2000-07-01(Sat)

Sweet like chocolate

甘い物の会発足。

メンツは僕と同じ会社の織姫ヨウコさんと、
どことなく顔がシベリアンハスキーに似ているチョビ子。

しかし発足した初っ端からチョビ子が会社を明日やめるというので
3人でケーキを食べようということになった。

内輪のお別れ会といったところか。決して3Pとかではない。

三人が頼んだもの。

僕   :チョコバナナパフェ

チョビ子:ブルーベリーパフェ

ヨウコ :チーズケーキパフェ(一番怪しい名前)


ケーキじゃないじゃん。
僕はこの年になって初めて「ブルーベリーは皮ごと食べる」
ということを知った。

…ばか?

ヨウコさんの頼んだものには、
パフェの細長い器にチーズケーキが

一切れ「どかっ!」と斜めにぶっ刺さっていた。
まるで沈んでいくタイタニック号。

しかし回し食いをしてみたら、悔しいことにそのチーズケーキが
一番美味かった。

この時は僕のオゴリであったが、
今日ヨウコさんが「ティラミスパン」なるものを
何故か「のし紙」にまいて僕にくれた。これがまたうまい。

甘い物尽くしだな。

明日は昼にフルーツパーラーに行くという。

それは流石に辞退したい。

2000-07-02(Sun)

おじゃる おじゃれば おじゃる時

明日「おじゃる丸」の着ぐるみショーがあるので
わざわざ電車で1時間半ぐらいのところまで行く。

僕に輪をかけた「おじゃらー」の彼女の強い希望によるものだ。
かったりー。

いくら僕がおじゃる丸好きでもねえ。


多分客の95%が親子連れだろう。
それで4%がオタク青年。
1%がわしらのようなオタクカップル。

いや、カップルなんてわしら一組しか
いないかもしれない…。

大体イベントの流れとして劇をやてその後握手会とかやるんだろう。
彼女は握手したがるはず。
僕はそれを止められず付き合うハメになるはず。

それで司会のお姉さんにきっとこう言われるのだ。

「はーい大きなお友達ですねー」

分かり易すぎる~。はー。とりあえず
遅刻しないように寝なきゃ。

2000-07-03(Mon)

Give me 2 wings 2 fly 2 U

昨日の日記どおり、おじゃる丸ショーに行ってきた。
場所は羽田空港直結のショッピングセンター、
ビッグバード。

やってきたこと、といえば
だいたい昨日予想してたのとおんなじ。

みんな家族連れである。カップルもわしらひとツガイだけ。
一組オタクっぽい青年二人組みがいたなあ。
驚いたのが老夫婦が一組いたこと。

単に座って休んでるのかなーと思ったら
ショーが始まった途端大拍手。楽しみにしてたんだねえ。

さておじゃるのショーにはおじゃるの他に
冷徹斎&ハムスターのキミちゃんとうすいさちよに子鬼トリオ、
僕好みのキャラが揃ってみんないい味だしてた。

ちっちゃい電ボはどうやって登場するのか?
というのがずっと疑問だったが、

草むらのついたてから人形劇のように
ぬいぐるみを動かしてた。

劇が終わったら握手会である。20才以上、
いや10才以上でステージに上って握手したのは
ウチの彼女だけだろう。

僕は恥ずかしかったので脇で写真撮ってやるから、
と言い逃れて辞退した。

あの嬉しそうな顔といったら…。

もうなにも言うまい… 。

2000-07-04(Tue)

空港のあぶないおじさん

羽田ビッグバードでおじゃる丸ショーを観た後、
空港が見える展望台に昇った。

もちろんANAポケモンジェット

(全日空が誇る全身がポケモンのキャラクターでペイントされた飛行機。
駅に貼ってあるピカチュウとピチューの「ANAピカ夏」ポスターが
超欲しい。どんなアイドルの広告よりもカワイイ!そういえば最近
アイドルの顔と名前が一致しない。オヤジだー。それにしても
長いカッコだ)

を見るためである。

展望台からの眺めは良く、発着する飛行機が間近に見れた。
ポケモンジェットは見当たらなかったが悦に入って
何を話す訳でもなくぼーっと眺めていた僕たち。

まったりとした時間。

しかしそれはにいきなり現われた怪しいオヤジに壊された。

(このパターン、多すぎ…)

このオヤジ、目が合ったかと思うと

「あそこにいる飛行機、ポケモンジェットだぞ」

僕らが眺めている反対の方向を指差した。
なんだこのおっさんは…。
でもその方向を見ても普通の飛行機が2、3機
停まっているだけでポケモンジェットは
どう見ても見付からなかった。

???

固まるオヤジと僕ら。
アブナイ人かも知れん。
とりあえずそのオヤジから離れた。

しかし数分後、そのオヤジが差した方角から
ちょいーんと飛行機がやってきた。
豆粒のような姿がだんだん大きくなり分かったのだが、

ボディと尾翼に黄色いピカチュウ、
何とそれはポケモンジェットではないか…。

オヤジは地上ではなく空を指差していたのだ!!

ここで疑問が二つ。

1.なぜオヤジはポケモンジェットが来る時間、方角を予告できたのか。

2.なぜオヤジは僕らがポケモンジェットを探しているのを分かったか。

※(オヤジの前ではそういう会話はしていない)

僕らの予測としては



(1)彼はエスパーである。宇宙と交信してそうな顔をしていた。
  エスパーなので僕らが考えていることも読み取ってしまうのである。

(2)彼はポケモンジェットマニヤである。鉄道マニアが時刻表を
  丸暗記しているように、彼にはポケモンジェット全ての運行が
  分かるのだ。

そしてマニヤは同じジャンルのマニヤを見極めるのが得意である。。
それで僕らを「同類」と見破り話しかけてきた。

不思議な話もあるもんだ。でも(2)だったら結構しょっく。

そんなマニヤっぽい顔してるのかな…。

ところでJALも「おJAL丸ジェット」を作って欲しい。

2000-07-05(Wed)

甘いお菓子、甘い思い出

会社の甘い物会の一人、ヨウコさんが僕に
ケーキを作ってきてくれた。

「他の人にはナイショね…」

と朝まだ他に誰もいない会社でこっそり渡された。
え、おふぃすらぶ?とか、そんな感じなのか?

いや、…別にそれだけなんだけど。

なんか中学生の頃のバレンタインとかの思い出が
出てきてしまっていい。

あの頃の初々しさは今どこへ…。それはまあいいや。

このヨウコさんという女性、好きってまでもいかないが妙に
何か惹かれるところがあるのだ。

なんだろう?と考えたら思い出した。

初恋の女の子に似てるのである。

初恋って結構心に影を落とすものなのね。

幼なじみで初恋の相手だった貴子ちゃん…
あれ、まてよ、初恋って直美ちゃんじゃなかったっけ…?

どっちだったっけえええ?

初恋(しょっぱな)からいい加減なヤツだ…。

いやいや貴子ちゃん似のヨウコさんに惹かれてるのだから
貴子ちゃんで間違いないだろう。…はーびっくりした。

ケーキは甘酸っぱい味がした。
…初恋のようにね!!

2000-07-06(Thu)

社外での真似はお控えください

電話一発ギャグ大会。

1番:平社員K。

*得意ギャグ:終わってるダジャレ
*特   技:ビートマニア

「もしもし?」

「しもしもんまさとー?」

…いやになっちゃうよう。はい次。

2番:庶務坦M嬢。

*得意ギャグ:中途半端に使い古されたへぼいギャグ
*特   技:パラパラ

「もしもし?」

「カメよ~亀さんよ~♪」

…はい次。

3番:受付Y嬢。

*得意ギャグ:かなり危ないブラックジョーク
*特   技:英語

プルルルルル…(電話の鳴る音)
ガチャ。

「IF IF?」

IFの和訳は「もし」だから…(本人の解説)

これらはあくまでも内線(社内)での応対である。
念のため…。

2000-07-07(Fri)

短ザクとは違うのだよ短冊とは!!

去年の七夕の直前、既に数ヶ月ほど行ってなかったゲーセンに
なんとなく、久しぶりにふら~っと立ち寄った。

僕の後にやはりふら~っと入ってきた女の子がひとり。
ここのゲーセン仲間だった。

きゃあ!久しぶり、などとわめき合ったが、
ふとこの娘の彼氏がいないことに気付いた。
毎日のようにカップルで遊んでいたから、
一人でいることなんてほとんどなかった。

「今…他に女が出来てて相手にされてない…」

彼氏が喋ったこともない高校生の女の子に
告られて、あっさりそっちに行ってしまったんだとか。

うわ。

そんないとも簡単に。かわいそうに。

「あたしほんとはゲーセンもゲームも大っ嫌いなのに
 彼氏に合わせていつもつきあってたのに…」

その彼氏は大のDDR好きなのだ。

「でも今日なんとなく来ちゃってさーそしたら珍しい人がいるしー」

彼氏じゃなくて悪かったな!
ゲーセン店内に七夕の飾りがなされた笹を見つけた。

「短冊に願い事を書いて、ご自由に笹に飾って下さい」

という店のサービスだった。

「あ、あたしあれやる~」

彼女は筆ペンを手にとり


また、彼と会えますように。


そう書いた。まるで織姫のような願いでわないか…。
なんてしおらしいんだ。こっちまで泣きが入りそうだった。

その娘とだいぶ長く立ち話がまだまだ続きそうなので
居酒屋に誘った。

酒が入るとさっきまでのしおらしさはどこへやら、

「結局男は若い女が好きなのかい!」

「そんなに女子高生がいいんかい!」

吼えまくった。しかし慰め役を全うした僕は
傷心の治療代といことで
飲み代を全部持ち、駅まできっちり送って帰した。

そして何日か経った七月七日、その娘から電話があった。

「あ、かじりんさーん?あのね、アタシの方から奴に
 絶縁状叩き付けてやったから!アハハ!」

その娘とはそれ以来会っていない。

2000-07-08(Sat)

LOVE PARADE!

本日7/9はベルリンで「ラブパレード」が行われる。
時差を計算するとベルリンは朝9時ごろ。
あと5時間ほどで始まるはずだ。

ああああ血が騒ぐ…。

「ラブパレード」とはテクノミュージックの大好きな人と
世界中のテクノミュージシャンによる年に一回の巨大お祭り。

ベルリンはテクノの一大メッカであり、街じゅうがテクノミュージックで
染まる。

パレードは市内の目抜き通りを何十台もの馬鹿でかい、
デコトラの化け物みたいなトレーラーが数珠つなぎで
テクノをガンガンかけてゆっくり進む。
その後をぞろぞろと人が踊ったり歌ったり叫んだり
脱いだり暴れたりして付いていく。

いつかは行きたかった。で去年行ってきたんだが
今年は金がなく断念。

去年、一緒に行ったのは彼女。

「婚前旅行??うふ。うふ」

とお約束のようにはしゃぐ彼女。

また、英語ならともかくドイツ語などビタイチ分からないので
団体行動ツアーに参加した。

ツアーの他の面々はいかにもクラブでウダーっとしてそうな奴等ばかり。
大体友達同志、カップル、兄弟など2人組で参加していた人が多かったが
一人だけ暗くて病弱そうな少年ぽつんといた。

彼はなぜかカップラーメン、
「ホットヌードル」のロゴが入ったTシャツを着ていたので
あっさり「ホットヌードル君」と呼ぶことにした。

彼は結構僕らを楽しませてくれることになる。

いろんな意味で。

続く。

2000-07-09(Sun)

LOVE PARADE!!

14時間のフライトを経て深夜ベルリンに到着した
我々ラブパレードツアー一行は

「遂に聖地、ベルリンの地を踏んだのよ~~!!」

と浮かれポンチ状態だったが翌朝現地のおばさんガイドの手に
引渡された時点で水を差された。

基本的にフリー行動のはずだったんだがこの日の午前中は
何故かおばさんの仕切りで
ベルリンの壁や博物館などを回らされる。

おのぼりさん観光じゃあるまいし、そんなもん見たくねえんだよ!

早くベルリン市内にたくさんあるクラブの場所とか
ラブパレード前後に行われるクラブイベントを
教えてくれよー!

僕らはそれらの情報により行動を考えなければならないのである。
しかしそのおばさんは

「さあ~私、夜は最近弱くて…」

誰だこんなのガイドにしたの。

午後になってようやくおばさんから解放された僕と連れは
繁華街に出てフライヤーでも漁るか、とうろついてみた。

わりとイカれた洋服屋でA4版20ページぐらいの
フリーペーパーを見付けた。

タダなのに大変親切丁寧でベルリン中のクラブを示す地図、
それらのクラブで行われるイベント情報、出演DJなどが
こと細かに書かれていた。

地下鉄路線地図までついていたのでツアー中ずっとコレを持って歩いた。

疲れたので一旦ホテルに戻るとなんと部屋の前の通路で電気グルーヴの
石野卓球氏にばったり出くわしてしまった。

海外ではテクノ系DJ,アーティストとして世界的に有名な卓球氏は
この年のラブパレードでもメインイベントを始め、いくつかのクラブで
DJやライブを行う予定だったのだ。僕らのお目当ての一人でもあった。

どうやら彼の部屋が僕らの隣の隣らしい。
すっかりミーハーカップルと化した我々は彼が乗ろうとする
エレベータにちゃっかり同乗し、たっぷり話をさせてもらった。

卓球氏は自分が出演するイベントの日時や場所を大変丁寧に説明してくれた。

これだけでもベルリンに来た甲斐があったってものだ。

クラブに行くのは深夜なのでまたしばらく市内をうろついていると、
たった一人でツアーに参加した例のホットヌードル君が一人で歩いていた。

ひ弱な体つきからか、異国の地で一人ぽつんと歩いている彼は
大変心細く思えた。

…友達作ろう、とか思わないんだろうか。

「ホットヌードル君、ちゃんとホテルに帰れるのかなあ。
 道に迷ったりしないかなあ。
 つーか一人で楽しいのかなあ」

と勝手に心配する僕らだったが、結局ほっとくことにした(笑)

2000-07-10(Mon)

LOVE PARADE!!!

ラブパレード前夜。夜中にARENAという、
元造船所だったクラブに行く。

そこでのDJのメンツは
Toby、石野卓球、DR.Motte、Mr.X&Mr.Y、Mobyなど。

ベルリンの街にはまだ全然馴れてなく、何度も迷いながら
地下鉄を乗り継いで行った。

どのDJのプレイも素晴らしく、汗だくで踊らされてしまった。

石野卓球がDJブースに現れてしばらく、
卓球のファンらしいゲルマン兄ちゃんが日本人の僕らを見つけて
嬉しいのかまとわりついてきた。

「ヘーイ!タッキューイシノー!デンキグルーヴ!
 アーユーフロムジャパン??」

彼は僕らと卓球を交互に指差した。そうだ、と答えると

「じゃあお前らはイシノと友達なんだな」

なんてことを言ってきた。違うっつの。なんでそうなるんだ。

フロアの中にはドリンクバーやアクセを売ってる屋台などがあって、
そこでブラックライトで光るかわいいピアスをみつけた。

日本を立つ時、女友達の××から

「なんかお土産にピアス買ってきて」

と言われたのを思い出して早速買う。
が、買ったところを彼女に見つかってしまった。
(ばかなやつ)

「ちょっと…誰に渡すのよ…それ…」

自分用、と嘘はつけない。

耳に穴ないし。

お前にあげようと思ってさ、とも言えない。

彼女には僕が穴あけ禁止令を出しているし。

「ああ、小物好きな友達に頼まれたんさ。」

「××ちゃんにあげるんでしょ」

即バレた。

「いいじゃないか別に。お金もわざわざ受け取っているんだよ」

嘘である。金などもらってない。彼女は嘘を見破ってるっぽいが
それ以上聞くことはなかった。ちょっと怖くなった。

踊ってる連中の中には日本人もちらほらといた。その中に
ホットヌードル君が一人で踊り狂ってるではないか。

「あ…彼も来てたんだね。ちゃんとここまで来れたんだね…
 一人で楽しいのかな~」

と言いつつやはり放っておく(爆)

朝5時ごろ、Mobyのプレイ中であったがさすがに眠くなりホテルに帰る。
ホテルではもう朝食を食べられる時間だ。

ツアー中、ホテルでの朝食が一番まともな食事だった。
あとはクラブの屋台などで買ったジャンクフードばかり。

午後2時からはいよいよパレードなので仮眠をとることにする。
夜はクラブで眠れないし、昼はパレード。

眠る暇などないベルリン。

~続~

2000-07-11(Tue)

LOVE PARADE!!!!

ラブパレードは午後2時からであった。
ブランデンブルク門から勝利の女神像までの一直線の道を
何十台ものトレーラーがガンガンテクノをかけて流す。

僕らは後に付いていったり踊ったりする。もみくちゃである。
なにせ150万人がパレードに参加しているのだ。

そして暑い!!

寝不足もたたって2時間もすると疲れてしまい、
ひとまずホテルに帰り、また夕方6時ごろ来よう、
ということになった。

それにしても変な格好の奴が多かった。トップレス姉ちゃん、
レザースーツ兄ちゃん、あとジャンル分け不能のおかしい奴等…。
何故か「素肌にエプロン」の男(!)3人組が歩いてた。

後ろからだとケツ丸見え。

…イナリも。

ホテルに帰るとテレビでパレードの中継がほぼリアルタイムで流れていた。
上から眺め降ろした画面は頭がクラクラしそうなほどの人の多さ。

さっきの素肌エプロン3人衆がインタビューを受けていた。

しばらくして寝てしまい7時ごろ彼女に起こされたようだが
全然起きなかったらしく、気が付いたら11時頃になっていた。

諦めた彼女は一人で外に出て行ったらしいが
心細くなってすぐ戻ってきたらしい。

寝起きざま

「やっと、起きたね…」

ちくちくイヤミを言い出しそのうち怒りだし、やがて泣いた。
なんとかなだめすかして今夜のクラブイベントに連れ出す。

夜中は昨日と同じクラブARENAに行く。
Westbam、電気Grooveのライブを観る。

ピエール瀧が宇宙人の着ぐるみを着てドイツ人オオウケ。

ライブが終わった後卓球や瀧が外でくっちゃべってた。

日本では考えられぬ。

昨日と同じく朝帰って来てホテルで飯食って寝た。

続く。

2000-07-12(Wed)

LOVE PARADE!!!!!

ラブパレードが行われた翌日。夜は最後のクラブ巡り。
ミニマルテクノの老舗、Toresor(トレゾー)へ。

ミニマルテクノの雄、宇宙人DJと揶揄されるジェフ・ミルズのプレイを
是非見ておきたかった。

そのクラブの場所が何処よりもガラの悪そうなスラムのような
地区にあり、クラブの回りにたむろしている連中も人殺しみたいな
人相ばっかりでかなり怖かった。

しかし曲がかかりだすと彼らはただ猿のように「いえー!」と
踊り狂ってるだけでとても無邪気な連中だった。

よかった。みんなバカで…。

んで、ジェフ・ミルズ!彼のプレイは凄い!
こんなに詰め込まなくてもいいだろう!
ってぐらい素早くレコードをとっかえひっかえガンガン攻める。
フロアの中は暑くてみんな汗だくなのに彼はいたって涼しい無表情で

高度なワザを披露する。さすが宇宙人DJ。
彼女もジェフを見て「カ、カッコイイ…」

惚れ込んだようである。

プレイ中一度だけちょっとミスった時があった。
ジェフはその時だけ「ニヤリ」と微笑み、またプレイを続けた。
かわいかった。

僕たちはどうしてもジェフの写真が撮りたかった。

しかし彼のDJブースには何重もの人だかりが出来ていて
なかなか近くに行けず、どうしたもんかとカメラを片手に
うろうろしていると、

僕らの少し上の壁の梁に座っていた
高校生くらいの女の子がひとさし指を

「くいくい」と僕にしてきた。

どうやら撮ってくれるらしい。
カメラを渡すとバッチリな位置から撮ってくれた。
かわいい子だった!しかも優しい!

君がミスベルリンだああ!!
よし、これをきっかけにナンパでもするか。

愛さえあれば言葉の壁なんでイッヒリーベ!!

あ、彼女連れなのを忘れてた。

続く。

続く。

2000-07-13(Thu)

LOVE PARADE!!!!!!

正味3日のテクノ漬けクラブ三昧のドイツ旅行であったが…
ベルリンの食事ははっきり言ってマズかった。

基本的に肉とポテト。ドイツといえばビール!
と連想する人も多いだろうが
僕らはほとんど酒を飲まないので関係なかった。

不思議なのが何を頼んでもポテトがたんまりついてくる。
初め謎であったがどうやらドイツ人の主食はイモらしい、
と勝手に結論付ける。

言語は当たり前だがドイツ語なので全く読めないのだが、
レストランなどでは「英語のメニューくれ!」と言えば
出してくれることも多い。

しかしそれでもやっぱりどんな料理か分からないのであった。

あるレストランでは料理の写真付きメニューだったのでこれは見やすい、
じゃあこのステーキを頼もう、楽勝!!と写真を見てオーダーした。

レバーのステーキだった。おえ…。

やはり字ぐらい読めないとダメだ。

それと気になっていたのがもう一つ。ベルリンのクラバー達に

「タバコ1本くれ」

と言われることが多かったのである。
乞われるがまま、マルボロとかあげていたけど、
余りにも頻繁に言われたのでこれってひょっとして
マリファナとか、LSDとかの
イケナイ葉っぱとか薬を持っていないか?、と
遠回しで尋ねてるのではないか、と思ったのだ。

ホントにタバコしかあげてないので彼らはがっかりしたんじゃ…?

帰国後、幾多の海外在住歴があるヨウコさんに疑問をぶつけてみたら、

「ああ、彼らってね、単にケチなのよ」

なんだ、そうか…。

帰りの飛行機でホットヌードル君が隣の席であった。
彼は結局終始一人で行動していたようだ。

…楽しかったのか?まあいいや。

機内食が出された時に、彼は何故かお湯の入ったティーカップに
ミルクだけを入れて飲んでた。

どうやらティーパックがあるのに気づかなかったらしい。
げー不味そう…。

これがホットヌードル君の最後の思いである。


余談ではあるが帰国後原宿をうろついていた時に
ホットヌードル君が着ていたTシャツを
ジーンズメイトの店頭で発見!!

1000円で投げ売りされていた。

飛行機の中での禁煙もきつかったが
実はもっとひどかった禁断症状があった。

ビートマニア!

ベルリンではゲーセンなどなかった。

帰国して彼女と別れて速攻、
でかい荷物持ったままゲーセンに
駆け込んでやりまくったとさ。

ラブパレード日記 完。

2000-07-14(Fri)

そっとおじゃリスト

10日ぶりのおでえと。
相変わらずオタッキーなデートコース爆進中な我々は迷わず映画館へ。
もちろんピカチュウの映画だよーん。
映画は毎年一本コレしか見ていない…。
大画面のピカチュウはかわいい。

映画館を出てから彼女が言うには明日(15日)は
映画版「おじゃる丸」の初日なのだそうだ。

「有楽町の映画館ではね、おじゃるの舞台挨拶が
 あるんだってえええ!!」

もう既にこの事は何度か聞かされているので

「着ぐるみならこないだ見ただろう」

半分うんざりして答えたのだが

「こないだとはセリフが違うんだよう!見たいよう!!」

「明日は仕事だろ!仕方ねえだろ!」

「しかもね、子供客にはおじゃるグッズのプレゼントがあるんだって…
 なんで大人にはくれないのよう…ううう」

この話も何度も聞かされていたので僕は

「こんなことなら子供作っておくんだったな」

ふっきらぼうに吐き捨てたが彼女は

「ぐふ。名前は何がいい??」

あらぬ方向へ話を持って行った。僕はそりゃあもう

「り…」

とお気に入りRちゃんの名前を言いかけて慌てて飲み込んだ。
やばいって。

一瞬彼女の視線に殺気が走ったような。
いや、気のせいだろう。
そうであってくれ。

しかし昔の女の名前をこっそり娘に付けている父親が日本には
300万人はいるだろう(妄想調べ)

話を戻す。

とにかく最近の彼女のおじゃる丸への熱の入れ様はスゴイ。

「お前さあ、映画館でおじゃるのパンフレットとかその他もろもろ、
 グッズがあったらみんな買うでしょう?」

「そりゃあもう根こそぎ」

「お前、最近凄いね…」

「だって私、”おじゃラー”だもん」

そんな人種この世にお前しかいないって。

2000-07-15(Sat)

子供お断り

世間のゲーマーはほとんど「ファイナルファンタジーIX」を
やっていると言うのに、

何故かゲームボーイで「おじゃる丸」のゲームをやっている。
何故もクソも「おじゃらー」の彼女を持った男には
避けられない宿命と言える。

とかなんとか言って実は結構楽しんでいたりする。

しかし今僕はとても家でゲームするヒマはなく、
通勤中の電車の中でやるしかない。

時々子供が寄ってくる。

「あーおじゃるだー!」

しっしっ。

あと僕のゲームボーイはピカチュウの絵が入った
特別な代物なのだ。

「あーピカチュウだー!」

しっしっ。

更に懐にはトロのキャンディー。

「あートロちゃんだー!」

しっしっ。

余裕で誘拐犯になれそうな気がしてきた。

2000-07-18(Tue)

単線電車は冬、扉を自分で開ける。

駅でおばさんが駅員にえらい剣幕で怒られていた。
キセルでもしたのだろうか。

高校時代、友達がキセルではないが駅員に怒られたことがある。
通学の帰りの電車は改札を通って一つ向こうのホームから出る。

本来なら当然階段を昇り降りして行かなければいけないのだが、
電車が既に到着しており「間に合わない!」と思ったその友達は

ホームを降り、線路を横切って渡ろうとしたのだ。

しかし線路につまずき大コケした挙げ句、
カバンの中身をぶちまけてしまった。

1時間に3本くらいしか来ない田舎の路線だったが、
ひとつ間違えると大惨事である。

駅員に見付かり「ちょっと来い!」と駅の事務室かどっかに
連れて行かれた。

そこで一通りお説教をくらって

「もうするなよ」

と解放されそうになった間際、

「あ、念のため学生証見せておいてもらおううか」

と言われた。彼は高校の学生証をおずおずと提示したところ
駅員の顔が鬼のような形相になり

「俺もその高校なんだよ!てめー!俺の後輩になるんじゃねーか!
 名門○○高校の恥だ!!」

更に絞られたんだそうだ。

田舎の世間は狭い。悪いことは出来ないものよ。

2000-07-19(Wed)

83-60-86 48キロ

こう見えてもごく普通の会社員である。
出勤時は普通にスーツ姿である。

連日クソ暑いのでもう上着は着ていないが、
出来るだけ上着は脱ぎたくないのだ。

なぜなら、Yシャツ姿だとひ弱な体がバレバレなので。
そんなコンプレックスをほじくるように部下のM嬢
(合コン攻め攻め系:只今売り出し中)が

「また痩せました?夜遊びしすぎじゃないんですか…?」

怪訝そうな目で尋ねてきた。お前に言われたくねえよ、
と言いたいのを大人なのでグッとこらえ、

「いや、痩せてない…はず。そんなやつれて見えるか?」

「いえ、上着着てないから目立つのかな?細すぎです」

「うるさいっ気にしてるのに」

「そのだぶだぶの白い服(Yシャツ)の中に、ちゃんと中身があるのか
心配です…」

僕はオバQか。

これからはカラーシャツオンリーで行きたい所存。

それにしてもデブには気を使うくせに
ガリガリ君に対してはみんなズケズケと言うよね。

傷つかないとでも思っているのか?

2000-07-20(Thu)

やんごとなき甘さ

シフト制で動いている会社なので同じ職場の人とはいえ
いつも会えるとは限らない。


受信メール

FROMヨウコ 宛先:kajilin

「おいしいプリン見つけたよ。給湯室の冷蔵庫に入ってるから
 明日食べてねfromヨウコ」

次の日。冷蔵庫を開けてみた。確かにあった。食べた。美味かった。


送信メール

FROMkajilin 宛先:ヨウコ

「ありがとう。美味かった。お礼に僕もお勧めのプリン2つ買って
 冷蔵庫に入れた。一個は僕のじゃ」

次の日。僕が会社休み。


受信メール

FROMヨウコ 宛先:kajilin

「とても美味しかった。あれちょっと
 高いプリンでしょ?幸せ」

次の日。冷蔵庫を開けた。2つあったプリンが一つになっている。
よかよか。

送信メール

FROMkajilin 宛先:ヨウコ

「しまった。自分の分のプリン食べるの忘れた。
 賞味期限ヤバげだから明日食べちゃってー」

次の日また僕休み。

受信メール

FROMヨウコ 宛先:kajilin

「お言葉に甘えてたべちゃったよー。お礼にキャラメルプリンを
 置いてってあげよう」

次の日冷蔵庫確認。あったあった。が、しかし…。

送信メール

FROMkajilin 宛先:ヨウコ

「おい、スプーンがついてないぞ…」

冷蔵庫がメールボックスの役割を果たしている、という話。

2000-07-21(Fri)

大物登場下克上

会社の受付嬢にとんでもないのが一人いる。

平安時代なら美人、といったツラ、
プロレスラーのようなガタイの良さに比例して
態度でかけりゃも押しも強い。

勝手に自分で仕事を選んでやりたくない仕事は
他の人に「お願いします」と丸投げして帰る、
先輩にパシリさせる、休憩時間を守らない…など、
問題児ハイジ。

おしとやかな女性が多い他の受付嬢たちは
先輩に当たる受付嬢ですらビシっと注意出来ないようだ。
逆に押されてしまっている。

愛情の裏返しならぬ憎しみの裏返しなのか
受付嬢たちはそんな彼女を「ラブちゃん」という非常に
かわいらしいニックネームで呼んでいた。

更にラブちゃんからの内線呼び出し電話は
「自分でやれよ」といった仕事でも
丸投げしてくる身勝手な依頼が多く、

「ラブコール」

と呼ばれ、厄介ごとがやってくるものとして恐れられていた。

近頃ラブちゃんの増長っぷりがますますパワーアップしているらしく
ラブちゃんなどというそんなかわいらしい呼び名は
そぐわない、そんなレベルまでになった。
それで最近ついた名前が

「ジャイ子」

またそれと平行して「ラブコール」も

「ジャイコール」

と改名し引き続き厄介ごとの代名詞として恐れられている。

2000-07-22(Sat)

MEET TO EAT

二日前の日記のヨウコさんとイタリア飯を食べに行った。

もちろん会社の連中には内緒で(言うまでもないが彼女にも内緒で)
時間差で仕事をあがり、レコファンで待ち合わせ。

僕がレコファンに着いた時、ヨウコさんは
昔の吉川晃司のアルバムジャケットを見て
大笑いしていた。

僕は対抗して工藤静香の「ぬひょーっ」とした
ツラのアルバムを見つけてまた大笑いさせ、店に向かった。

イタリア飯では何故か知らないが料理も上手かったが
酒のほうが進んでしまった。

適当にハイネケンを飲んでいたのだが
すいすい入ってしまった。

彼女との話も面白かったのだろう。

「ねえねえ、今度はインドカレーと、あと
 エスパニョール(スペイン)の店に行こう!」

とヨウコさんは言う。

こちらとしては少しお色気のある話も欲しいような気が
しないでもないのだが

2人での食いしん坊万歳ツアーとしての密会は
まだまだ続いてしまうようだ。

まあ、こういう付き合いもありかな、と。

明日はホントの彼女とのデート。
忘れた頃にやってくるな、これは。

つーかついさっきまで忘れてたりして。

2000-07-23(Sun)

真夏のイライラ

映画おじゃる丸「約束の夏」。
恥ずかしながら見に行った。昼12時の開演に合わせて待ち合わせ。
相方はもちろん「おじゃラー」の彼女。

子供向けの映画なので、夏休みが始まったばかりの日曜は
さぞかし混んでいるだろう、と思っていたのだが

がっらがら。

親子連れがほとんどだろうと予想していたのも大ハズレ。
大人のカップル、マニヤ一人見が多い!!

おじゃる丸はアダルト層の隠れファンが多いという噂は本当だったのだ。

内容についてはこれから観る人もいると思うので省く。
ただ、よかったとだけ書いておく。

さて、この映画、子供に限り、オマケが貰えるんである。
おじゃる丸が持っているシャク(勺)のおもちゃ。

これを観客の子供たちが持ちながら映画を見ているんだが
彼女は欲しくてしょうがないらしい。

「しょうがないじゃん。子供限定なんだから」

僕はなだめるんだが、彼女は

「よし…奪うか…」

既に盗人の目つき。
これではドラクエ発売日に小学生からソフトを奪うクソガキと
同じレベルである。

映画が終わって売店のところにそのシャクが飾ってあった。

「うー、欲しい~」

彼女は未練たらたらであった。すると売店のお姉ちゃんが

「欲しいですか?」

にやーっとした笑顔で話し掛けて来た。

「でも、子供限定でしょ?」

「あーいいですいいです、はい」

ポン、とくれた。しかも僕の分まで…。
あのお姉ちゃん絶対僕らより年下だぞ!
そんな姉ちゃんの前できっと僕らは「トランペットを欲しがる少年」の
顔をしていたに違いない。

あーはずかし。

その後のおでえとはちょっとムッとしたことがあって
夕飯も食わずに6時半ごろにとっととお開き。

いけないねえ…全て真夏の太陽のせいさ。
暑さで短気になってたね。

2000-07-24(Mon)

ナチュラル

身体髪膚これを父母に授く。

尊い両親から貰った体を大切にせよ、
という意味だと思ったんだが。

今ではほとんど通じない概念だ。

何しろ髪は染め放題、ピアス穴空け放題、タトゥー掘り放題…。

これらのことをを全てやっている元ゾッキ、現ペンキ屋勤務の
吉田君(仮名)に聞いてみた。

「身体髪膚これを父母に授く、って知ってる?」

「別に欲しくて授かったわけじゃないッス」

ありがとう…。

今ではそれらも見慣れてしまったが
一昔前と比べるととんでもない差があるように思える。
しかし僕は古風なところがあり、この言葉はわりと好きである。
僕は黒髪だし耳に穴も空けてない。

髪を染めてなく、ピアスもしていない女性のほうが少ない現在だが
黒髪の似合う女性は別格でホントに美しい。

単に僕が大和撫子の幻を追いつづけているだけ、という話もあるが。
ありのままの美しさにはかなわないと思う。

そおいうわけで僕は彼女には、髪はまあ少し染めるぐらいは
目をつぶっているがピアスを開けるのは禁止!!としている。

理由を説明するのはいちいちめんどいので

「オーラが傷ついて健康のバランスが崩れるから」

ということにしている。

2000-07-25(Tue)

突撃自由が丘の晩ゴハン

今日の予定はコロコロ変わった。

まず彼女と会う予定だったのを
ぶっちぎってチャット友達と飲む約束。
鬼。

しかしそれもキャンセルになってヒマな1日になるはずだった。

が…。

織物芸術家、織姫ヨウコさんから

「スペイン飯食べに行く~?」

誘いのメールが入ってきたので尻尾を振って自由が丘まで行く。
もともとデートの日をぶっちぎって、なんでこの女性と2人で会う
ことになったんだか…?

まあ飯食いに行くぐらいなら浮気じゃないだろう…?

相変わらずこの人の話は面白い。
「ローソンで売ってるプリンはどれが一番美味いか?」という
超地元っぽい話からオーストラリアのゲイパレードの話まで
あっちこっちに飛ぶ。

海外留学経験も多い芸術家なので引出しも多いんだろうなあ…。
そしてなんと彼女は僕が最も愛読している作家、中島らも氏と
親戚であることが判明!!

うっそーすげえええ!!

絶叫してしまったのコトよ(興奮気味)
サイン貰えるかもしんない。やったー。

飯の美味さもさることながらすっかり話し込んだ。
店が閉店だというので慌てて帰ろう…と駅へ。

切符をお互い買っている間ヨウコさんがいきなり

「あ!そうそう!コレ言おうと思ってたの!
 ワタシね、昨日幽霊見ちゃった!」

と叫んだ。

「…もう一軒行こうか」

さーて、彼女裏切りな夜はいつまで続くか…。

(ってもう帰ってるけど)

2000-07-28(Fri)

掃き溜めに鶴は降りるか

前回の彼女とのおでえとでは帰り際ちょろっと
ケンカっぽくなって後味の悪い別れ方をしたのだが、
今一応は仲直りにはなっている。

その時夕方頃既にデートネタ切れでどうすっぺか、
と靖国通りで立ち往生。いつもなら僕は色々考えて
なんとかそこそこ楽しめるところに行ったりするのだが
この時は

「いっつも俺ばっかりが考えている!
 たまにはお前もなんかネタ出せ!」

口には出さなかったが暑かったからか無性にイライラしていた。
今冷静に考えると僕が提案するのが8割り程度かな。

その2時間ほど前に僕が「この喫茶店に入らない?」と聞いた時の答えが
「どうしよっかなー」だったことが余計腹立たせていた。
答えが「いいよ」なら入ればいいし「やだ」なら違う店を探せばいい。

だがこの答えではその場でバカみたいに立ち尽くすしかないではないか。

この時は「またかよ」と思い無意識に出てしまった舌打ちが
聞こえてしまったのか「じゃ、いいよ」と答えてやっと入ったのだった。

で、突っ立っていても暑いだけだ。もう考えるのも嫌になった。

「じゃ、ないんなら帰ろう」

僕はもうめんどくなってUターンして駅に向かった。
彼女も黙ってついてくる。一応電車に乗るところまで見送った。

彼女はいつもと違って顔を合そうともしなかった。

「会いたい会いたい」とうるさいほど言うくせに
「じゃあ、会って何する?」と僕が聞くと「うーん」と言うことが
多い彼女。

付き合いが長いため僕も「うーん」となかなか新しいネタが
出て来ないのでお互い様なのであるが。

とにかく会うのが第一目的なのなら、僕の部屋にでも招いて
たまにはまったり一日過すのもいいのではないか。

そう思った。

でもダメ。部屋超汚い。2ヶ月弱ほど(6月前半の日記参照)掃除してない。
そんなヒマない。彼女が来るとしたら明日の夜中。

今はもうこんな時間。明日は仕事。

掃除絶対無理!!大体家事なんてしてるヒマないよう…。
こりゃマジで嫁貰った方がいいのかなあ。

「そんな理由で結婚したいなんて間違ってる!嫁は家政婦ではない!」

一応正論を吐いておいて、おしまい。また明日。

2000-07-29(Sat)

電話寝落ち

今まで寝てた…。

23時ごろ彼女が電話かけてきた。
明日どこで遊ぼうか、ということで。

しかし僕は思いっきり寝ボケていたので
大して頭が回らないのでぼうっと聞いていた。
明日どうするか…。彼女に決めてもらおう…。

しかし前々日の日記の通り、彼女自身では何も決められず
うーん、と無言が長く続く。

…僕は寝てしまった。

はっと気づいたらケータイ握ったまま午前2時。
「あーやってもうたー」と
まだ寝ぼけたまま彼女に電話する。

やっぱりいじけていた。

「もういいよ!寝てなさいよ!疲れてるんでしょ!
 無理しなくていいよ!あしたも寝てなさいよ!」

これが彼女の本心ではないのは百も承知、
というのは寝ぼけ頭でもわかる。

明日のために早く寝てたんじゃないか…。
こちらもかなりムッとする。

しかしもうめんどいので

「新宿、10時」

とっとと決めて電話を切る。

なんせまだ頭が回ってない。明日まで覚えてるかしら?
ここに書いておこ。

新宿、10時、と。

だれか、起こしてくんない?

2000-07-30(Sun)

砂を摑んで立ち上がれ

海っす。

ほとんど寝ないまま出発。
新宿から小田急線に乗り町田で彼女と合流した。
前夜の電話のこともあり、さてどんなブスくれた顔で
出てくるかと思ったら割と明るかったので
拍子抜けした。でも逆に怖い。

ちょうど正午あたりに海岸に着いて一息。僕は腹が減ってきた。

「なあ…昼飯どうする?」

「どうしよっかー?あたしお弁当作ってこようと思ったんだけど…」

「だけど…?」

「昨日、眠れなかったし…」

重い。

昨晩彼女は大荒れだった模様。とりあえず謝っとく。

結構僕らは海の夕焼けを見るのが好きである。
夕方…ほとんど人のいない鵠沼海岸。
まったりと二人で歩いてるといきなり彼女が叫び出した。

「好きだああああああ!!!!かじり~ん!!」

「アホかあ!!」

たまげる僕。

「だって私、青春小僧なんだもん」

「誰だよ」

そして彼女が海の彼方を指差し、

「さあ!」

「…え?」

「さあ、あなたも、叫ぶのです!!」

やなこった。

「好きだ」の後に続く名前が誰だか分からないものね♪

(こういうこと書くから、また…)
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