩姫様はサイマラ様との間の子を産む。サイマラ様は鯉の化身となり今でも岩姫様を守り続けていて、岩姫様にお参りすると子宝に恵まれるという。

御前岩

御前岩
御前岩の頂上には小さな祠があるとのことなので行ってみる。「大変な場所にあるため必ず二人でお参りすること、サンダルやヒールでは、お参りに行かないでください」と書かれている。ひとりだしサンダルだがまあよい。

御前岩
御前岩の少し上流にかかっている橋を渡り御前岩側へ。渡るとすぐ右側に御前岩に登る細い草ボーボーの道がある。昨日雨が降ったせいでそのへんから溢れてくる水がジャバジャバ流れて来ているが、崩れ落ちる寸前の申し訳程度の粗末な階段を頼りに進んで行く。

御前岩
たくさんのハグロトンボがひらひらと飛んでいた。ハグロ=羽黒=お歯黒=既婚女性ということで岩姫様の化身だろうか。また、ハグロトンボは神様の使いとも言われており縁起が良い。

御前岩
登り切ったところにある鳥居をくぐって振り返るとアラわりと良い景色。道は鬱蒼とした樹木の中へと突っ込んで行く。さきほど御前岩を覆うように繁っていた木々である。陰毛とか言わない。

御前岩

御前岩
やがて辿り着いた祠がこちら。御前岩の真上。恥丘にあたる部分と言えなくもない。中には男根のオブジェや女陰の形をした陶器などが納められていた。祠の中から覗く怖い顔のこけしも男根の形に寄せているような気がする。

御前岩
御前岩のすぐそばには「御前岩物産センター」がある。けっこうキレイ。そば打ち体験が出来たり、那珂川町で養殖されている名物の温泉トラフグやホンモロコ、現地で捕れるイノシシ肉「八溝(やみぞ)ししまる」を使った料理、手打ちそば等、地元で力を入れている料理が食べられる。

御前岩

御前岩

御前岩
お土産も地元の名産品や子宝祈願系のグッズが充実している。メシにはまだ早かったので食事はしなかったが

御前岩
「御前岩ごりやくまんじゅう」を買った。

御前岩
まんじゅうには2種類あり、

御前岩
すなわち御前岩様とオンマラ様である。御前岩様の黒ゴマとか内部のテカりなど細部へのこだわりが感じられる。中は細かいクルミが入った白あんで意外とおいしい。子作りの前後に食すとよい感じである。合体させてみようかとも思ったが自分がいい年したおっさんであることを思い出し辛うじて思い留まった。

このような男根とか女陰とかを崇め奉る信仰は日本以外にもあり、もちろん「ギャハハち○こー!ま○こー!」みたいな小学生でも分かる面白さのツカミはあるが、ちんまんを生命力そのものの象徴として、子供を授かりたい人、健康でいたい人などの信仰心を集めたののだと思う。

御前岩

御前岩

御前岩

御前岩

御前岩

御前岩を後にして馬頭の市街地に戻った。古い建物がよく残っており、昔の商店街の雰囲気が漂う。何気に電線が地下化されていたりしていて、懐かしい感じなのにどこかこざっぱりしているのはそのせいだろう。

しかしこの日は梅雨明け直後の猛烈な陽射しと暑さが容赦なく襲いかかり、ちょっと歩いただけで汗だくになり、すぐ手持ちの飲み物がカラになってしまうので、飲み物補充とちょっと涼ませてもらおうと、とある食料品店に入った。昭和からそのまんまな感じの店内にはレジカウンターにおばあさんがひとり。大胆というかだらしない胸元から覗く胸の谷間。目のやり場に困り勘弁してほしい。奥には食料品棚に囲まれるようにおじいさんが座っていて

「おーい、お客さんだぞー。お客さんが来たらなんて言うんだっけー?」

と家の中に声をかけた。すると

「いらっしゃいませー」

奥から3才くらいの男の子が三輪車をキコキコこぎながらやってきた。お孫さんか。超カワイイ。麦茶を取ってレジに行くと男の子もキコキコ付いてくる。レジのおばあさんは

「なんの写真撮りに来たんです?」

僕が肩から下げてたカメラを見て言った。この街並みがいいので撮ってるんですよと答えたが、おばあさんと男の子の顔がそっくりでニヤついてしまう。

「どこから来たんですか?」

「栃木(市)です」(本当は栃木出身の東京在住だが)

「あ、栃木け」

同県人だと分かった途端地元の言葉になった。おばあさんは

「いっぱい撮ってってね!」

と見送ってくれた。ドアを閉め切る直前に

「お客さんもう帰っちゃったー」

という男の子の声が聞こえた。ホントにカワイイ。

御前岩
腹が減って来たところ、この店の近くに「彼の女」という素敵な名前の食堂があったのでそこで昼飯を食べていた。

店の中は街並みと同じような緩い時間の流れを感じる昭和な内装、ご年配のご夫婦が切り盛りしていて、カウンターには常連さんらしきお客さんが缶ビール片手に漬物をポリポリかじっていた。シブいですな。

さきほどの食料品店のおばあさんのグイグイ来るような接客とは違い、こちらの奥さんは

「こちらの席が涼しいですよ。お客さん暑そうですから…」

僕をエアコンそばの席に案内してくれる奥ゆかしい気配り。それ以外は基本的にあまりよそものをイジらないでいて下さる。

御前岩

メニューをしばし見る。手打ちラーメンが売りらしいがもっと腹にたまるものを食べたくてカツカレー。

ご主人さんが厨房で寡黙に調理。このクソ暑いのに揚げ物を頼んでしまって悪かったかな。

御前岩
これが「彼の女」のカツカレー。昔っぽい黄色いカレーでほんのりスパイシー。新潟名物のバスセンターのカレーに少し似ており美味しい。

カツカレーを僕に出した後のご夫婦はヒマそうだった。後から入ってくる客もなし。BGMもなし。ひたすら静かな店内。カツカレーを食べる音を出すのも恥ずかしいくらい。

「○○ちゃん、お盆休みはいつ?」

ご主人がボソッと常連のお客さんに声をかける。

「×日と△日と…今年は飛び石なのよねー。ほら、企業カレンダーだからさー…」

「そーかー」

会話の声だけが店内に響く。旦那さんがいったん外に出て様子を見て戻って来た。

「いやあ…暑い。こりゃ暑すぎ…」

空いてる客席に座ってる奥さんが微笑みながら見てる。旦那さんはフウと息を吐き

「息をしてるだけで暑いよ…」

奥さんはふふっと小さく笑い

「じゃあ息しなけりゃいいじゃない。ふふ…」

穏やかな声でからかう。

「静かだね…。もう12時過ぎてるのに」

ご主人もこういうツッコミには慣れてると見えて華麗にスルー。

「暑すぎてみんな外に出たくないんでしょう…」

奥さんがまた穏やかな声で返す。なんか昔の小津映画を観ているようだ。

カツカレーは何気に肉もたっぷりで意外にボリュームもありギリギリ完食でき、ごちそうさまと奥様に会計してもらって店を出た。

御前岩の岩姫様の祠にお参りするにはふたりでなきゃダメだと書いてあったので、これで「彼の女」連れということにして欲しい。なんちて。

馬頭市街は素敵な街であった。地元で養殖している「温泉とらふぐ」、地元の猪肉ブランド「八溝ししまる」などのおいしい食材を開発し、それらを調理して提供するお店がそこかしこに見られた。

「御前岩」も立派な観光資源であり、僕みたいに「御前岩」の女陰(ほと)を見たさに馬頭の街を訪れた観光客もいるわけで、そんな変態客はごく一部かもしれないが、馬頭の街にはなくてはならないものであろう。

すなわち街の女陰(ほと)ステーション。なんちて。

【参考文献】

「生きている民俗探訪栃木」尾島利雄 著
「那須野物語 : 原野の情念と回帰」榎本菊雄 著

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2019-08-05(Mon)

xiangyu『SKYTOPIA presents #家onclouds』原宿 Galaxy-gingakei 209.08.03

よくxiangyuちゃんや音楽プロデューサー・ケンモチさん現場でよく見かけるイケメンさん。時々話しかけていたら実はそのイケメンさんが音楽家でこの日のイベントの主催者だったという、個人的には水戸黄門とか暴れん坊将軍的な展開。


xiangyuちゃんは自分の出番以外でも他の出演者のライブに見入っていたり踊っていたりしていて、共演者へリスペクトしながら自分も楽しんでいる姿がよい。

で、出番は21:30ごろ。

ここしばらく固定だったセットリストに変化が。「ハマエゲ」、「31」などの序盤曲が外れていきなり「ヒューマンエボリューション」と「Go mistake」から。

というのも今日は新曲が披露されたからである。


その名も「ピアノダンパー激似しめ鯖」。ピアノダンパーはしめ鯖によく似ているね、という曲。

ツイッターだったら1行で済んでしまいそうなネタなのに、ネタを膨らましまくって壮大なダンスミュージックに仕上げてしまうのがさすがxiangyuケンモチコンビ。

まだ歌詞はよく聴きとれないのだけれども、いちいち「墾田永年私財法」みたいなリズムがよくて口ずさみたくなる言葉であることが感じられる。


終盤「ブラジャー」と連呼していたけれども一体どういう歌詞なのかは残念ながら読み取れなかった。

後半は「プーパッポンカリー」、「菌根菌」、「風呂に入らず寝ちまった」。プーパッポンカリーではお客さのところまで突っ込んで行って絡むし、風呂に入らず寝ちまったではビニールプールに乗ってそれを客に担がせるしで、ステージだけではないパフォーマンスで大盛り上がりを見せた。

xiangyu
ライブ後のxiangyuちゃん。

xiangyu
右はxiangyuライブ現場友達の子。


出番後も踊りまくるxiangyuちゃんとケンモチさん。特にケンモチさんキレキレ。沸騰沸くのフットワークな足さばき。ケンモチさんは前日がお誕生日だったので

「おいくつになったんすか」

と聞いてみたところ

「えー、それは…」

と口を濁してしまったのでぶしつけな質問をしてしまった…と謝ろうとしたが

「永遠の○○才です!」

いえーい、とノリノリで僕を救ってくれた。しかも○○才が実際のお年でありケンモチさん正直で優しい。

しめ鯖の曲は作ってもサバは読みません。なんちて。

【セットリスト】

1.ヒューマンエボリューション
2.Go Mistake
3.ピアノダンパー激似しめ鯖
4.プーパッポンカリー
5.菌根菌
6.風呂に入らず寝ちまった

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2019-08-25(Sun)

YAKUSHIMA TREASURE (水曜日のカンパネラ x オオルタイチ)『LIQUIDROOM 15th ANNIVERSARY とうとうたらりたらりら』 2019.08.22 恵比寿リキッドルーム

「YAKUSHIMA TRESURE」ワンマンライブ。

コムアイさんとオオルタイチさんによるユニット。屋久島でのフィールドワークに基づいており、同名の6曲入りEPもおふたりメインによる作品である。

従来の水曜日のカンパネラのサウンドプロデューサーであるケンモチヒデフミさんは全く関わっていない。

なので水カンファンとしては今日のライブはどういうものなのか全く想像が付かないまま恵比寿リキッドルームへ。

コムアイ
入場したところ、普通なら観客が立ち見するフロアの真ん中にセンターステージが特設されていた。ステージ、機材、そして天井から下がっているのは屋久島の森を模したものだろうか…。

センターステージの周りには椅子が並べられていて、その外側が立ち見スペースとなっていた。また、もともとのステージにもダイソーのお風呂椅子が並べられ、一段高くなったところからセンターステージを観れるようになっていた。

僕が入場した頃はセンターステージ周りの椅子がほぼ埋まっていたし、お風呂椅子が可愛かったのでそこで観ることにした(時間が経つにつれお尻が痛くなったが)

ドキドキしながら見守る僕らの前にふたりが現れたのは開演時刻をほんのちょっと過ぎてから。別にドラマチックな演出は全くなく、ゴソゴソとセンターステージに登って来て

「コムアイでーす」

「オオルタイチです」


普通に挨拶をするんだけれども、いでたちは紙で作ったという和装に顔は呪いのヒトガタのような、やはり紙のお面のようなもので覆われ表情が見えず、明らかに僕ら観客とは一線を画した異形の者が登場した瞬間だった。

ライブはEP「YAKUSHIMA TRESURE」に収録されていた曲だけではなく、様々なうっとりするようなパフォーマンスが展開され、恍惚となりあっという間の1時間半(たぶん)であった。

EP「YAKUSHIMA TRESURE」は30分程度のものであるが、この1時間半のパフォーマンスを切り取ったサウンドトラックであることを思い知らされた。

そもそもライブタイトルにある「とうとうたらりららりら」とは、能では「翁(おきな)」、謡では「神歌(かみうた)」と呼ばれる曲の中で出て来るフレーズである。

「翁」は「能にして能にあらず」と言われる特別な能で、起源を遡れないほど古くからあり、「能」という「エンターテイメント」よりは世の中が平和でありますように、穏やかでありますようにという願いを神に捧げる「神事」に近いという。

ライブが進むにつれ、途中でおふたりは面のようなものをその場で外すのだけれども、ふつうの能では面は能舞台の奥にある「鏡の間」という場所で脱着するのだが、

コムアイ
「翁」では舞台上で脱着するのである。こじつけかもしれないが…。

コムアイさんのインスタストーリーなどを観ていると、彼女は屋久島、南インド、インドネシア他、様々な場所を訪れている。


いずれもキリスト教、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教、日本神道などのメジャーな宗教に影響される以前の土着的な信仰や風習が残る地を訪れ、それらを学び吸収していたのではないだろうか。


このあたりが僕にとっては一番よかった。コムアイさんの他に、何やら黒子のような恰好をした人が土嚢のようなものを担ぎ、中身をセンターステージの真ん中にバサバサ落として盛っていく姿も映っている。土だろうか。

コムアイ
黒子の人は繰り返し繰り返し、狂気を感じるぐらい何十回もバサバサ落とし、やがて人の丈ぐらいあるこんもりとした山になってしまった。

これは華道家の上野雄次さんによるパフォーマンスで、盛られたものが何なのか暗くてよく分からなかったが、最初は腐葉土で、後からコケを撒いていたらしい。コケはライブ後ひとつまみもらっていく観客が多かった。僕も貰った。青臭い良い匂いがするもの。

世界遺産屋久島の森に生息するコケは有名。このライブでぶちまけていたコケが屋久島のものとは限らないだろうが、屋久島そのものを会場のど真ん中に持って来たというわけだ。センターステージの上にぶら下がってる「森」も上野さんの作品なのだろう。

タイチさんはコケに頭を突っ込んだり、コムアイさんもコケの山に寝転んで琴のようなエストニアの弦楽器「カンネル」を弾いたりのパフォーマンス。コムアイさん、そういえばエストニアにも行っていた。横道にそれるがエストニア音楽祭も楽しかった。


ライブ後、制作関係者を紹介するコムアイさん。素の姿を見れてホッとしたひととき。

今日のライブはコムアイさんが自然から受けたインパクトをそのまま表現し、それを神に捧げ、民に照らし、天地人みなハッピーなパフォーマンスを造った。

コケの山からひとつまみ失敬したものが今手元にある。未だに青々しい、

コムアイさんとタイチさんはこの先何千年もの先に伝えられる、伝統芸能の始まりを造ったのではないか、僕らはそれを初めて観たのではないか…。

コケだけに、

コムが世は。千代に八千代に さざれ石の コケのむすまで。

なんちて。

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2019-08-29(Thu)

xiangyu『香魚荘827』渋谷o-nest 2019.08.27

香魚荘(シャンユーそう)という家で主催者xiangyuちゃんとゆかいな仲間たちが繰り広げる初自主企画。


開演時間には間に合わなかったが途中から。

会場のo-nestは6Fがエントランスとラウンジで5Fがライブエリアになっている。

xiangyu
エントランスからおじゃましマンモスと中に入ると真ん中に畳が。くつろぎスペースみたいになっている。上を見ると何故かミカンがみょーんとぶら下がっている。牛の乳絞りしたくなるような絶妙な垂れ具合。

それらを囲むようにファッションブランドPERMINUTE(パーミニット)の方たちが楽器を演奏していたり、

xiangyu
ラッパー「ぎゅうにゅうとたましい」クンの一見ビクッとする斬新な物販コーナーがあったりした。

6Fから5Fに降りる外階段には銀色で象さんの鼻のような巨大な銀色の蛇口がべろんとぶら下がっており、皆香魚荘のあるじの奇妙な表現物を観察しながらライブスペースに入ると早春書店・コメカさんとxiangyuちゃんのトークの真っ最中であった。「未開人の性生活」という本を買ったxiangyuちゃんは

「気になりませんか?未開人の性生活ですよ?」

某政党の「カー〇ッ〇〇ですよ?」みたいな興奮気味な口調で皆に同意を求めていた。

このイベントのタイムテーブルはトークコーナーとライブが交互になっていて、次はトリプルファイヤーのライブ。

ちょっとトボけた感じのボーカルがひねたような冷めているような、でも実は熱いようなメッセージを歌唱と演説の間みたいなスタンスで歌う。何年ぶりかに観た。

xiangyu
またトークに切り替わりxiangyuちゃん、ぎゅうにゅうとたましい君、坂向萌実さん(xiangyuちゃんの友人でクラウドファンディング会社社長)の3人がほぼ年が一緒とのことで同年代トークで盛り上がっていた。

次はコントライブ。3人組男性コントユニット「テニスコート」。不条理系のギャグが面白くてドカドカ笑ってしまった。「難病の少年達のもとに無理やり押し掛ける有名プロ野球選手」というコントがあったのだけれども、先程トリプルファイヤーにも「病気の子供のためにホームランを打ったり…」と歌う曲「野球選手になるために」があり、妙なネタかぶりもまた面白かった。

トリ前にライターの西澤裕郎(Story Writer)さんとトリプルファイヤーの吉田さん・鳥居さん3人で、主にxiangyuにもトリプルファイヤーにも共通する独特な歌詞について「どうやって思いつくんですか」というようなトークを挟み、

xiangyu
最後はxiangyuちゃんのライブ。


最初から飛ばしまくってて気合充分。勢い余ってコロンと転がってしまったりもあってチカラが入っている。


最新曲のひとつ「ピアノダンパー激似しめ鯖」。タイトル通りの小ネタからここまで膨らました曲。終盤の怒涛の言葉遊びがすごい。正直半分も聞き取れないけど。


これも最新曲「ヒジがビリビリ」。xiangyu史上最速BPM曲で、すわ電気ビリビリ(電気GROOVE)へのアンサーソングかと思いきや、ヒジが当たってビリッと来る時があるよねっていうこれも小ネタからここまで引っ張った曲。先程のしめ鯖といい小ネタからのぶっ飛び具合が凄まじい。ちなみにヒジビリビリは英語ではファニーボーンというらしい。

xiangyu

xiangyu

xiangyu

定番曲、懐かし曲を含め今までライブで演じたことがある曲は全て演じ切っていた。客でビッシリのフロアに突っ込んで行ったり、「風呂」と呼ばれるビニールプールに乗って客に担がせてこれまたフロアを突っ込んで行くおなじみのパフォーマンスもやり切った。

ライブ後xiangyuちゃんはいそいそと裏パフォーマンスとして一部好事家の間で注目される「風呂の空気抜き」を始めたのだが、今日は自主企画なのでアンコールしてみると、ちょっと驚いた顔で

「じゃあGo Mistakeかプーパッポンカリーのどっちかを…」

風呂の空気を抜く手を止めて言う。結局どっちとも決められず2曲やってくれた。


アンコールでのプーパッポンカリー。これが本当に今日最後の曲。

xiangyu
人前に出る事があまり得意ではなく、カラオケすらも苦手だったxiangyuちゃんが音楽活動を始めて1年、いろんな人と関わり合うことが出来て本当に嬉しい、というようなことを何度も言っていた。最後、お礼の言葉を伝えてニコニコとステージに佇んでいたが、

「あ、そうか。オレがいなくならなきゃ終わらないのか」

慌てて引っ込み、ライブは終了した。ちっちゃいxiangyuちゃんがなんだか大きく見えた。

6Fのラウンジでまたしばらく畳周辺で友達と喋ったりしていたら、

xiangyu
「アロエ育ててくれる方いませんか!」

xiangyuちゃんが自分の家で育てたというアロエの鉢植えを引き継いで育ててくれる人に渡していた。10ぐらいあっただろうか。しかも皆かなりでかくてイキが良さそうなのばかり。昔アロエにはまり育てまくって、ちょっとでもスリ傷でもしようならすぐアロエを折って塗ろうとしてきたウチの母親のようだ。

立派な自主企画を立ててお客さんでビッシリになっていて、僕が最初に観た去年11月頃の手さぐり感溢れるライブも面白かったが、今は素晴らしい曲がハイペースで増え、パフォーマンスも段違いになっている。勝手に感動してしまった。

また、アロエ他ベランダで育て植物を愛でる素の彼女の姿を想像してちょっと尊いと思ってしまった。

アロエにちなんで歌います。

アローエはー尊しー。なんちて。


【セットリスト】

01.ヒューマンエボリューション
02.Go Mistake
03.ピアノダンパー激似しめ鯖
04.プーパッポンカリー
05.菌根菌
06.ひじビリ
07.31
08.ハマエゲ
09.餃子
10.風呂に入らず寝ちまった

アンコール

11.Go Mistake
12.プーパッポンカリー

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