2017-05-04(Thu)

ライブレポート「水曜日のカンパネラ VIVA LA ROCK 2017」2017.05.04 さいたまスーパーアリーナ

さいたまスーパーアリーナで開催されたフェスでの水曜日のカンパネラ。

タイムテーブルによると一番大きな「StarStage」のトップバッター。

僕がさいたまスーパーアリーナで水カンを観るのは2014年の「ぐるぐるTOIRO」というフェス以来であるが(正確にはさいたまスーパーアリーナ内の「TOIRO」というイベントスペース)、この時も水カンがトップバッターだった。

あの時は娘と息子も連れて開演前に入場すると、まだ人もまばらな物販ブースにコムアイさんやケンモチサンやDir.Fさんが普通にいて、しばらく3人と話したり子供達も

「ウチも私と弟のきょうだいなんですよー」

なんてコムアイさんに可愛がってもらったりしていたものだった。

水曜日のカンパネラ
当時の画像(拾い物)。コムアイさんの後ろに見切れて僕ら親子が映っている。とても近い距離で観れてのどかな時代であった。

さて今回はどうなるか。僕は朝8時少し前に現地に到着し、9時開場と同時に入場。前に並んでいた人達が別ステージで水カンより早く始まるキュウソネコカミに流れたせいか、最前列をゲットできた。

水曜日のカンパネラ
ちょうどコムアイさんがリハをしていて、その姿を見れたのはラッキーだった。「シャクシャイン」を歌い、調整を終えると

「おはようございます~。またあとでね~」

と僕らに手を振って去って行った。

ライブ始まりは11時5分。主催者による挨拶があって、オープニングなのかステージに何本もの火柱がボボーンと立ち、熱気をモロにくらってから水カンのライブが始まった。

まずは「ナポレオン」のイントロが流れたがコムアイさんの姿がない。そういえばコムアイさんはまともにステージから登場する方が少ないんだっけ…と後方を見渡すと、正二十面体の骨格が組まれた神輿に乗って登場。

「おはようございまーす」

と挨拶して熱唱。アリーナを区切る通路をゆっくり回りながら徐々にステージに近づいて行った。ステージに昇ってからは「シャクシャイン」。音がよいのでいつにも増して体が動いてしまう。

コムアイさんは朝から来てくれてありがとうございます!などと挨拶した後

「いいっ湯ーだーね!」

早速「ディアブロ」の声出し練習。指の腹がふやけ過ぎてもはや別の生き物みたいになってしまってなんじゃこりゃー!みたいな感じで

「ふやけるね!」

って言ってください、とか設定が細かい。それからだんだんと声を小さくし、しまいにはヒソヒソ声のコールアンドレスポンスをやってたところ、コムアイさんがふと客席の奥の方を見て

「今入ってきた人、ビックリしてますよ」

「わはは」

という笑いがあってようやく曲へレッツバスロマン。みんなで両手を挙げて、ゆらゆら湯気を表現すると、一転してBPMが上がり「ツイッギー」へ。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
チャリティーオークションでヤフオクに出品しているからこの曲を演じた…ってわけでもないだろうが、実物が展示されていた。ちなみにワンピースとコルセットの解説文が、これってもしかして、入れ替わってるー?訂訂訂正すべき。

「ツイッギー」の曲は本当に短くて、あっという間に「ウランちゃん」に。緑のレーザービームが何本も伸び、交差し、赤いライトともばんばん交わる。

今日のウランちゃんはところどころ低音を抜いてブレイクっぽくしたりコムアイさんもいつもより絶叫していてあの場のブチ切れ感がすさまじかった。

その後は静かに「ユタ」へ。音がよい、特に低音がよく響くので久しぶりに聞き入ってしまった。

「不思議な快感!」

のところを叫ぶのが周囲半径ひとりぐらいの間でブームになりつつある。

「ユタ」を歌い終えてからスタッフの方が出て来てコムアイさんの服を調整。

「パンツが、見えそう…」

なんだそうだ。

「みなさんには見えてないかもしれないけど、スタッフの人達にはTバックがバッチリ見えてるかも」

とのことで、コムアイさんはTバックらしい。その理由は

「お尻に変な線が入らないから」

だそうで、

「中学生ぐらいのお客さんもいると思いますが、若いうちからエロい下着をはいてた方が綺麗なお尻になると思います!」

と若い衆にもアドバイス。理屈は分かるが僕の中2の娘がTバック買いたいとか言い出したらどうしよう。そして男には

「聞かなかったことにしてください」

と言うが、綺麗なお尻になりたい男だっているはずだ。

それから「ユタ」の歌詞の解説などをしてから「桃太郎」。コムアイさんが歌い出すと当然のようにウォーターボールが登場。ウォーターボールとコムアイさんはステージから降り、ちょうど僕がいる目の前まで来てボールの中に入ってゆく。あ、ちょっとTバックが見えちゃったかも。

「そっち行きます!」

コムアイさんが入ったボールは最前列の僕らの上を通り過ぎて観客の海へドンブラコドンブラコと流れて行きやがて見えなくなってしまった。正面にはでかいスクリーンがあるが、最前列からだとほぼ真上にあり見えづらい。

ボールはアリーナの真ん中あたりまで行き、そこに設置された移動式ステージに降り立ったようだ(よく見えなかった)。すると天井にあったミラーボールが降りて来て輝き出す。そこで「一休さん」だ。ディスコっぽい曲調に合わせた演出がイカス。

ステージの上にスタイリストの清水文太さんがひょっこり現れた。坊主頭なので一休さん役でステージに上がらされたのかと思ったらそうではなくて、普通にコムアイさんの服のズレを直していた。

移動式のステージはどんどん動いて行き、どこにいるのかサッパリになってしまったがどうやら一番奥の方まで移動して、やがて曲が終わり

「最後まで楽しんでってねー」

とそのまま退場。相変わらず与えられた空間は行けるところまでは全部行くコムアイさんらしいライブであった。常にクネクネと体を動かし、流れるように奇抜なポーズを取ったりするけれども、普段から体幹を鍛えているせいだろう、どれもバランスが良くて美しかった。あっという間の40分間、楽しませてもらった。

開演30分前までぐらいはお客さんがスカスカだったけれどもいつの間にか満員に近くなっていて、熱気も充分であった。

綺麗なお尻とかけまして、お客さんが溢れんばかりのステージとときます。

どちらも美っ尻。なんちて。

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2017-03-19(Sun)

ライブレポート「水曜日のカンパネラ NO NUKES 2017」2017.03.18 豊洲PIT

原発反対。ということで、坂本龍一がオーガナイザーとなり定期的に行われているイベント。

我らが水曜日のカンパネラのコムアイさんは、この日冒頭に行われたトークイベントから出演。水曜日のカンパネラがこのイベントに出演したのは、坂本教授が

「若いミュージシャンに参加してほしい」

とSEALDs奥田愛基氏に相談したところ、奥田氏が友人であるコムアイさんに声をかけたのがきっかけだという。すごい伝達ルート。

坂本教授やいとうせいこう氏他錚々たる面々の中でも、堂々かつ時々脱線して和やかな笑いも取りながら自分の意見を言っていた。

水曜日のカンパネラは豊洲PITで以前もライブをやったことがある。2年ちょいまえの2015年12月、「ポタフェスLIVE2015」というイベントだった。ちょうどヤフオクのCMが流れていた頃。小室哲哉氏も出演していたので

「名前が似てるってことで小室哲哉さんに挨拶に行ったんです。コムアイは芸名で本名は小室愛っていうんですけど」

と言い張っていたのを覚えている。また、VJには「水曜日の視聴覚室」でおなじみの中山晃子さんがスクリーンに映像をばんばん投影していたので、今回もその経験を生かしたのか今回もステージのスクリーンに曲ごとに映像が流されていた。ライブ最初の曲は「バク」。が、コムアイさんは出て来ず映像のみであった。

イソギンチャクとか脂肪の塊のようなブヨブヨしたものの集合体がどぎつい色彩で絡まったり渦を巻いたり、曲もそうだけれども非常にドラッギーな映像でイってしまいそうであった。クラブや野外レイヴでの演出だったら相当良かったと思う。

その次の曲は「ユタ」。8小節分早く歌い始めてしまったため、歌声とオケのコーラスがズレてしまう。

「うーふーやー、やーがまーゆーりぁ」

のところ…。このイベント、水カンファンは圧倒的少数だったこともあり、この曲まで観客ほぼ地蔵。僕の周りもほぼアジカンファンに囲まれていた。

このままライブ終わったら、今日初めて水カンを観たお客さんにとっては、コムアイさん=サイケデリックな姉ちゃんで終わってしまうではないか…と思っていたら次は「シャクシャイン」でようやく暖まって来た。

コムアイさんはデビュー前からもともとNO NUKESに遊びに来ていたり、反原発デモにも参加していたという。

その頃は自分が何者になるか分からず、これだけでは自分の人生は見渡せない、全然別のものと自分の持っているものをくっつけないとダメだということで、一旦別の道を歩み始めてみたら、それが水曜日のカンパネラだった。有名になれば自分の意見が絶対正しいから世の中が良くなると思っていた。

でもたまたま入った音楽や映像の表現の世界だけど、NO NUKESで「核がヤダ!」とか言うよりも声とか踊りとかで届けたほうがよっぽど伝わると思う。

「めったにこんな真面目な話はしないんですけど」

ちょっと照れくさそうにそんなことを話した。

真面目な話から一転、「桃太郎」。珍しいことに序盤で歌詞を飛ばす。しかし観客が笑いながら「てんがいまきょーつー!」などと叫びコムアイさんをフォロー。

やがてDir.Fさんらがウォーターボールを持って来て空気を入れ準備。コムアイさんは中に入ってドンブラコと観客の海に転がって行ってしまった。さすが手慣れたロックファンが多く、手薄そうなところにわらわら移動してのコム転がし。

曲の終わりギリギリにステージに戻って来たかと思ったら

「これが最後の曲です!」

「一休さん」を歌いながらクラウドウォークで再び観客の中に突っ込んで行ってしまった。時々クラウドサーフで転がったり肩車されたりでフロア後方まで行ってしまい、最後は柵の上に登っておつかれさん。

序盤の静けさから一転、肉弾の特攻で盛り上げたライブであった。

秘かに「ウランちゃん」をやってくれないかな、と期待していたのだが。
原子力だけに。なんちて。

【セットリスト】

1.バク
2.ユタ
3.シャクシャイン
4.桃太郎
5.一休さん

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2017-03-11(Sat)

ライブレポート「水曜日のカンパネラ 日本武道館公演~八角宇宙~」2017.03.08

水曜日のカンパネラ
水曜日のカンパネラの日本武道館ライブに圧倒された。

僕が初めて水カンのライブを観たのは新宿のLOFTであった。コムアイさんはアオザイ姿で歌っていて、時折ちゃぶ台をひっくり返したりお客に向かってブルボンのお菓子を投げたりするパフォーマンスでフロアを沸かせていた。MCでは

「こんど鹿の解体イベントをやります!チケット手売りしてます!」

とのことだったのでライブ終了後、ラウンジでグッズを売っていたDir.Fさんにチケットを買いたいと声をかけたところ

「おーい、コムアイ」

わざわざコムアイさんを呼んでくれて、そこで初めて喋ったりサインしてもらったり写真撮らせてもらったりした。

それから3年半後に日本武道館とは…。

「『あのバンド絶対売れると思ってた』とか言ってんじゃねぇぞ!おめぇだけじゃなくみんなそう思ってたから売れたんだろ!」

「『なんか遠くに行っちゃった感じ』って、もとからお前のそばにいねぇんだ!」


とはお笑いコンビ「いつもここから」のネタだけれども、まさに二重カギカッコ『』内の思いが溢れて来たライブであった。必死にネタの通りにセルフツッコミを入れ、自制心を保ちながら…。

さて、水曜日のカンパネラの日本武道館ライブ。その名も「八角宇宙」。武道館は八角形。八角形の空間の中に水カンはどのような宇宙を作り給うたのか。

入場すると、ど真ん中に八角形のセンターステージが設けられていた。ステージを取り巻くように通路や撮影カメラ用のレールが設置され、その外側にアリーナエリアが区画されていた。僕はそのうちの前から2列目あたりで観た。その上が1階席、2階席。空席がないわけではなかったが、観客がみっしりと詰まっていた。

定刻を10分ほど過ぎると照明が落ち、ライブは「猪八戒」から始まった。南側の入口から金斗雲のような、雲がたなびくお神輿に乗ったコムアイさんが登場。

前回のツアーでは「黒ひげ危機一髪」のナイフを入れる横穴から足が20本ぐらい生えたような不気味な樽型お神輿に乗り、最後は樽の中にお尻からずっぽり落ちてまさに危機一髪になっていたがどうやら新車になったようである。

神輿はゆっくりとアリーナを回り、

「adidasじゃなくてKappaです」

と客に言わせた後何かツボッたのかケラケラ笑いながら歌い、ステージに到着した。ステージに上がるとすさかず「シャクシャイン」で

「カモン武道館!」

と熱気を上げる。(カモン御成門じゃないのかw)

「日本武道館へようこそ!」

「こんな人が来るんですねー。カンパネラって」

「どこ向いてもお客さんがいるところでライブやったことないんですよ!いろんな方向から見てもらうのが好きなんで、武道館はピッタリだと思います!なのでど真ん中にステージを作ってもらいました!」

と語るコムアイさん。武道館が出来たのは1964年。東京オリンピックの年だが、

「再びオリンピックを控えた東京でどういう美しさや楽しさを提示できるのか、ここで私が舞台でできる景色をいっぱい用意したので楽しんで下さい!」

とまじめに挨拶した後、ガラッとノリが変わって

「温泉の歌いきましょう!いっ湯ーだね?」

「いい湯だね!」

恒例「ディアブロ」のコールアンドレスポンスの練習。ライブの時はいつもこのやりとりで客のテンションを見定めているっぽいコムアイさん曰く、「天国に一番近い人達」である2階席の人たちに声を出させたところ声が小さかったようで

「さすが天国に近いだけあって『死にかけ』って感じです」

と。

「次、地獄のみなさん」

地獄すなわち僕らアリーナの地べたに呼びかけるとさすがに声はでかく、

「うおーー!響く!」

ちなみに1階席の客にやらせてみたら

「声は元気だけど、『サラリーマン』な感じがする。仕事帰りに来て間に合ったんだなー、ていう」

だとか。それ僕のことか。

「1万人も入ってこんな近い距離で見れるのって他にない。スクリーンもアリかと思ったんですけど、全部なくして、どこからでも私達を肉眼で見てもらえるようにしました。武道館は武道をやる人を肉眼で見れるように作ったハコだから!」

ということで無駄なモノは何もない。ステージ上にあるのは昔ながらの音出しマシン、Macbookだけ。これを「ポチットな」して曲が始まるのは今でも健在のようだ。

「シャクシャイン」の次は「雪男イエティ」に繋ぎ、さらに最新アルバム「SUPERMAN」の中で一番早くMVが公開された「アラジン」に。この時、顔まで覆うような真っ黒で光がヌメヌメ反射するタイトな衣装を身に纏い、すばしこい爬虫類系のような動きで踊りまくるダンサーが現れた。

おそらく「一休さん」のMVですさまじい存在感があった川村美紀子さんなのだろうと思って見ていた。曲に合わせてこういう風に踊れたらメチャクチャ気持ちいいんだろうな…という激しい踊りをしつつコムアイさんとも絡んでいた。あ、でもそういえばチクビームやってくれなかった。

「次はみんなが知ってる曲ですよー」

と早々とアンセム「桃太郎」。これまでのライブではほぼ必ずウォーターボールの中に入って客の上を転がりながら歌っていたので、普通(?)に歌う姿を見るのは久しぶり。改まってコムアイさん、

水曜日のカンパネラ
「みなさんスマホとか持って来て入ってます?実は撮影OKなんですよ」

「ええー!」

ということでビックリ。動画も撮ってもいいという。武道館の中に入った時から

「撮影はご遠慮くださーい」

というスタッフさん達の声がばんばん飛びまくっていたので、開演前の様子も撮ってはいけないとはさすが武道館は厳しい、と思っていたのに。

早速みんなバチバチ撮りだしたところで

「スマホ出したついでに1曲ぶんぐらい手伝って欲しいことがあるんですけど。スマホのライトを付けてください」

とお願いするのでみんなコムアイさんに向けてライトを照らすと、無数の白い光が一斉に輝きだした!更にミラーボールも持って来させてますます光が反射しまくり。まさに八角宇宙の銀河の誕生やー!ちなみにミラーボールを持って来させた時に

「ミラーボール持って来て…ミラ・ジョヴォヴィッチ」

さりげなくダジャレをかましていたのを僕は聞き逃さなかった。コムアイさんもオヤジギャグみたいなしょーもないギャグ言うんだな。

スマホライト銀河とミラーボールの反射の光のなかで「アメノウズメ」を歌う。コムアイさん。まさにディスコ高天原。

水曜日のカンパネラ
「ライト兄弟」に繋いだ後、どるるるるるーん。急激にBPMが速くなり「ツイッギー」「ウランちゃん」「バク」の3連コンボ。高速で幻想的で発狂系の極地。ひたすら踊りまくれるこの繋ぎが大好きである。

特に「ウランちゃん」では縦横無尽にレーザービームが飛び交い、ライトもバツバツ点滅!オッサンの僕でもピカチュウショックでぶっ倒れるんじゃないのってぐらいの光の自己主張。カオス最高潮。

「バク」になると上から白くて薄い布がバサッと降りて来てステージを筒状に包んでしまう。そこに光の粒やオーロラのような映像やらが映し出され、これもプロジェクションマッピングというのだろうか。

布の内側のステージにいるコムアイさんの姿は、たまに薄い布から透けて見えたり、布の隙間をチラリとめくってこちらを覗いて来たり、また、コムアイさんの大きな影が布に映し出されたり。もうステージが半分ぐらい異次元に溶けてしまっているかのような幻想的な世界。曲が終わり、光がと音が去り、静けさと闇が覆って来、コムアイさんの姿も見えないまま物寂しげになったところで

「はやくでてきてー」

どこからかちびっ子の声が聞こえてきて和やかな笑いが起こった。仕込みかってぐらいの絶妙なタイミング。

「ユタ」では陰陽白黒の大極図を表現したのだろうか、白一色の衣装と黒一色の衣装のダンサーが多数現れ、コムアイさんの巫女パワーと集団の人間パワーを見せ付けられる思いがした。

多数のダンサーにより更に激しい演出になるのか思ったらその逆で、次は座って「ネロ」を歌う。アカペラだ。Dir.Fの歌詞なんだよね…と聴いていていると続いてはなんと「ユニコ」。なんと泣かせる曲順だろう。「ユニコ」も夕暮れ近くの京都・萬福寺境内での野外ライブで、セミの声と共にしみじみと聴いていた曲。いろんな思い出が駆け巡る。こんなに聴きほれてしまうなんて、コムアイさん、歌、うまくなったなあ。

水曜日のカンパネラ
その次は「カメハメハ大王」。チクビームもそうだったけど、『脇の下サラサラ』の振付もやって欲しかった。

「マッチ売りの少女」。先端がオレンジ色に光り、まるで松明のようなポイを持った人達が現われ、本物の炎ではないのに暖かさが感じられるような光に包まれた。そんな人たちの中にギンギラギンにさりげなく紛れ込み、普通に真顔でポイを持って歩くケンモチさんを発見。

個人的にクライマックスだったのが「ミツコ」からの「坂本龍馬」。「ミツコ」は僕が常に一番と言っていいほど好きな曲。まさか武道館でも「みんなでソーセージ!」するとは思わなかった!

「三千円ポッキリでええす!でえええす、でええす…」

コムアイさんの叫び声にディレイがかかる。

「お城の周りをぐるぐるまわってこい!」

そう、ここは武道館。この場所は旧江戸城北の丸にして現皇居(宮城:きゅうじょう)であるわけだ。皇居ランナーにならないといけない。

そして「坂本龍馬」はアルバム「SUPERMAN」の中で一番好きな曲。

「大政奉カモンダンス!」



「ダァンス!」

のところでひゅいいんと上がっていく感じがよい。

再びポイアーティストの方々が登場。以前「Eテレ」の「Rの法則」でポイアーティストの方々と演出を考えて披露した「坂本龍馬」のパフォーマンスがとても美しく、ライブでもぜひポイの演出で観たいものだと願っていた。ポイだけではなく、傘を広げてクルクル回すパフォーマンスも素晴らしかった。あっさり願いが叶って本当に来てよかった。

「世阿弥」ではついにコムアイさんがワイヤーアクション。ひゅーっと浮かんでしまった!



コムアイさんも願いのひとつが叶ったようで。曲が終わっても

水曜日のカンパネラ
「高いところから失礼しますけど」

と空中浮遊したままMC。ハーネスが股に食い込むので

「もし男の人だったら使い物にならなくなるかもしれませんね」

水曜日のカンパネラ
とのこと。使い物にならなくなる以前にあんな高いところ、玉ヒュンである。しかしコムアイさんは怖くないのだろうか、鉄棒ばりにぐるぐる前後転するわポーズ決めまくるわで大暴れだった。そして1階席にいたカレーメシくんを呼び出した。カレーメシくん、ライブではコムアイさんと一緒に踊ったり物販の説明をやらされたりで最早おなじみ。大事なスポンサー様の愛嬌あるキャラクター。

カレーメシくんが来たとなれば当然次の曲は「ラー」。コムアイさんは宙吊りのままなので、Macbookをポチっとな出来ない。なので水カンのライブやイベントではなくてはならないお方、ATFIELDの青木さんにやらせたものの、2度も違う曲がかかってしまい失敗。コムアイさんがダメ出ししたが観客は

「あおきー!」

と優しい声。

「甘やかしてどーすんの!オッサンだよ?」

そんなショートコントがあってようやく「ラー」。特にこの曲の時はガッツリ撮影して、SNSに「#カレーメシくん」と付けて拡散すると、もしかしたら水カンのライブももっと豪華になるかもよ?という大人の事情も交えつつ、

水曜日のカンパネラ
カレーメシくんとじゃれつつ歌うコムアイさん。曲が終わると

「ばいばーい」

わりとあっさりカレーメシくんを帰し、

水曜日のカンパネラ
「最後の曲だよー!」

と「一休さん」。MVのようにダンサーさん達がたくさんステージに上がり、踊る。ライブを祝うパーティーのように大勢の人達が弾けまくる。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
ケンモチさんもふたたび。

コムアイさんは観客に向かってお礼を述べた後、去って行った。

しゃんしゃんしゃんしゃん…手拍子が自然と沸き起こると、程なくして戻って来たコムアイさん。

最後に一緒にやってもらいたい、という曲は

水曜日のカンパネラ
「血ぃすぅたろかー、お前の、血ぃすうたろかー」

の「ドラキュラ」である。実はライブ会場に献血車をスタンバイさせて、その場で観客に献血をお願いするというアイディアもあったんだそうだ。しかし午後4時までに血を献血センターに届けなければならないという縛りがあったため断念したんだとか。

「みんなで歌いましょう!あとスタッフには言ってないんだけど、最後にケンモチさんとDir.Fにステージに上がって来てもらいたい…」

コムアイさんが普段は裏方に徹しているふたりを呼んだ!ケンモチさんは時々隠れキャラっぽくいることもあるが、Fさんは本当に裏方。演者としてステージに上がることなどない。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
しかしこの時は満面の笑顔で登場して

「この3人で水曜日のカンパネラです!」

とコムアイさんが叫んだ時には涙が出た。3人でここまで来たんだよ、っていうことを見せたかったんだと思う。確かにステージで演じるのはコムアイさんだけで、ケンモチさんは楽曲、Fさんはマネジメントの役割があるけれども、それぞれ「サウンドプロデューサー」や「マネージャー」ではなくてふたりとも「メンバー」なんである。そこがイイ。

水曜日のカンパネラ
コムアイさんはFさんに歌う?、とマイクを渡すと

「血ぃすぅたろかー」

Fさんの歌声は何というかとてもアレだった。だがそれがいい。裏方に徹する男が武道館で初めて聞かせた歌声である。

水曜日のカンパネラ
ケンモチさんもFさんからマイクを受け取り

「セイ!血ぃすぅたろかー!」

低音を効かせたイケボイスで叫ぶ。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
「ドラキュラ」はもう1回。

ライブ冒頭の金斗雲がまた出て来て、今度はケンモチさんが乗ろうとする。

水曜日のカンパネラ
「気を付けて!また骨折すんのやだよ!」

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
お母さんのようなコムアイさんに見守られつつケンモチさんが乗ると、金斗雲お神輿がアリーナをゆっくり回る。コムアイさんも後ろから追い、たまに客に歌わせながら、やがて本当にライブは終わってしまった。

お神輿やら宙吊りなど、いつもの出オチ的な演出は残しつつも、客の中に割って入って行ったりクラウドサーフして客を沸かせることはしなかった。

豪華セットみたいな大道具もなく、音と映像と光、そして人体の表現力だけで魅せてやろう、という意思が伝わってくるようなライブであった。

それは本当に素晴らしいもので…。

最初に書いたコントのネタじゃないけど、遠くに行ってしまったなあ…雲の上の人になってしまったなあ…金斗雲だけに。なんちて。

【セットリスト】
01.猪八戒
02.シャクシャイン
03.ディアブロ
04.雪男イエティ
05.アラジン
06.桃太郎
07.アメノウズメ
08.ライト兄弟
09.ツイッギー
10.ウランちゃん
11.バク
12.ユタ
13.ネロ
14.ユニコ
15.カメハメハ大王
16.ツチノコ
17.マッチ売りの少女
18.ナポレオン
19.ミツコ
20.坂本龍馬
21.世阿弥
22.ラー
23.一休さん

アンコール

24.ドラキュラ
25.ドラキュラ

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2017-01-27(Fri)

第二回・水曜日のカンパネラ大人の遠足…「アラジン」「一休さん」MVロケ地探訪

ポニーさん(@DrPONYTAIL19673)の呼びかけで、水曜日のカンパネラ・大人の遠足第二回が行なわれた。

水曜日のカンパネラゆかりの地を訪ねまくるこの遠足、一回目は上野公園近辺で「カンフー・レディー」や「ナポレオン」のMV撮影地を回り、再現動画を撮ってみたりした。

笹塚ボウル
今回の集合場所は笹塚ボウル。「アラジン」のMVにおいてコムアイさんが青いボウリングシャツと白のパンツ、赤いベルトで歌って踊っていた場所である。

笹塚ボウル

笹塚ボウル

どーん。

笹塚ボウル

笹塚ボウル
こんな感じ。僕らのレーンは一番奥の方であったが、コムアイさんが撮影していたのは主に真ん中のレーンあたりであったようだ。

笹塚ボウル
今回も再現動画を…と考えないわけではなかったが、まさかよそ様が使っているレーンに邪魔するわけにはいかないし、何よりも今回はコムアイさん役の女子がいなかった(参加者はひとりのティーンエイジャー・りょう君(@Tigers0703)を除き全てオッサン)ので、僕がコムアイさんのコスプレをするに止まった。

笹塚ボウル
ヨシヨシさん(@yoshikata_naoki)にいつの間にか撮られていた。

笹塚ボウル
ゲームは白熱し、ピンを倒すたびにビールビンが増えていったが、タブレットで「アラジン」のMVをエンドレスで流し始めるとみんなの成績が良くなったのは本当である。

笹塚ボウル
3ゲームやって皆バテバテに。最優秀成績は1ゲーム目から安定して高得点だったごんたさん(@gontamail)であった。

笹塚ボウルを後にして、さあどうするべか、もう飲みに行っちゃおうかと迷っていたところにポニーさんが

「行ってみよう!」

と提案したのは某病院。
某病院
歩いて10分ほどで到着。ここはなんなのかというと、

某病院
某サウンドプロデューサーがリハビリしたところだという。なんでそんなこと知ってるんだ。で、さらには

「川崎に行ってみよう!」

「一休さん」のMV撮影場所、ウェアハウス川崎というゲーセンに行くことになり、さらにさらに

「じゃあ渋谷で途中下車してカレーメシ食べようぜ!」

どんどん行き当たりばったりで目的地が追加されてアグレッシブ。

DRIP CURRYMESHI TOKYO
川崎に向かう途中、山手線の渋谷駅で降り、ホーム内にあるのがこのカレーメシのショップ。その名も「DRIP CURRYMESHI TOKYO」。やたらおしゃれである。

DRIP CURRYMESHI TOKYO
3種類のカレーメシからひとつ、また、唐辛子、ガーリック、ジャスミン茶、かつお節、コーヒー他のドリップする食材をセレクトすると店員さんがお湯を注いでくれる。夕方のヒマそうなアイドルタイムにドヤドヤとオッサン5名が押しかけてきたためか(りょう君は昼もカレーだったため外で待機)、店員のお姉さんがちょっとキレ気味であった。

DRIP CURRYMESHI TOKYO
僕がオーダーしたのはスパイシーチキンカレーメシ+ガーリック。辛さとガーリックの香りが食欲をそそり、いただきまんもす。そして腹持ちも良い。

再び電車に乗ってアバウト30分。ウェアハウス川崎店に到着。ここは1Fから3F部分が、かつて香港にあり、魔窟と呼ばれたスラム街「九龍城砦」を再現した内装になっている。リアリティを出すためにゴミすらわざわざ香港から取り寄せたという。僕自身は2年前、3年前ぐらいに2度ほど訪れたことがある。

ウェアハウス川崎
あやしい入口。

ウェアハウス川崎
駐車場への通路。

ウェアハウス川崎
2階~3階への吹き抜け部分。

ウェアハウス川崎

ウェアハウス川崎
MVとの比較。ネオンは常設ではなく、MVのために付け足されたことが分かる。

ウェアハウス川崎
3階のこの部分は、

ウェアハウス川崎
このように残念ながら進入禁止になっているが、

ウェアハウス川崎
MVで気になった「快速豊胸」のビラは他にも数箇所貼られていた。

ウェアハウス川崎

ウェアハウス川崎
MVの終盤、コムアイさんが逃げる場面は1Fの通路である。ちなみに通路から覗ける部屋の窓からは以前、

ウェアハウス川崎
こんなエロスなドールの姿を拝めたのだけれども、

ウェアハウス川崎
今日覗いてみたら現在はちゃんとブララが着用されていてB地区が隠されていた。

みんな、ロケ地の検証に一生懸命であったが、いつの間にかまこたん(@McKORMACK)がUFOキャッチャーと戦っていた。何を狙っているかと思ったら、

ウェアハウス川崎
こんな感じのイカ。典型的な酒のツマミであった。

ということで九龍城砦を後にし、川崎の元ワタミ現三代目鳥メロで飲み。

からの締めはラーメン…といきたいところであったが、お目当ての店が混んでて並ぶのが必須であったため近くにあった三田製麺所に入り、ガッツリつけめんORまぜそばを食べることに。

6人で入ったのだが、箸が4組しかなくて、

一休さんだけに、この箸で食うべからず、なんちて。

参加者:(五十音順・敬称略)

梶りん(@kajilin)
ごんたくん(@gontamail)
Dr.PONYTAIL(@DrPONYTAIL19673)
まこたん(@McKORMACK)
ヨシヨシ(@yoshikata_naoki)
りょう(@Tigers0703)

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2016-12-10(Sat)

水曜日のカンパネラ「ワンマンライブツアー2016 ~SUPERMAN~ 」2016.12.07 中野サンプラザ

水曜日のカンパネラ、たぶん初のホールライブ。

中野サンプラザに入るとピカピカに磨かれた床タイルやビシッとしたスーツの係員のみなさんがキビキビと働く姿が目立ち、ライブハウスとは違うお上品さが漂ってくる。

開演はだいたい25分押し。ようやく客電が消えたと思ったら「アラジン」のイントロがポワーン。普通にステージから登場せず、上だったり後ろだったり横だったりから現れるコムアイさんは今日はどこからなのか。

…外だった。

まだ降りたままのステージの緞帳に、ロビーで歌いながらフロアまで移動してくるコムアイさんの映像が映し出された。軽快にステージに駆け上がって「シャクシャイン」。難しい歌詞なのに観客に向けて「歌え」と煽る仕草を見せる。

「雪男イエティ」では大きな白いバルーンが降って来た。コムアイさんのいいケリが入ってポーンポーンと客の上を漂う。イエティも2人現れて客席を行脚。お客さんとハイタッチしたりして、イエティ、ノリが良かった。

「座ってても立っててもいいですけど、ワタシ、そういうの関係なくグイグイ迫って行きますから!ホールだからって落ち着いて観れるって思ったバカヤローはアキラメロー!」

水曜日のカンパネラ
自分のために踊って楽しんで!と挨拶をかましたコムアイさんは「ディアブロ」からのノンストップで「桃太郎」。最近は「桃太郎」がトリの曲になり、コムアイさんがウォーターボールに入ってクラウドサーフして暴れまくることが多くなったので、今ではほとんど観られなくなったパターンだった。

おそらく椅子がある中野サンプラザではクラウドサーフは出来ないことから変えてきたのだろう。

「渡されたのは中野名物…えー。こうぎょくまん?…」

現地調達したっぽいお菓子をポイポイ投げ込む。

水曜日のカンパネラ
後で調べたら黄玉満というらしい。中に栗が入っている。

それからステージから降り通路を歩いてお客さんに歌うようにマイクを向けるが、なかなか歌えるお客さんがおらず

水曜日のカンパネラ
「これ代表曲なんですけど!」

と叫ぶ。たとえ知っていたとしてもいきなりコムアイさんからマイクを向けられたら頭の中が真っ白になってしまうのではないだろうか。ところがすごい人はいたもんで、最前列のほうにスラスラ歌える女性のお客さんがいて、

「ステージに上がって!」

コムアイさんに引っ張られてステージに登り、見事に歌い切った。ラップの抑揚も三角打法の振り付けも完璧で、みんな大盛り上がりであった。その光景を見て感じたのは

「どんだけデカいハコでカラオケしてんだ」

このことであった。今後この方はどんなカラオケボックスで「桃太郎」を歌おうが物足りなくなってしまうのではないだろうか。

歌が終わってからコムアイさんが

「今川焼入れといたから食べてね~」

その人のポケットに今川焼を突っ込んでいたのも面白かった。アンコールのMCの時にもタイから来たというお客さんに渡してたので本当に今川焼好きなんだなあ。

トリ曲を序盤で歌ってしまったため

「この先どーしよ」

と笑うコムアイさんだがもちろん素敵な演出は盛りだくさん。「マッチ売りの少女」では、松明のように光る「ポイ」を持った黒装束の人たちが現れ、コムアイさんも2階席に移動しポイを持ってパフォーマンス。コムアイさん以外は仮面舞踏会みたいな目隠しマスクをしていて顔が分からなかったが、僕の前を通り過ぎて行った人の後ろ姿に見覚えがあった。絶対ケンモチさんだ。間違いない。

水曜日のカンパネラ
「フェニックス」で乗っていた神輿も安全優先のためか今日は封印されていたけれども、広いステージで体を美しくくねらせながら、時にはポイダンサーたちとの絡み、また、幾度となく客席に向かって行き、飛び道具的な演出なしでもホール全部を使い切ってやろうというパフォーマンスが素晴らしかった。

中盤のMCで

「何から言おうか、言いづらいことから言います」

と言うので、結婚しました、とか、出産しました、とか、ふたり目産みました、とか、実はヅラだった、とかそういう話かと思ったら

「物販の紹介でーす」

ということでズコー。コムアイさん注目の素材、タイベックのバッグを中心に紹介。あと中野限定のTシャツは既に残り2枚だったらしい。

また、大きなニュースとして2月8日、遂にフルアルバム「SUPERMAN」がリリースされることを初めて告知。リリースが遅れた理由のひとつとしてケンモチさんの骨折が挙げられた。

今年3月、テキサスのフェスに出演するため渡米先のホテルの部屋(2階)にいたケンモチさん。ベランダに出て窓を閉めたらオートロックだったらしく、脱出しようとして飛び降りてしまったらしい。ホテルの人にはヤク中かよと思われたという。音楽家のヤク中…ちょうどタイムリーな話題である。

でも周りの部屋には一緒に来た水カンスタッフがいたし、普通に「助けて」とか言えば気付いてもらえたはずなのに、なんで飛び降りたんだろう?、とか、ケンモチさん、いつも煮干しかじってるのに2階から飛び降りたぐらいで骨折れちゃうの?とか、コムアイさんにとっては未だに謎なんだそうだ。

物販の案内よりもアルバムの話よりも、どんな曲の長さよりも、このケンモチさんボーンブレイク伝説の話が一番尺取ってたのではないだろうか。色々暴露されてしまったケンモチさん、どんな気持ちで聞いていたんだろう。

更にケンモチさんは渡米する際に保険に入っておらず、アメリカは医療費が高いためブラック・ジャックばりにガッツリ請求されてしまったらしい。なので

「保険は必ず入りましょう!」

コムアイさんはこれが言いたかったようだ。

そんなケンモチさんが文字通り骨を折って作った最新曲、「オニャンコポン」初披露。なんだその藤子・F・不二雄キャラの名前みたいなのは、と、後で調べたら西アフリカの偉い神様らしい。歌詞はよく聞き取れなかったが、

「モンプチ、カルカン、マタタビ好きだけど、吾輩は猫じゃない」

そんなフレーズがあったように思う。曲調はちょっと「松尾芭蕉」と「カメハメハ大王」の間のような感じ…?うまく言い表せないが面白い曲。

「おにゃんこぽぉーん」

からの「ユニコ」は染みた。京都黄檗山萬福寺にて、夕焼け直前の空のもと、蝉の鳴き声やそよ風と共に聴いた思い出が忘れられない。ライブの時間は経つのが早いもので

「あと2曲になりましたー!」

「えー!」

ラスト2曲、「松尾芭蕉」ではポイダンサーの皆さんと共にパフォーマンス。ポイをくるくると回すと

「水曜日のカンパネラ」

などの文字が浮かび上がる。どういう仕掛けになっているんだろう。最後は「ドラキュラ」。コムアイさんはまたも客席に突っ込んで行ってお客さんに

「血い吸うたろかー」

と歌わせ、客席の狭いところまで食いこみ過ぎて

「どう帰ったらいいと思う?」

と我に返って去って行った。水カンライブはあまりアンコールをやらないが、今日のライブ楽しかったよ、という意味を込めてコムアイさんが去った後もしゃんしゃんしゃんしゃん…と拍手をしていたらなんと、コムアイさんが戻って来た。

「1曲やって、もう1曲東京の曲をやりたいと思います!」

でも客電をオンにしてBGMも流し始めてしまったら、まずライブは終わりだと判断する。実際帰ってしまった人もいたしそこはちょっと残念。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
アンコール1曲目は「ラー」。脇の下サラサラなポイダンサーの皆さんが現れ、水カンマークの黄色いフラッグをたなびかせたりクルクルさせたりの素晴らしいステージを見せてくれた。

曲の終わりにスッと出された丸い小さなトランポリンでしばらく真顔でびよーんびよーんと跳ねてたのが面白かった。

最後はなんと「ミツコ」。「ミツコ」がトリなんて何年ぶりなだろう。新宿LOFTとか渋谷O-NESTなどのそんなに大きくないライブハウスでしょっちゅうやってた時によく観た「ミツコ」。それが中野サンプラザのトリになるとは。

話は逸れるがコムアイさんが歌っている間、ステージにぶら下がってた「脳」っぽい形のオブジェに映し出されていた映像が気になった。コムアイさんがいろんな街を歩いている姿をまとめたものだと思うが、かわいすぎて正直曲に集中できなかった。あの映像、どこかで公開してもらえないだろうか。

クラウドサーフや神輿ナシでも、シンプルに歌と踊りとポイダンサー達とのパフォーマンスの美しさで攻めて来たコムアイさんは非常に魅力的で、ライブ中飽きることなく楽しかった。

ただ、どこにいても何かしらの形でコムアイさんが近づいてくるのが水カンライブの特色であるが、今日それを期待していた後方のお客さんは多少ガッカリしたかもしれない。そんな呟きがツイッター上にチラホラ。座席があったりあれだけ広いとさすがに限界かも。2階席に行くとその真下の1階のお客さんには全く見えなくなるし。

「あんまり2階に行けなくてごめんねー!」

と謝ってコムアイさんはステージの奥に消えて行った。

ケンモチさんの煮干し話で思い出したが、3年前ぐらいのライブで、コムアイさんから

「これあげましょう」

食べかけの煮干しを袋ごとガサッともらってしまったことがある。

水曜日のカンパネラ
晩ご飯だったそうで(画像はその時のコムアイさんツイッターから拝借)。あの時もお客さんの頭の上にちゃぶ台を載せたりロビーまで飛び出して行ったり、何かしらの形で後方まで攻めて行っていた。あれから箱のキャパが今や10倍以上である。

煮干しはカタクチイワシが一般的だが、アゴやアジ、キビナゴ等から作られたものもある。

きっびなーご、きびきびなーご。

煮干しは地方によってはイリコとも呼ばれる。

いーりーこー、おおー、ううー。

これぐらいにしときます。

【セットリスト】

01. アラジン
02. シャクシャイン
03. 雪男イエティ
04. ディアブロ
05. 桃太郎
06. ツチノコ
07.マッチ売りの少女
08.チュパカブラ
09.フェニックス
10.ツイッギー
11.ウランちゃん
12.ユタ
13.カメハメハ大王
14.オニャンコポン
15.ユニコ
16.松尾芭蕉
17.ドラキュラ

アンコール

18.ラー
19.ミツコ

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