2002-12-01(Sun)

ガチャガチャGOTCHA。

会社では様々な困難な場面に見舞われ、その都度
難題、苦悩、迷い、煽り、失敗、挫折、嘆き、慟哭その他
辛酸を舐めるものだが、また新たに最強な難問ができた。

朝の出勤途中、駅から会社へ行く途中のツタヤに、
おじゃる丸のガチャガチャがあるのを見つけたのである。
とてもやりたい。

しかしここは会社の人がたくさん通る。

僕がここでうんこ座りして百円玉入れてがちゃがちゃ
やってようもんなら

「お前、いい年して何やってるんだ…」

まず間違いなく同僚の誰かに見つかる。
見られたくない時に限って絶対見つかる。

子供でもいれば

「いや~娘が欲しがってね~」

などと大嘘をつけるのだが、

流産しちゃったしね…。(乾いた目)

こうなれば、思いっきり残業してその帰り道にやろう。
そこまで会社に残ってる連中はほとんどいない。

よし、これだ。

僕は終電近くまで残業し、ツタヤのガチャガチャの前に立った。
人通りはほとんどない。

百円玉はドッチャリある。
僕はゲーマーなので、その心得として百円玉は常にストックしてある。

よおし…やったるでえ、ワイの生き様、とくと見さらせ!
おらあ!!

「よお~まだ仕事やってたんかよ~」

ぎく。手が止まった。

この近くで飲んでいたと思われる、いい感じにベロベロになった
会社の同僚だった。

夜でも逃げ場無しか…。

畜生、酒臭えんだよ!!

こうなりゃガチャガチャの為だけに休日出勤とか。
別に悲しくはないし(強がり)

働き者だなあ…。

2002-12-02(Mon)

高井戸倶楽部。

オフ会のような飲み会があった。

昼間、うたちゃんとそーげん君がやっている陶芸教室「おいしい器」に
名古屋からやってきたちょんたとノリックが体験陶芸をする、というので

それが終わったあと、飲み会に合流させてもらった。
参加したのは、僕と、嫁と、RHと、柿崎君と、ななこ。

ちょんたはいつも通り(?)ビデオカメラを回しながら登場…。
「安産祈願に」と、またお土産を貰ってしまった。

中身はちんこの形をした飴…。

僕が口に入れると危ないので嫁に咥えさすことにする。

2002-12-03(Tue)

ハッピーウェディングの一年後。

「アナタ、今日で一周年だね!」

嫁がニッタラニッタラした顔つきで言ってきた。

なんのことだったかさっぱり分からなかったが

去年の12月1日、僕は結婚披露宴をしたのであった。
故に今日は披露宴一周年記念である、と嫁は言う。

忘れてた。

あのねえ~。

だから、いつも言っている通り僕は

初めてデートしてから一周年とか、
初めてちゅーしてから何周年とか
初めてちんこ入れてから何周年とか、
いちいち覚えてないっていうの!

どうして女ってそう「記念日好き」なんだろう…と
辟易してたところ、嫁の父親から電話がかかってきた。

「よお~一周年おめでとう~」

…記念日好きは血筋なのか。

何でも嫁の親戚一族が集まり、
僕らの結婚披露宴一周年記念を祝って宴会をやっている、
というのだ。

「いや~お祝いに、いいカニを貰っちゃってね~」

嫁の父は、明らかに酒が入った口調で言った。

僕らのお祝いに、
カニ…?

そんな話、初めて聞いたぞ。

本来お祝いされるべき僕らは
そんな海の幸はお目にかかってないのだけれども
なんでなのかなあ。

で、君たち一族は新鮮なカニに舌鼓を打ちながら、
僕らを肴にドンチャン騒ぎしてるんだね~。

どういう理屈かなあ~。僕、分からないや。

僕と嫁、当事者達は不在。
しかし、親族達はおお盛り上がり(カニ有り)の大宴会。

…それじゃまるで僕らの三回忌か何かじゃないか!!

いいんだ、別に…。
一生この一族とは付き合わなければならないんだようようようよう…。

ちなみに僕の母親からは何の連絡もなかった。
やはり血は水より濃し、ということなのかもしれない。

恐るべし嫁一族。今後の僕と彼らの関係は、

いカニ。

2002-12-04(Wed)

マジで恋した5年前。

「結婚披露宴一周年記念日」、ということで

(籍を入れたのは別の日なのでこういう言い回しなのである。
 だって嫁がそう言うんだもん。
 ややこしい。面倒くさい。
 これ以上記念日増やすなよ。
 覚えきれないよ。
 どうして女はそう記念日ばかり作るんだよ。
 勝手に作っといて、こっちが忘れてると怒るんだよ。
 知るかよそんなの。
 じゃあ僕も「今まで最も長かった鼻毛を抜いた記念日」とか
 無理矢理作ってやろうか。
 それにしても長いカッコだ)

ささやかな宴を、と近所のちょっと小じゃれた飲み屋へ。
入り口がとても狭く、頭を思いっきりぶつける。

「い、痛い…」

「あなた、大丈夫…がこっ」

駆け寄った嫁も続いて頭を激突。

しばし2人でうずくまる様はラブホテル前で躊躇している
カップルに見えなくもなかった。

痛みが引いてから店内へ。
カクテルのメニューを見ると、気になる名前があった。

「オタクの恋」

これは…。

夜な夜なゲーセンに行き、そこで出会う美少女Rちゃんに
ラブラブな僕のことに違いない!!

「オタクの恋、下さい」

速攻注文した。

「オタク、入りました~」

注文取りの女の子がそうカウンターのおっさんに告げる。

「プッ」

おっさんが笑ったのを聞き逃さなかった。
おのれ…。

しばらくして嫁が「これ飲んでみたい」とメニューを指差した。

「レッサーパンダ」

という名のカクテルだった。
注文してみた。

「レッサーパンダ、下さい」

「パンダ、入りました~」

注文取りの女の子がそうカウンターのおっさんに告げる。

「ププッ」

またもやおっさんが笑ったのを聞き逃さなかった。

あのな、メニュー略すのも笑うのも感じ悪いからやめれ!!
こっちだって言うの恥ずかしいのに、フルネームで略さないで
注文しているのに…。

まあいい。

注文取りの女の子の口元がエッチだったから
また行こうと思った。

その後、いつものゲーセンに行った。
どうせ「オタクの恋」だし。

ちょうどやりたかったゲームは他の客が使用中で、
何人か並んでいた。

僕らも並んだ。そのうち、嫁がモジモジしてきたので
トイレなのかと思ったら

「ねえ~今日は記念日だからアレしようよ~」

あほかっ。周りにまる聞こえだっ。
そんな事ゲーセンで言うなっ。

そういう事に免疫がなさそうな、いかにもゲーマーな感じの
オタクがぎょっとしていた。

オタクは濃い。

2002-12-05(Thu)

アイロン・クラッシュ・パーティー。

会社から帰ってくると、嫁がアイロン掛けをしていた。

「アナタのワイシャツをキレイにしてるのー!!
 ラブラブぅー!!ラブラブぅー!!」

…。

機嫌が良い時の嫁の勢いは、端から見てどんなに痛いノリであっても
誰にも止めることができない。
痛いスタイルにはうるさいピーコですら、
それは不可能だと思われる。

だから放っておくことにして、

僕は台所の引き出しを開け始め、ある物を探すことにした。
しかし、見つからなかった。

「あら、何を探しているの?」

普段台所には近付きもしない僕がゴソゴソとやっているので
嫁が訝しがった。

「いや。別に…」

「どうしたの?ねえ。何が見つからないの?」

言えない…。

本当はタワシを探していたのだが、
言えない…。

単に

「部屋とワイシャツとタワシ」

という一発ギャグをやりたかった…
なんて、口が裂けても言えない…。

今度100均で買ってきてこっそり仕込んでおくことにしよう…。

2002-12-06(Fri)

愛裸舞勇 夜露死苦。

嫁とケンカすることが多いのは
言葉が足りないからだ、とは常々思う。

僕が嫁をどう思ってるのか。

本当にこの男はワタシなんかが嫁でいいんだろうか

と、イマイチ分かりかねる嫁が時々不安になり苛立ち、
爆発するパターンが多い。

いつも「愛している」と言っていれば問題ないのだろうが、
そうはいかぬ。

そんなこと父親が磔にされても言えない。
(父、もういないけど)

何故なら、そういうことをストレートに言う事は
非常に恥ずかしいことだ、
という風潮の中で僕は育ってきたからだ。

「最後に愛は勝つ~♪」

などという直球な歌詞の歌が流行っても
寝言みたいにしか聞こえなかったし、

「それが~1番大事~♪」

なんていう歌がかかろうものなら

「じゃあ2番目に大事なもの言ってみろ」

と、いちいち斜に構えるのがカッコいいような、
そんな空気の中で10代を過ごしたからだと思われる。

それに、いちいち「愛してる」なんて言っていたら
その言葉自体の有難みと本当っぽさが減る。

「ありがとうございました、またおこしくださいませ~」

いつもコンビニで言われても、それは店員が心から本当に願っている
ことではなく、単なる接客用語であることは誰もが知っている。

「おめでとうございます!あなたは1万人の中から選ばれました!」

電話口でそう言われても

「じゃあとりあえず、ハズレた9999人連れて来い」

と、皆思うはずである。

だから僕は言わない。

しかしラブラブモード一直線の嫁が羨ましいと思うことはある。
自分が素直になれないのが悪いのだ、と。

だから、ここに書くことにする。




…やっぱ、やめた。



ぷ。

いいのだ、素直じゃないし。

2002-12-07(Sat)

禁断のプレイ。

【注意】今日は普段よりおポンチ度が8割り増しとなっております【お下劣】

家に帰ってくると、

「お帰り~」

と、女子高生が出迎えてきた。

はて、我が家にそんな甘美な生き物を飼っていた覚えはない。
そう0.24秒ほど考えた後、

嫁ーーーーーーーーーーーーー!

何故セーラー服を着ている!!
そのツーテールの髪は何だ!!

「どうこれ~似合う~?キャハハハハハ」

いつだったかゲーセンのUFOキャッチャーで獲ったものを
わざわざ着込んで待っていたらしい…。

うわー…。

やっちゃったよこの嫁は…。
我が家がいっぺんに池袋あたりのイメクラの様相に。

設定は「奥様は16才コース」といったところか。

そうよ、この人は今、幼妻を演じているのだわ!

※「ガラスの仮面」調に読んで下さい。

早速嫁が夕飯を運んできた。

「はい、お兄ちゃん、どうぞ」

お兄ちゃん??幼妻じゃなくてロリ妹かよ!
そっちかよ!

嫁の頭には「ロリ系妹近親相姦コース」といった感じのシナリオが
組み込まれているに違いない。

嫁、なんて子…

※引き続き「ガラスの仮面」をイメージして下さい。

いや、ただの危ない設定だってば。

さて、僕としてはどんなリアクションを取ればいいのだろうか。
迷ってしまった。

はっきり言って、どう見てもウソ臭い女子高生なので、引き気味な僕。
かと言って「とっとと脱げボケ」と言うのも気の毒だし…。

どう切り返していいか分からない僕は、
嫁と初めて契った時よりも動揺してしていた。

僕がロリなのは知られまくってるので、
セーラー服に興奮鼻血まっしぐら、というのでは当たり前過ぎて嫌だ。
じゃあどうしようか。

しばし天邪鬼根性とロリ魂がせめぎ合った。

…。

…。

とりあえず、スカートをめくってみた。

「いやあんっ」

「…ももいろぱんつ」

「生足、寒いんだから」

いい年なんだから、無理はよせ…。

2002-12-09(Mon)

スッパマン。

嫁が夜勤なのでひとりで外食の夕食である。

近所のラーメン屋でラーメンを頼んだ。
ついでに餃子も頼んだ。

醤油をかけようとビンを取ったら、醤油の色が薄い。
よく見たらラベルには

「酢入り醤油」

と書いてあった。

余計なことすんじゃねー!
僕は酸っぱいものは悉く嫌いなんだよ!
強制酢入りとは傲慢な!
客に酢を入れない自由はないのか!
納得いかん!
ちゃんとした説明をよこしやがれ!

「あらカジさん、お酢はとっても体によろしいんですよ?
 それに、体も柔らかくなるっていうし…。
 カジさん、お体とっても硬いじゃありませんか。
 硬いのはアソコだけにしておいたほうが…うふ」

こんなふうに和服の似合う美人ママがオデコを「ちょん」と
小突きながらたしなめてくれないと、納得しないからな!!
(ラーメン屋にママはいない)

若しくは

「お兄ちゃん、好き嫌い言ってると背が伸びないんだぞォー。
 鼻毛とアソコだけ伸び放題じゃあ、しょうがないでしょー。めっ!!」

とロリロリなミズキちゃん(源氏名)にプンプン怒られるのでもよい。
(だからラーメン屋だって)

ところが、店の対応は

「あ、普通のお醤油ですね、どうぞ」

ドン、とストレートの醤油瓶を置いて行ったのであった。

至極真っ当かつ、根本的な解決で…。

なんだ。ちぇっ。最初から出せばいいのに…。

酸っぱいものはとにかく嫌いだ。
しかし甘酸っぱい恋心はその限りではない。。

だから何だと言われても困るが。

2002-12-10(Tue)

すべてを忘れたい日もある。

朝、家を出る。

「忘れ物ない?」

と嫁。

「ああ、ないよ」

そう答えつつも実は何も考えていない。

「はい、これ」

嫁の手には僕の携帯電話が。早速忘れ物だ。

嫁が「ヒッヒッヒ」という笑顔をしているので
そそくさと駅に向かう。

どれ、タバコでも一服…と思ったら

忘れてきた。ライターも。

嫁の顔を見るのが悔しいので引き返さずに
そのまま駅に向かった。

電車の中、昨日買った雑誌を読もうと思ってカバンを開けたら…。

やっぱり忘れてきた。そういえば机の上に置きっ放しだった。

そして、コートの下がイヤにスースーする、と思ったら…。

スーツの上着着てくるの忘れたあああああ!!

よりによってドカ雪の降った今年一番の冷え込みの日に
僕はスーツの上を無しで過ごすことになった。

ぶるぶるぶるぶる…。

忘れる日は徹底的に3つも4つも忘れる。

嫁の言う事はちゃんと聞こう。

2002-12-11(Wed)

ナイスツッコミ。怒涛の親子編。

母から電話が掛かってきた。
いつも大した用はなく、喋りたくなると掛けてくる様である。

近所の猫がサカリがついてうるさくてかなわない、だの
西尾さん家の次女に男が出来てサカリまくっててしょうがない、とか

いつも母の半径500メートル周囲以内で起こったどうでもいい情報ばかり。
誰だよ、西尾家次女って。

だから僕は

「あー、はー、はー」

筑紫哲也並みのぞんざいな相槌を打つしかないのだが
今日の母の話はめちゃくちゃツッコミを入れたくなる内容だった。
電話に出ると

※母は生粋の栃木県人のため、母のセリフ部分は
 つぶやきシローの口調を思い浮かべて読んでいただくと
 より一層の田舎臭い雰囲気が醸し出されます。


「はーい、お母さんだよー。お嫁さん元気け?」

まず息子より嫁かよ!

「こないだ氷川きよしのコンサートに行ったん」

まだハマってたんかよ!(実家にはCDがいっぱい)

「お母さんさ、ファンクラブにも入ったんさ」

55過ぎてそんなの入るのやめてくれよ!

「大宮と宇都宮でまたコンサートがあるから、
 モトコちゃん(母のイトコ)と行くの」

55過ぎて追っかけデビュー計画かよ!
そしてモトコおばちゃん、確か65ぐらいだったと思うけど大丈夫かよ!!

「東京で氷川きよしグッズを見つけたら買っておいてくんねけ?」

既にマニアの域かよ!

「正月には帰ってきなよねー。あんたが好きなマックスコーヒー
 買っておいたからさー。50本ぐらい」

買い過ぎだよ!!…ゲホゲホ(突っ込みすぎてノド痛めた)

ちなみにマックスコーヒーとは北関東と千葉でしか売っていない
缶コーヒーのことである。

しかし、そうは言ったものの5年ほど前父が他界し、
僕も弟も実家を離れ、母は1人暮らしである。
母はいつも

「家族みんなで暮らすことが何よりの幸せ」

と言っているので、僕は母と話すたびに
このことを後ろめたく思い、胸がチクチクする。

だから氷川きよしでも何でも楽しみがあり、
少しでも寂しさを紛らわすことができれば、
それはいいことなのだろう。

氷川きよしねえ…。演歌かあ…。

オフクロさんよ~♪

そりゃ森進一だろ!

2002-12-12(Thu)

言おう。言おう。明日言おう。

夕飯はいつも嫁が作ってくれる。
だから会社や友達と酒飲む時は予め言っておかないと、
せっかくの料理が無駄になるので嫁が非常に悲しむ。

僕は以前、嫁に何も言わずにへべれけになって
帰ってきたことがあって、
その時の嫁の泣き出しそうな顔を見てから
「ちゃんと言っておこう」と心がけることにした。

特に、忘年会シーズンだし。

「あさって、飲み会だからゴハンはいいよ」

会社の忘年会第一弾が決まったので早速嫁に報告した。

「うん分かった。ワタシも土曜日がそうだから」

ちゃんと予定をお互い言っておけば、
嫁も拗ねることはないし、僕らの仲も円満なのだ。
飲む時は出来るだけ早めに言う。うむ、これだ。

…。

でも、今日言えなかったことがひとつ。

日曜日は女の子と飲みに行くんだけど…。

恐くて言えない…。

今日はちょっと疲れてるっぽいから
明日言おう…。

いや、決して言い訳とかじゃなく…。

2002-12-14(Sat)

勇気を出して初めての自白。

日曜日に飲みに行く約束があるんだが
なかなか嫁に切り出しずらくて
言いそびれている。

「ごはんよ~」

嫁が夕飯を運んできた。
もごもごと食べる僕。言うなら今だっ。

「あのー」

「はい?」

嫁が返事をする。

「日曜日、飲みに行ってもいいでしょうか」

「…いいよ」

一瞬間があって嫁は答えた。

「…」

「…」

…でも次が続かなかった。
「女の子と」とはどうしても言えずずずず…怖いし。

『女の子と飲みに行くときは偽りなくかつ迅速に
 報告しなければならない』

という夫婦間平和条約が固く結ばれているので
(違反したら査察の後、空爆)
それに乗っ取り隠さずに言わなければならないのであるが…。

しばらく、無言で漫画を読む僕。
しばらく、無言で洗濯物をたたむ嫁。

それまでほのぼのとしたムードだったのにそれは一気に消え去り、

代わりに「先に動いたほうが殺られる」みたいな
ぴーん…とした緊張感が漂っていた。

やがて、嫁が口を開いた。

「女の子とでしょ?」

どき。

「は…はい。そうです…。
 でも2人っきりではありませんので…」

ばくばくばくばく(心音)

「その日のうちに帰って来てね」

念を押された。

その後嫁は「今度職場のクリスマス会でやる」という
インド映画みたいな踊りを「あじゃら~」と踊りだした。

怒りを必死に抑えてるような気がして怖かった。

ナマステ~。じゃなかった、タスケテ~。

2002-12-15(Sun)

キャッチ ザ ガール。

約一ヶ月前、会社の上司に貸して落として壊された
デジカメが、ようやく修理が終わったとのこと。

池袋のさくらやでデジカメを受け取り、
ゲーセンをぷらぷら。

UFOキャッチャーを物色していたら

「どうぞ~チャレンジしてみてください~」

なんと、UFOキャッチャーが喋った!!

と、思ったらUFOキャッチャーの奥に
女の子がスタンバっていて

「取りやすいように位置も変えますよ~」

などと言っている。

珍しいので写真、撮っちゃえ。
デジカメ復帰記念ということで
筆おろしだ!!(筆おろし、意味違う)



いつからUFOキャッチャーは寿司屋みたいになったんだ…。

しかし女の子が可愛かったので、
チャレンジしてみることにする。

僕はうまいのだ。腕前を見て驚くなよ~。

狙うものは既に決めた。
ぐいいん、とアーム(腕)を移動。

あれえええええ。おかしいなああ。

なんで女の子のとこまでアームが届かないのおおお???

薄汚い変なキャラのぬいぐるみより
若い娘の肉体のほうがいいに
決まってるだろっ。

アコギだー。

こうなったら後ろに回って無理矢理(やめなさいって)

2002-12-16(Mon)

うすぎたねえシンデレラの0時の約束。

みかちゃんとギロチン氏と飲むことになった。

英国紳士のたしなみとして、約束の10分前に待ち合わせ場所に到着し、
ざっとそれっぽい人を探してみた。二人とも面識はなかったが、
「みかちゃんは150cmぐらいの高さである」ということは聞いていたので

「150…150…あ、いた」

声をかけようと思ったら小学五年生くらいの男の子だった。
危うくショタコンナンパ師になるところだった。
ラチが開かず電話をしてみたら

「今~デパートの3階~」

のんびり買い物をしているようだった。
彼女は足を怪我しているので「ゆっくり来なさい」と告げたところ

「ひょっとしたらギロチンが来てるかもしれないから見つけてみて。
髪の長い女の人がそうだよ!」

そんな曖昧なデータで分かるかああ!

なんだかんだでようやく会えたみかちゃんとギロチン氏。
彼女たちは学生時代からの友達らしい。
なんだ、二人とも可愛いじゃないか。トレビアーン。

どうやら二人は久しぶりに会ったらしく、
すぐさまギロチン氏がみかちゃんを指で
ぷにぷに突っつきだした。この二人、レズビアーン。

飲み屋に着くや否や「さっき買ってきた」
というチョロQを「ぶーん」とテーブルで走らせるみかちゃん。

初っ端から「未成年を連れ込まないで下さい」と言われてもおかしくない状況に!!

しかし、店員さんはとても優しく、今回の趣旨である「オタクの夜」という
カクテルを二杯飲み、時々ギロチン氏がみかちゃんをぷにぷにしながら
なごやかに飲んでいた(と思う)。いーなー。ぷにぷに。そして

「今日のうちに帰ってきてね」

という僕の嫁の意向を汲んでくれて11時ごろお開きになったのだが、
電車に乗る際、酔いが回ってきたのでしばらく休んだりしていたら
家に着いたのが0時を20分ほど回ってしまった。

恐る恐る鍵を開けて入ろうとしたら…開かん。

よく見たら、普段は使ってない二つめの鍵がかかってるじゃないか!
(その鍵は持っていない)

「約束…守れなかったね…」

ドア越しに嫁の声が。
キャアアアアアアアアア!!

(以下「羅刹編」に続く。続かないけど)

2002-12-17(Tue)

指指立てたら指指立てたら魔法の魔法の呪文♪

会社で隣の席の高木係長が
両手の人差し指に指サックをしたまま、
じーっとその指を見つめていた。

…大丈夫だろうか。

と、思ったら喋りだした。

「この指サック、イボが付いているから
 指にはめると大仏様の頭みたいだね~」

本当は大仏というよりも僕に言わせれば

「イボつきコンドーム装着済み」

といった感じなのだが、それを職場で言ってしまうと
ハラスメントであり次の日からリストラなので

「はあ、そうですね」

と、僕は素直に頷いた。

「左手が鎌倉大仏君、右手が奈良大仏君だな、よし、決定。
 人形劇のはじまり~」

同意を得られて嬉しいのか高木係長、にこにこである。
…大丈夫だろうか。

「僕、鎌倉君、こんにちわ」

左手の指がくいっと曲がり、右手の奈良君に挨拶。

「僕、奈良君、はじめまして」

今度は右手の奈良君が左手の鎌倉君にくいっとオジギ。

「このやろう、鎌倉!おめえ、生意気なんだよ!」

奈良がいきなり牙を剥いた。ガラが悪い。
さすが元祖パンチパーマ。

「うるせえ、おまえなんか、ぶつ像~」

「じゃあ、どう像~」

…。

係ちょお~。やっちゃったよ…。

「このダジャレ癖は君が隣にいるから伝染したんだからな!」

高木係長は指サックをはめたまま僕を「びしいっ」と指差した。

あたしゃダイオキシンかなんかですか。

僕も密かに指サックを準備して
「東京大仏君」登場のタイミングを
計っていたのは内緒なのであった。

2002-12-19(Thu)

アシカが夜露死苦




基本中の基本ネタ。原点。

【世田谷:桜新町】

2002-12-19(Thu)

足は女子高生以上に細い自信はある。

夜、机に向かってキーボードをカタカタと打っていたら
嫁が後ろに立った。

「うーん、やっぱりあなたには小さいかなあ」

僕の背中に服を当てて、大きさを見ているようであった。
何の服だ…と思って振り返ったら、

どわ。

セーラー服じゃないか。

このセーラー服は僕がゲーセンで取ってきたものである。
何日か前の日記に書いたが、
ある日嫁がそれを着て僕の帰りを待ち伏せしていたので
僕は恐怖のズンドコに陥ったものである。

「僕に着ろ、というのか」

「んふふ…」

嫁は答えを避け、笑って去っていった。

翌朝、スーツに着替えるために
寝惚けまなこでキャビネットを開け、
ワイシャツとネクタイを取り出した。

…と思ったら。

それはワイシャツではなく昨夜のセーラー服で…。
ネクタイかと思ったらリボンで…。

「何で僕のスーツにセーラー服混ぜとくんだよ!!」

「んふふ」

「これじゃまるで

『女装癖会社員の秘密のキャビネ』

 じゃないか!」

「んふふ…」

「危うく着るところだったじゃないか!」

「んふふ…」

嫁は笑って答えてくれない。

どうやらいずれ僕に着せるのを虎視眈々と
狙っているようである。

だんだん「ナース服」とかも混ざるようになったりして…。

2002-12-20(Fri)

(嫁に)贈る~言葉~♪

よく嫁とケンカをする。
理由はいろいろあるが、つまるところ、嫁が疑問に思っているのが

「旦那(僕)は私のことどう思ってるのだろうか?」

ということらしい。

何故自分みたいな女を嫁にしたのだろう、
などという劣等感が常にあるようである。

だからケンカして仲がこじれると

「どうせ私なんかよりもっといい女がいるんでしょう!
 そっちに行きなさいよーギャース!!」

と、荒れ狂う。勿論そんな愛人は残念ながらいないので事実ではない。

僕が嫁をどう思ってるか、なんてことは
夫婦なのだから言わなくても分かることだ、

僕はそうタカをくくっていたが甘かったようである。
かといって「愛してるよ」なんて言葉は陳腐過ぎて嫌だ。

グルメ番組で「うまい」としか言えないリアクションの乏しい
馬鹿タレントみたいで悪寒が走る。

年中ラブラブモードの嫁には、ハチミツとコンデンスミルクと
チクロとサッカリンと黒砂糖を一気にぶちまけてみるぐらいの
甘ったるい台詞が良いのかもしれないが
あいにく僕の語彙には、そんな蕁麻疹がでそうな言葉はない。

似たようなことは二週間ほど前の日記でも書いたが、
今回、僕はいろいろと検索してみた。

よくカップルで作ってるサイトがある。

「ひろし&まりこのラブラブページ」

みたいな、交換日記とかをお互い書いちゃったりして
いちいちウェブに上げてんじゃねえよと
突っ込みを入れたくなるぐらい惚気ているサイト。

そんなサイトなら見ているこっちが恥ずかしくなるぐらいの、
歯が浮きまくって歯槽膿漏でおじいちゃんお口臭~いって言われるほどの
臭い台詞が充満しているはずだ。

適当な単語をつっこんで検索したらそれっぽいサイトが見つかった。

彼氏と彼女のかけあい日記が載っていた。
ちょうど彼らは結婚を目前に控えているようで
愛の絶頂期を迎えているようであった。

よしよし、さぞかし愛のメッセージが無駄にだらだらと
綴られているに違いない。

僕は期待して、まず彼氏が書いた文を読んでみた。

が…。彼氏曰く

「愛に言葉はいらない」

…。

彼氏、よく言った!

やはり、言葉なんか要らないんだよ!
僕は間違っていなかったのだよ!
悪いのは変に勘繰りを入れる嫁なのだ!
僕もこの一言で嫁を言い伏せてやりたい!

と、感心したのだが…まだ下に文があった。

「愛に言葉はいらない」

・・・ってよく聞くけど本当にいらないものなんだね~言葉でいってもただそれだけでおわるけど行動でみたら愛の本当の意味合いを知ることができる・・・愛とは一緒にいて落ち着いたり安心したり自然体でいれることなのかもね~・・・ただ愛だけでは理不尽な社会では生きていけないとおもうけど(汗)相手の綺麗な部分だけでなく醜い部分も自然に受け止めることが愛と言う意味かも・・いつもありがとう♪まちこっ好きだよ♪これからもどんどんだらしない部分とか自然にみせていきたいなっ♪お前も自然体でいつでも…


だああああああ!
長えーーーーーーーー!
思いっきり言葉並べてるじゃないかよ!!
言葉、いるじゃん!!
所詮こいつもラブラブモードだった。

しかし、その彼氏の言葉に彼女は

「ずっと側にいてね」

なんて、ありきたりだが可愛いコメントをしていた。
これらを見て、ひとつ勉強になった。

ラブラブモードの人達のノリは全く参考にならない!!!

でもこれが本当のカップルの姿のような気もするよ…。
この様にはなれない僕は、これからも数え切れないほど
修羅場を迎えるのだろう。

いいのだ。既に覚悟したことだ。

額に「大往生」とでも書いておくか。

2002-12-21(Sat)

ブルマ:防御力256 かっこよさ256。

またゲーセンでコスプレ服を捕って来てしまった。

ドンキホーテあたりで売ってるのだが、
よく見ると結構高いのである。

その点ゲーセンのUFOキャッチャーだと
たいがい千円以下で捕れてしまうのでついやってしまう。

初めての記憶は、確か、チャイナドレスを近所の美少女Rちゃんに

「kajilin、これ捕ってー!!」

と、せがまれてやってみたのが最初だったと思う。
あっさり500円ぐらいでゲットしてしまった。

「Rちゃん、これを僕の前で着ること」

と、引き換えの条件を出したのだが

「いやだー!このエロ親父!」

にべもなく断られ、ぶんどられてしまった。
僕は利用され、捨てられた男…。

ナース服を白、ピンク、青と三色乱獲したこともあった。
その時は、それを見ていたゲーセン友達のエモヤンが、
欲しい欲しいと駄々をこね始めたので一つあげた。

「あげてもいいが、何に使うの?誰に着せるの?」

渡す前に僕が尋ねたら

「一生のお願いです。それだけは不問にして下さい」

と、拷問を受けても絶対ゲロしなそうな、強い決意に満ちた
表情であったので僕もそれ以上聞くことはやめた。
どんなエロい事に使われたかは謎である。

その中のナース服(白)と、続いて捕ったセーラー服は
過去の日記のとおり嫁が着た。

結局、所詮服だけ揃えても中身がいつもの嫁じゃ
ヴォルテージが上がらないし~、といった感じであったのだが。

しかし今回手にしたのは今までに無く最強の衣装である。

それは

体操服+ブルマー!!!

チャイナ→ナース→セーラーと来て
遂に、最上級ウェポンに到達した。

※注:

筆者のコスチューム好みランキングは
以下の通りとなっております。

1 ブルマ
2 セーラー服
3 メイド(ゴスロリ等含む)
4 チャイナドレス
5 巫女さん
6 アオザイ
7 スクール水着
8 尼さん
9 イモジャージ
10ナース服

平成14年度12月脳内庁調べ

以上


やったよ栃木のお母さん、見てますか。
見られたくないけど。

さあて、これを嫁が着るかどうか。

その日の晩から翌朝にかけて、嫁は夜勤でいなかった。
帰ってくるのは夕方である。

僕は朝、出勤前に、ちゃぶ台にこれ見よがしに
置いておくことにした。

さあ、嫁はどう出るだろう…と考えつつ。


…長くなったのでまた明日。

2002-12-22(Sun)

限りなく透明に近いブルー マ。

※昨日までのあらすじ。

嫁が夜勤でいない朝、ちゃぶ台にゲーセンで捕った
体操着とブルマーをこれ見よがしに置いて出勤。
帰宅時、嫁は一体どんなリアクションをとるのか?


てな訳で、夜に帰って来て、玄関のドア鍵を開けようと
ガチャガチャやっていたら、家の中からもの凄い勢いで走る音がして

「ちょちょちょちょっと待って!
 まだ入らないで!私が開けるからね!ね!ね!」

ドア越しに嫁がドアノブを押さえつけていた。

うわー。仕込み入ってるよ。

しばし、玄関の外で待つことにする。
やがてドアが開き、

「おかえりなさ~い。キャーキャー!!どう?どう?」

嫁、おおノリでブルマ+体操着+ツーテールの髪で登場。

知り合った当初、とても恥ずかしがり屋だった嫁は
既に何かを捨てたらしい。

そして何故かポンポン(よくチアリーダーが両手に持ってるアレ)を
しゃんしゃんと鳴らしていた。

「ビニールテープを裂いて作ったの」

いや、何で作ったかじゃなくて何の関係があるのかを…。

「あとね、こんな小道具も用意しました」

バレーボールだった。

ぽすん、と嫁にボールを打ってみた。

嫁は機敏にトスで返した。

「監督!もいっちょ、お願いします」

誰が監督だ。

あ。しまった。忘れてた。
嫁が中学・高校と女子バレー部だったことを!
部活はいつも体操着+ブルマだったという。
どうやら嫁の筋金入りの「女バレ魂」を蘇らせてしまったようだ。

僕がスパイクを打つと、嫁がレシーブする。

せっかくブルセラなカッコしてるのだから、
もうちょっとウフフなエロ系の雰囲気が漂って来てもいいのに
ひたすらラリーが続く体育会系。

嫁、バレー部員に戻ってるよ…。
どがっ、と力を入れてスパイクしたら嫁の足に直撃。

「痛い…でも、もっとお願いします!」

更に嫁は「東洋のマゾ」になった。

そして、何十回かのラリーの末

「ぎゃあああああああ」

僕の爪が割れ、出血。痛い。しかし、脆すぎ。

「監督、大丈夫ですか?」

駆け寄る嫁。もう、いいよ…。

「ブルマの秘め事」計画はこうして
嫁の熱血スパイクにより返り討ちとなった。

キーボード打ちづらい…。

2002-12-23(Mon)

お嬢様の危険な妄想。

会社の女の子、ひとみちゃんが僕のところに寄ってきた。

「あら、スーツに白髪がついてますわよ」(お嬢様なので言葉遣いが良い)

僕の上着からちょいっと、つまんで見せたものは…白髪ではなかった。

よく見ると、昨晩嫁がブルマ姿で振り回していた
ポンポン(チアリーダーが振り回しているアレ)の切れっ端ではないか。

「kajilinさん、白髪はありませんのに。変ですねえ…」

「ああ、いや、それはその…」

「まさか、白髪の方と何かやってらしたんですか…?
 スーツに髪がまとわりつくような絡み…とかを!!」(お嬢様なのにエロい)

「気持ち悪いこというなあ!白髪の人間って
 この会社、爺さんしかいないだろ!」

僕はたまらなくなり、それは白髪ではなくビニール紐の
切れ端なんだよ、と説明した。

「あら、よく見たらそうですね。でも…」

頼む!それ以上聞かないでくれ!
何故そんなものが付いてるのか、と聞かれても
昨日の「ブルマの秘め事プロジェクト」のことなんて、言えない。

「kajilinくん、ちょっと、そこで打ち合わせいいかね」

タイミング良く、上司の長島課長が会話を遮ってくれた。

そういや長島課長も白髪フサフサであった。
言ってみれば渋いロマンスグレー。

「じゃあそこの会議室で…」

二人で会議室に向かう僕と課長。
ふと、ひとみちゃんの熱い視線がぶつかった。

ひとみちゃん、顔が市原悦子(家政婦)になっている!
「あらら、見ましたよお~」と言わんばかり。

違うんだったら!

しかし、真実を語っても語らなくても
「ホモ会社員」もしくは「コスプレ夫婦」の烙印を押される危機に
陥ったようである。

どちらを選んでいいか教えてください。

2002-12-24(Tue)

食在広東。

クリスマスなのでそれっぽいことをしてきた。
嫁と横浜の中華街に行って美味いものを食べようと
気張ってちょっと高そうな店に入ったら、
本当に高くて脂汗が出た。

メニューに穴が開きそうなくらい執拗に読み返しても、
殆ど1皿2500円以上なものばかりで。

中華で高いといえば北京ダックだが、それは一番高かった。
それ以外にも

「時価」

とか…。

中華料理で「時価」って初めて見た。

「まあいいや、クリスマスだし、いいもん食おう」

僕と嫁はそうお互いを言い聞かせて腹をくくった。
やがて、1皿2500円以上の料理が運ばれてきた。

「このエビ一個が牛丼太郎(※1)2杯分だぞおい!」

とか

「この牛肉のオイスターなんたら、やはり吉野家のスジ肉とは
 全然違うわ」

とか、何故か全て牛丼と比較する僕。

嫁は嫁で、意地になって野菜ひとかけらさえ残すものかと、
料理を全てかき集めて僕と自分の小皿に盛っていた。

僕らはきっとこの店にふさわしくないのだろうなあ。
今夜だけいい夢見させてくれよ。

僕はこの年になって恥ずかしいことだが、
いわゆる高級料理、北京ダックと河豚と女子中学生(※2)は
まだ食べたことない。

いつの日かきっと…。

※1牛丼太郎 :都内でたまに見かける牛丼チェーン店。並1杯200円。
※1女子中学生:人肉は中学生ぐらいが一番美味らしい。あ、その「食べる」じゃなくて…。

2002-12-25(Wed)

「愛の日」はいかがですか。

クリスマスを祝日にしてしまえばいいのに。

街をきらびやかに飾り付け、メディアも商業もイベントで煽り、
ウフーンな夜を過ごさなければならないような雰囲気をデッチ上げ、

このように屁をこきながらネットに繋いでるのはダメ人間、と
強迫観念すら植え付ける癖に、

当のその日が只の平日だと思いきりドッチラケな感があるのは
僕だけだろうか。

キリスト教国でもないのに「クリスマス」を祝日にだなんて、と
抵抗があるかもしれない。

ならば…「愛の日」とか。
笑うなっ。そこっ。

「緑の日」とか「海の日」とか取って付けたような
存在感のない祝日よりはマシなはずだ。

そうすればイヴも天皇誕生日に挟まれ、オセロ方式で
国民の休日になりウッホー。

そんな妄想を抱きつつ、ただの会社員の僕は
今日は普通に仕事であった。嫁も夜勤で帰って来ない。

僕の前の席の女の子も普通に仕事。

但し、顔が違った。
アイラインと眉毛がくっきり完璧!
唇も量感アップでいつもより輝きが!
そしていつもズボンのクセに今日はスカート!
その鋭い目線が、僕と合った。

「今夜が勝負かい…」

僕が尋ねると女の子はグフフ…と舌なめずりをした。
あんた、肉食獣かなんかか。

「そういうkajilinさんこそ、早く帰ったほうが
 いいんじゃないですか?奥さんと…ねえ?」

「いや、今日嫁は夜勤で泊まりだから、別に」

僕は今日は残業すると腹を括っていたのであった。
しかし女の子はお茶をぐびびっと飲み干し、言った。

「やばいですよーそれ!泊りとか言っちゃって
 どこに泊まってるか分らないじゃないですか」

どわーーーー!
実は朝から気にしていたことを、
いきなり核心突くんじゃねー!

なんてデリカシーのない子なのだろう…。

O-157でもその湯呑みに入れてやろうかと思った。
B-29でもいいか。いや、爆撃はやり過ぎか。
B-21スペシャルはヒロミ以外どこに行ったのだろう。

いや、いけない。「愛の日」である。憎しみはいけない。

恋人がいない人、会えない人でも恋愛だけが愛ではない。
自分が愛する人を想い、自分を愛してくれる人に感謝し、
すべての隣人を愛し、今夜はおごそかに過ごしましょう。

僕は酒飲んでとっとと寝る。

2002-12-26(Thu)

ショートエピソード。

■1 クリスマスソング

「♪ごんぶとなサンタクロース、毛の生えたサンタクロース♪」

「うろ覚えで適当な歌詞で歌わないで下さい!」


■2 地球に優しい

「いらっしゃいませ。890円になります」

「袋は結構ですんで」

「恐れ入ります。110円のお返し。」ごそごそ(袋に商品を入れる音)

「あの、袋は結構ですんで」

「…恐れ入ります」


■3 涙のリクエスト

嫁:「あなた、クリスマスプレゼントは何がいい?」

僕:「たわわなオパーイ」

嫁(Aかっぷ):「…どうしようもありません」


■4 クリスマスソング#2


「♪ねっとり、したい、くりっすまっすっ。ぐっちょり、したい、くりっすまっすっ♪」

「いい加減にして下さい!」

2002-12-28(Sat)

後ろから切られ隊。

髪が伸びた。特に後ろのほう。
僕のうなじにはくせっ毛があり、
伸びると跳ね上がってしまって
非常にみっともない。

しかし、床屋に行っている暇がないし、家の近くの床屋の
おっさんはマッサージが拷問のように痛い。

「あっ。いや。やめて」

僕が女声になるぐらい悶絶しながら懇願しても

「んふふ」

と地獄の底から響いてくるような
低い声で笑うだけなので嫌なのだ。

「嫁、髪を切ってくれ。後ろだけでいいから」

「いいよ~」

結局、嫁にやってもらうことにした。

くせっ毛のあるうなじの辺りをジャキジャキ切る嫁。

ふふふ…。僕の策略にかかったな、嫁め。
今後は

嫁を残してマージャンに行く時も、
嫁を残して女の子と飲みに行く時も、

嫁がなんとなく「今夜は誘ってるな」、という夜でも
ほっといて朝4時までネットをやる時も、

クリスマス、嫁が家でケーキを用意して待っていたにも拘らず
ほっといて上司の誘いを断れなくて飲みに行く時も

嫁の写真など全く見ないくせに、
近所の美少女Rちゃんの写真は机の上と
財布の中に必ず入れて時々眺めているときでも

嫁が後ろの髪をばっさり切ってしまったので、
もう後ろ髪引かれる思いはしなくていいんだね!

なんてこと言ったらそのままハサミで延髄を切られそうなので
やめた。

切っても切れない夫婦の仲。

2002-12-29(Sun)

いろんな味のある男。

晩ご飯はカレーだった。
昨日の残り物のちょっと苦いホイコーローも食べた。

その後、程なく夫婦の営みに突入してしまい、
嫁が僕のコアな部分をひと口舐めて、言った。

「…カレーの味がする」

うそっ。なんでっ。

今度は嫁が僕の「地区B」を舐めて、また言った。

「…苦い」

うそっ。なんでっ。

食べた物の味がそのまま直結している器官でも
あるのだろうか…。

そんな無駄な器官いらないから!
場所も場所だし。

女体の神秘とはよく言うけれど、
僕の体も相当イカレているようだ。

嫁は嫁で

「私の旦那は一味違うの。うふ」

とかエロ日記に書きそうだし。

…それでは鼻の穴はどんな味がするのだろう。

結果:舌つった。

2002-12-30(Mon)

嫁のサイトがアクセス制限を食らった、の巻。

僕だけではなく、嫁もサイトを運営している。
内容は日記ぐらいしかないのだが、
かなりエロ路線で突っ走っていて、
(昨晩の夜の営みとか)
その中に僕も頻繁に出てくるので恥ずかしくてしょうがない。

とかいって、時々恐る恐る覗いている自分が憎い。

ある日、覗いてみようと思ったらどうしてもアクセス出来ない。
これは、もしかして…。

「おい、お前のサイト、見れないぞ。多分アクセス制限されてるぞ」

僕は嫁に伝えた。嫁自身も見れないことは気付いていたようだが
何故制限されるのか理由が分からないようであった。

ほぼ100%、エロに決まってるじゃん。

とにかく、問い合わせのメールを出せと勧めたのだが嫁はキれた。

「問合せ先なんて知らないわよ!」

あほかっ。それでもサイト制作者か。

ジタバタと憤る嫁をよそに、僕は嫁が借りている
某無料ホームページサービスの問合せ先にメールをした。

Q:「http://(嫁サイトのURL)にアクセス制限が掛けられている
   ようですが、その理由を教えてください」

翌日、返事が来た。

A:「掲示板 日記におきまして
  卑猥なニュアンスが含まれる
  文章が目立って見受けられましたので
  アクセス制限が掛けられております」

わはははははははは!やはり、エロ!卑猥!エッチ!スケッチ!ワンタッチ!
まったくしょうがない嫁だ…。

そして僕は次の問合わせをした。

Q:「制限を解除していただく為にはどうしたらよいか
  ご指示をいただきたい」

また翌日、返事が来た。

A:「目的を変えて作成なさる他ございません」

そりゃそうだ。

僕はそのメールを全部嫁に見せた。
嫁は「エロは慎むので制限を解除してください」とメールをした。

やがて、復旧。パチパチパチ。
お代官様、ありがとうごぜーますだ。

嫁はエロ過ぎと思われる部分を削除しつつ

「何でっ!私よりエロいところは沢山あるのに!何で私だけっ!」

と憤慨していた。
おそらく誰かにチクリを入れられたのだろう。
どこの世界にもそういう屈折したお節介焼きがいるが、
特にエロ系は目をつけられやすい傾向のようだ。

「僕も気をつけないとな」

「あなたのサイトは取り敢えずエロ一直線ではないわよね」

「うん。僕のサイトは洗練されたおしゃれサイトだからな」

ぶぶぶぶぶーっ、と嫁が吹き出した。
その音は下痢便が勢いよく噴出する爆音に似ていたのでむかついた。
そして、

「おしゃれって言うなら、ちゃんと毎日お風呂入りなさい!」

話が違う方へ向いてしまった。
サイト復活の恩人になんてことを。

ともあれ、これでエロ内容が減ってくれれば
僕もネットでこっぱずかしい思いをしなくて
済むのだが…。

バカ写真
INFO
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  • ■サイトの変遷
  • '00年02月開設:リンクフリー。
  • 相互リンク受付けてません。
  • 無断転載不可。
  • ■作者
  • 名前:梶林
  • 家族:嫁と娘と息子
  • 住所:東京都
  • 好物:テクノ/美少女
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