2018-11-05(Mon)

水曜日のカンパネラ「鉄工島フェス2018」2018.11.04 大田区京浜島

「鉄工島フェス」という、工場街でアートのフェスをやろうというイベント。

場所は「京浜島」という羽田空港の北隣にある埋立地の島で、大部分が鉄鋼・電機・金属等の工場を中心とした工業団地である。歩いてみると本当に工場や物流センターみたいな建物ばかりで生活感がまるでなくコンビニすらない。大田区のサイトによると京浜島の人口は54才と75才の男性「2人」だそうだ。(2018年1月1日現在)。

そんな特色のある街を活かしたアートの催し物。コムアイさんはアーティスト集団「SIDE CORE」と組み、「北嶋絞製作所」という金属加工技術に特化した工場の中を利用したサウンドインスタレーション(音響空間作品)を作り上げていた。曲線が美しい巨大な金属のカタマリが林立する中、金属に反響するさまざまな音が工場内に響き渡り、その中にはコムアイさんの声もあった。

また、須田鉄工所という工場の中で行われた「yahyel」のライブでは、コラボした曲「生きろ。」にてコムアイさんが飛び入り参加。

水曜日のカンパネラ
さっそうとステージに登場し、神秘的に歌い踊っていた。

水曜日のカンパネラ
なんというか、神に生贄を捧げる儀式を見ているようであった。

この曲の後、コムアイさんは一旦は引っ込んだがボーカルの池貝峻さんがステージの袖に向かって「おいでよ」みたいな手まねきをするとふたたび登場。速攻でステージから我々の観客のところに降りてきて奥の方に進んでいったのだが、ちょうどすぐ曲が終わってしまって

「あれ、曲が終わっちゃった…」

と呟いてUターン。

水曜日のカンパネラ
ステージに戻って行くのかなと思ったが登らず、

水曜日のカンパネラ
しばらく最前列にいて周りの観客を撮ったり

水曜日のカンパネラ
「yahyelカッコイー!」

などと叫ぶ普通のお客さんと化し、ものすごい楽しそうに踊っていた。

ライブの後も普通にその辺を歩いているコムアイさんと会えたりし、鉄工島という都会の奇妙な島でのフェスであった。

フェスの舞台となった鉄工島の工場たちは、町工場だけにこぢんまりしたものであったが、それぞれの突出した技術や工場主さんの個性が反映されたマニアックな「部屋」のようであり、すなわち僕が何を言いたいかというと、

鉄工の部屋!

るーるるっるるるるーるるー…

すまみせん。

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2018-11-09(Fri)

水曜日のカンパネラ「Galapagos Tour」ガラパゴスツアー 東京 新木場STUDIO COAST 2018.11.07

※ガラパゴスツアーの内容・画像・セットリスト等ネタバレありますので知りたくない方は見ないで下さい。

水曜日のカンパネラのワンマンライブ。

ガラパゴスツアー、日本での最初のライブはおなじみ新木場STUDIO COAST。

フロアに入るとステージ真ん中から1本突き出た花道(でべそ)があり、そこをうまく使いつつ今回も人力照明部隊とたなびく幕の演出を中心としたライブ。

ライブはほぼ定刻開始。おごそかなオープニングの音楽。照明チームのメンバーが至るところに配置され、主演の登場を待ち受けるステージを照らす。そしてコムアイさんが下手から登場。「キイロのうた」。前回の河口湖ワンマンライブで最後に歌った曲である。河口湖の終わりからガラパゴスの始まりに繋がった。

コムアイさんは時々ライブの冒頭からサングラスをかけて登場することがある。その理由を「緊張するので」と以前説明していたような記憶がある。今回はツアーで初の日本、しかも東京ということでかなり緊張していたのだろうか。もちろんずっとかけているわけではなく、観客との距離感がつかめて来たところでのタイミングで(?)さりげなくスッと外していた。

水曜日のカンパネラ
3曲目で懐かしめの「チュパカブラ」でギアを上げてゆき、地蔵気味の客に「もっと踊ってもいいんだよ?」と煽る。「クロールと逆上がり」の初期曲2曲を挟んで「見ざる聞かざる言わざる」と「南方熊楠」。これらの曲は大好きなので踊らざるを得ない。

MCではコムアイさんのライブの楽しみ方を語っていた。いつの間にか没頭し、ひたすらひとりで地球深くに潜っていく感覚。ハッと我に返ると周りにたくさんいて、ああ、そうだった、みたいな感覚。そういうのを体験したくてライブに通っているような気がする。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
MCをはさんでゲストに「yahyel」の池上峻さん登場。花道の上でコラボ曲「生きろ。」をふたりで熱く歌い上げていた。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
新曲の後は鉄板曲「シャクシャイン」「桃太郎(リミックス版)」「メロス」でまたフロアが沸き上がり、「ピカソ」では花道の前にある柵に座り、限りなくお客さんに近付いて歌っていたのでそのへんの人達が興奮しまくっていた。

水曜日のカンパネラ
終盤、ステージの幕が盛り上がってきてコムアイさんを隠す。ピンク色のライトに照らされたシルエットがゆらゆらと。「ウランちゃん」のような曲でウランちゃんでない神秘的な曲。後でネットニュースなどで確認したら「BayJuke(INST)」という曲らしい。

水曜日のカンパネラ
で、そこから「ウランちゃん」。幕が僕ら最前付近の観客を覆いつくし、コムアイさんもその中に飛び込み大暴れ。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
魚肉ソーセージみたいに膨らんだ細長い布の筒と絡んだりして、まるで布団の中でドタバタ遊んでいるかのよう。

水曜日のカンパネラ
暴れた後コムアイさんは花道の柵を乗り越え観客を掻き分けフロアの奥の方に行ってしまう。

水曜日のカンパネラ
そして「愛しいものたちへ」を大切に歌い、高い脚立の上に。幕はまだ僕ら最前の客の上にかぶさったままなのでコムアイさんの足しか見えない。しかしウランちゃんの時は逆に幕の外にいる人たちがコムアイさんを観れなかったのだ、と気付き、コムアイさんが操る世界の中に翻弄されていることに改めて気付く。

水曜日のカンパネラ
ようやく幕が上がって、コムアイさんは脚立のてっぺんで「一休さん」。ほんとにみんな「おつかれさん」という感じで笑顔でほのぼの熱狂。そろそろこのライブも終わりなんだなあ…とちょっとずつ寂しさに気付いてゆく。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
最後は「マルコ・ポーロ」のremixバージョン。観客の中にいたまま歌い続け、ゆっくりと歩いて気が付いたら2階へ。深々とお辞儀をし、出口でゆらゆらと膨らむ幕の中に入り、包み込まれるように退場。ひとつの物語が終わった。

決められた振り付けでないコムアイさんの自然な踊り、動き、ポーズがいまだかつてなく綺麗だった。また、PAブースで陣取っていたケンモチさん達音響陣のアレンジが抜群で、音質は良いし曲間の繋ぎも絶妙で、一本のコムアイ神話劇を観たようで大変満足。

「ガラパゴス」というわりには今までにないくらい外国人のお客さんがたくさんいて、中国の方やカタールの方等、何人かと知り合ってSNSをフォローしたりした。でもこっちが英語とか喋れなくてよくある「意味もなくニヤニヤした日本人」になってしまった感がある。

ガラパゴス おいら喋れず クチニゴス

なんちて。

ホントはちょっとだけでも「ミツコ」とかあの辺の曲をあの頃のおバカなノリの演出でやってくるのも観てみたかったり。これも大きな声では言えなくてクチニゴス。

なんちて。

【セットリスト】

01.キイロのうた
02.かぐや姫
03.チュパカブラ
04.ライト兄弟(コーラス部分だけ)
05.ゴッホ
06.マチルダ
07.見ざる聞かざる言わざる
08.南方熊楠
MC
09.生きろ。(ゲスト:yahyel 池貝峻)
10.シャクシャイン
11.桃太郎(Remix)
12.メロス
13.ピカソ
14.BayJuke(INST)
15.ウランちゃん
16.愛しいものたちへ
17.一休さん
18.マルコ・ポーロ(Remix)

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2018-11-28(Wed)

ライブレポートxiangyu「On the planet (OSCA in Moon Romantic)」2018.11.01青山月ミル君想フ他

2018年9月から音楽活動を始めたばかりという謎の女性シンガー「xiangyu」(シャンユー)。


音楽配信サイトでリリース、MVも公開された曲「プーパッポンカリー」を1度聴いただけで「なんだこりゃ」と頭から離れなくなってしまった。

本格的にライブ活動も始まったとのことなので立て続けに行ってみた。今回の内容は以下の3回のライブについてである。3回とももの凄くいインパクトがあったが、とても短いスパンで観たこと、セットリストが同じだったこと、などの理由でひとつのブログ記事にまとめた。

1回目:2018.11.01「On the planet (OSCA in Moon Romantic)」青山月ミル君想フ

Xiangyuちゃんを初めて観たライブ。ファーストインパクトが半端なかった。

2回目:2018.11.02「Park Live」銀座ソニーパーク BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY

銀座のバーラウンジにてフリーライブ。観ている人たちほぼ飲みに来たお客さんというアウェイな環境であったが、そんな予備知識ゼロの人達の目をガッツリステージに向けさせていた。特にお姉さん方の歓声が大きかった。

3回目:2018.11.08「ミオちゃん東京侵略化計画vol.3」下北沢Shelter

対バンのバンドやシンガーたちがことごとく強烈な個性を持ちそれぞれ異彩を放つ中で、xiangyuちゃんも埋もれることなく異臭を放っていた(後述)。

雑にまとめると上記のような感じだが、もう少し細かく書くと、初めてxiangyuちゃんと喋ったのは1回目のライブハウスのロビーで。ライブ開始前、音源のCD-ROMやカンバッジを並べてぽつんと座っていた。僕はまず絶対に音源が欲しかったので「どーもー」とか声をかけつつ買おうとすると、

「えー、ありがとうございます!」

まじっすか、みたいなリアクションで

「ねー、買ってくれたー」

ちょっと離れたところにいたマネージャーさんに叫んでたりしてとても可愛らしい女の子であった。

xiangyu

xiangyu

xiangyu
それぞれのライブの物販で撮らせてもらった写真。わりと変顔をしてきてかわE。

xiangyu
ライブではパジャマに裸足というスタイル。左胸には音楽活動初心者という意味合いで若葉マークが付いている。ステージにはビニールプールも置かれており、時々そこに入って歌う。もちろん水は入っていない。当たり前だ。

披露してくれた曲は以下の6曲。上記3回のライブ、いずれも同じ。

『風呂に入らず寝ちまった』

正確な曲名は不明。ダルダルな日常生活を描写したリアリズムな歌。風呂に入るまでが勇気がいるんですよねー、とxiangyuちゃん。あと銀歯が取れちゃってめっちゃしみて痛くて、歯医者に行かなきゃっていうのが勇気がいるランキング、風呂に次いで2位ですねーと言っていたがその後ちゃんと治したのだろうか。

『やばい山』

「登山が好き」とのことで山の曲。マッキンリーとかカンチェンジュンガとか険しくてやばい山の名前がズラズラと出てくる。泳げそうな雲の海に飛び込みたい…という、「やばい」というタイトルのわりにはメルヘンな曲。

『31』

そのまんまサーティーワンの曲。ポッピングシャワー、ナッツトゥーユー、サーティーワンといった数少ない歌詞がループし、ブレイクビーツに乗っかったギターの美メロが切ない。

『はまえげ』

ハムエッグの歌。今年は猛暑で道路の上でハムエッグが作れたんじゃない?という歌。「残暑、厳しくなるでしょ、この異常気象」みたいな韻を踏んでおりヒップホップっぽい。なおxiangyuちゃんは卵が食べられないのでハムエッグを作ってもハムしか食べられないという。

『プーパッポンカリー』

ハウスミュージックが南アフリカに伝わり独自進化したという音楽ジャンル「GQOM」(ゴム)を取り入れたキラーチューン。ステージから降りて客の方まで寄ってきて跳ねまくりながら歌う。プーパッポンカリーとはタイ料理でカニと卵のカレー炒めのことを指す。この曲を知ってから初めて食べてみたが、それほど辛くなくてとても美味しかった。

xiangyu
VJは何故かインドヒンドゥーの神々テイスト。

『王将』

トリの曲。カレーの歌を歌ってるわりには実は餃子が大好きという彼女。

「ひとりでライブやるのは心細いので餃子の神様に来てもらいます」

xiangyu
とのことで、後ろを向いてゴソゴソと頭に付けたものは餃子のかぶり物。自作だという。サビで

xiangyu
「餃子王将王将ひーだーかーや」

と聞こえてきて王将というタイトルの曲なのに日高屋も混じっているような気がする。3回目のライブでは出演前にxiangyuちゃんが王将でテイクアウトした餃子を

「みんなで食べてね!」

と観客に振舞っていて大爆笑。60人前も買ったらしい。

xiangyu
僕も20個入りの箱を渡されたので周りの人達に配っておいしくいただいた。ライブハウス中が餃子の匂いに包まれ、次に登場したバンドの人が

「餃子くせえ!」

と叫んでいたほどである。

以上6曲。「プーパッポンカリー」「カンチェンジュンガ」「ポッピンシャワー」等、発音の跳ね跳ね具合が面白い単語をキーにしてそこからリリックを広めていく曲が多い。あまり詳しいジャンルは分からないがいずれの曲も素晴らしいダンスミュージックである。

Xiangyuちゃんもライブを始めたばかりにしては歌唱もしっかりしているし、MCもスラスラ喋るしちょっと客いじりもする。ビニールプールや餃子の神様などの小道具も使い面白いライブであった。

xiangyu
現在手に入る音源は「やばいデモ1」。「プーパッポンカリー」と「31」の2曲が入っている。すべて手描きの一品ものである。やばいデモ1は300円、カンバッジは100円。良心的すぎるグッズである。帰ってからやばいデモを取り込んで聴いてみたがやっぱりヤバい音源でありもうどれくらい聴いてしまったであろうか。

xiangyu
あと初めてライブを観に来た人優先にこのような雑コラ感たっぷりの愉快なステッカーを配ってくれて、

xiangyu
裏返すとオフィシャルツイッターのQRコードが付いている。

物販では何人かが立て続けに買おうとしたりすると、まだ客あしらいに慣れてないせいか

「あ~どうしていいかわかんない~」

と軽く慌ててしまうのがとてもかわいい。Xiangyuとは「鮎」の意味らしいが、これって鯉なのかしら。なんちて。

この後、11月中旬にもライブを観に行っているが、それはまた後ほど。

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