2023-03-12(Sun)

水曜日のカンパネラライブレポート『Wienners BATTLE AND UNITY TOUR 2023』2023.03.07 渋谷クアトロ

Wienners主催のツーマンライブでの水曜日のカンパネラ。まずは『ティンカーベル』から。

フロアが暗い中、

「水曜日のカンパネラの詩羽でーす」

と声はあれども姿は見えず。というのも詩羽ちゃんはステージではなくフロア後方から登場したのであった。

観客でびっしりの中をくぐり抜けながら歌いステージまでたどり着くと大きな歓声で迎え入れられていた。

2曲目の『アリス』はコロナ禍真っ最中に発表された詩羽体制の最初の曲。歌詞の中にも「不要不急のティーパーティー」などというライブなどとてもできなかった当時の状況を物語っている。詩羽ちゃんになってからの水曜日のカンパネラはそこから徐々に条件付きで再開されるようになった歴史でもある。最近では声出しもOKになるところもあり


「ディアブロ」

ではマスクしながらなら声出してもいいヨとのことで「いい湯だね!」「いい湯だね!」のコールアンドレスポンスが交わされた。よく見るとビーズ編みの前掛けの左肩が外れてしまっている。

水曜日のカンパネラ
曲と曲の間で詩羽ちゃんはペットボトルの水をめっちゃ飲む。ポーズをキメながら飲む。

水曜日のカンパネラ
「こんなに美味しそうにお水を飲んで1年以上経つのにまだ水のCMの依頼が来ません!お水を売ってる関係者の方いましたらよろしくお願いします!」

と呼びかけていた。水カンのライブは詩羽ちゃんひとりのパフォーマンスのためいつも汗だくになっている。そのため水は非常に大切。この詩羽ちゃんの水を飲む姿がCMのきっかけとなる呼び水となって欲しい。水だけに。なんちて。


パナソニック空質空調社の空気のCMの詩羽ちゃんは実に素敵。水も空気と同じく生きる上で欠かせないもの。CMでぜひ演じてもらいたい。空気も水を扱うとはロギア系の能力者かな。

「Wiennersファンの方は噂ではノリがいいと聞いてます!あと偏見だけどタバコ吸ってる人多そう」

と言うとみんな笑っていた。

「タバコ吸う人~?」

ライブMCでよくある「今日ライブ初めての人~?」みたいなノリで聞くと手はちらほらとしか挙がらず

「バンド好きなのにタバコ吸わないの?」

意外そうな顔をして驚いていた。そんな、バンド好きは全員クスリ好きみたいな。


『バッキンガム』では重低音がとてもよく響き比類なきかっこよさ。宮殿の「KYU」をYMCAみたいに踊る姿がカワイイ。前掛けのずり下がりがさらに大きく…。続いての『モヤイ』ではふたたび観客の中に飛び込んで脚立を立て登って歌う。

渋谷のモヤイ像について歌うこの曲、ライブでは歌詞をライブ会場の地名、対バンのアーティスト名や主催者名などをアルファベットで読んで替え歌するのがおなじみだ。今回は渋谷なのでそのまんまSHIBUYA、そして


Wienners、ウイナーズさーん!と、ちゃんと言えて嬉しそうであった。手の甲にマジックでカンペしているのである。かわいい。そして前掛けがもう限界でいったん中断。ガチのビーズ1個1個手編みなのでぶわあーっと崩壊してしまう恐れがありそれだけは避けたいと、そーっとそーっと脱いで前掛け救出成功。前掛けより先に上着を脱がなければならなかったりピアスや髪の毛が引っかかったりで大変そうであった。

思わぬ緊張したお着替えタイムであったが

「すいませんね、時間がないのでたったか行くんですけど言うこと聞いてほしくて!」

と早速次の曲の仕切りに。詩羽ちゃんは引き続き脚立に立ったまま『鍋奉行』。

「サビでタオルを振るので回って欲しいんです!」

とのことで


水カンライブ初めての試みサークルモッシュが回り始めた。初めてなのでみんなゆっくりゆっくり回る微笑ましいウィズコロナのサークルモッシュ。闇鍋状態のフロアを詩羽ちゃんが回す。

「かわいいね、なんか」

と詩鍋奉行は笑っていた。

ステージに戻ってからは『卑弥呼』『赤ずきん』と続く。


赤ずきんでおなじみのオオカミさんが現われ一緒に踊る。布団の裏にはWiennersの曲にちなんだ「頑固一徹」のメッセージが。

歌い終わったところで再び給水タイム。ひと息ついて一生懸命告知をする。

「メタバースのライブがあります。メタバースのライブで、もうすぐ、あります」

あまり覚えてないようで急にたどたどしくなる。覚えきれないほどの告知ネタがあるのは喜ばしいことである。


ラスト2曲で『エジソン』。冒頭はアカペラで歌う。

最後は『招き猫』。巨大な「招き猫ふくらみくん」が出てきて千客万来、千客万来とじゃれあいながら歌いライブを締めくくった。

水曜日のカンパネラ
ちょっと目が似ているような気がする。

僕はこの後帰ってしまったのだがWiennersのライブの後、アンコールでWiennersメンバーとコラボして歌ったという。なんということでしょう。千客万来、千客万来。帰る客にはボディーブロー。なんちて。

【セットリスト】
1.ティンカーベル🧚‍♀️
2.アリス🐰
3.ディアブロ♨️
4.バッキンガム🏰
5.モヤイ🗿
6.鍋奉行🫕
7.卑弥呼☔️
8.赤ずきん🐺
9.エジソン💡
10.招き猫🐈

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2023-02-05(Sun)

水曜日のカンパネラライブレポート『BAYCAMP202302』2023.02.04 川崎 CLUB CITTA'

川崎のフェス、冬のBAYCAMPでの水曜日のカンパネラライブ。


水カンの出演前に物販ブースに詩羽ちゃんがいるとのことなので行ってみると

水曜日のカンパネラ
「こんばんはー」と本当にニコニコ座っていてびっくりした。物販でアーティスト本人がいてくれるというのはそうあることではない。でも詩羽ちゃんはわりとあるのでいつも拝みたい気持ちである。ロンTが欲しかったので購入。前日もイヴ・サンローランの香水のイベントでのライブを観ていたので

「まだ昨日の香水の匂いが残ってるね」

とか適当なことを言ったら

「ウソだよお風呂入ったもん」

すぐばれてしまった。

「どこかにサインしましょうか?」

とも言ってくれたのだが僕が買ったのはロンTは黒なので黒マジックだとサインできないし、何かほかの物にとも思ったのだが手荷物も置いてきてしまったので今回はお言葉だけありがたく。写真を撮らせてとお願いしたところ↑のような満面のかわいさ。詩羽ちゃんはオジオジ(詩羽ちゃんが言うところのオッサンファン)にもやさしい。

ライブ開始はタイムテーブル通り20時。『ティンカーベル』のイントロが流れると詩羽ちゃんはステージではなく後方から登場。客をかき分けながら歌い、ステージにたどり着く。どうでもいいのだが歌詞の「フック船長もついてる」をいつも「副社長もついてる」と空耳し、副社長誰だよと思ってしまう。

水曜日のカンパネラ
『アリス』では

「大きくなったり」

と手を広げたり

「小さくもなったり」

としゃがみこんで膝小僧を抱えるしぐさがかわいい。2曲歌ってひといき付いて水を飲む詩羽ちゃん。すさかず後ろのPAブースにいるサウンドプロデューサー・ケンモチさんが「ワーワー」「ヒューヒュー」といった歓声の音を出す。水カンはステージでは詩羽ちゃんひとりなので、水を飲んでいる間、バンドのように繋ぎで誰かが喋ってくれたりドラムとか音を出してくれる人がおらずシーンとしてしまうので効果音で盛り立てるようになったという。

今日のBAYCAMPでは

「マスクを付けてたら声出しOK」

とのことで声を出したい人は次の曲『ディアブロ』で「いい湯だね」と詩羽ちゃんが歌うところで観客も「いい湯だね!」と返すコールアンドレスポンスをしましょうと呼びかける。しかし

水曜日のカンパネラ
「最近イヤモニにしたので皆さんの声が聞こえにくいんですよ。だから声出すんだったら本気出してもらわないと」

やるならガチでやれ、アタイ、ハンパは許さないよ、というオーラで客を煽る詩羽ちゃん。声出しと一緒に親指を立てて「グー」というポーズも一緒にするのがお約束なので

「”5”のコンタクトしてるからね!後ろまで見えるよ!」

サボる奴にはボディブローかましそうな勢いで盛り上げる。一回練習してみると

「あ、思ったより声出てる」

とのことで詩羽ちゃんの統率力すごい。覇王色の覇気あるのでは。そして本番『ディアブロ』は滞りなく楽しく行われた。『バッキンガム』を挟んで新曲『赤ずきん』ではライブではおなじみとなったオオカミさんも登場。詩羽ちゃんはいつもオオカミさんに冷たい視線を投げかけているがふたりで踊るダンスは息がピッタリ。ふたりで横にピョンピョン跳ねる踊りはペンギンダンスというのだそうだ。次回は一緒に踊ってみよう。


オオカミさんが抱える布団の裏にはいつもライブ会場ご当地ネタが書いてあり、今回は

「P青木」

このイベントBAYCAMP主催者であり水カンのツアーイベントも手掛けられておられる音楽イベントプロデューサー・P青木さんのことである。PはポンコツのPだそうで。曲が終わるとそそくさと帰るシュールなオオカミさんを見送ると詩羽ちゃんは再び水をすごい飲みっぷりで補給しながら

「こんなに美味しそうに飲んでるのに、まだ水のCMが来ません」

詩羽ちゃんのライブ中の給水は箱根駅伝選手の10倍ぐらい美味しそうなのに。

「この中でお水作ってる人いませんか?」

と問いかけると

「はいはいはい!」

ものすごい勢いで観客のお兄さんが手を挙げるが

「はい絶対ウソ!」

すさかずツッこむ詩羽ちゃん。これを水掛け論といいますなんちて。(いいません)。次は

「今年ももう1カ月経ってしまいましたが目標とか立てました?書き初めしました?」

と水を向ける詩羽ちゃん。

「書き初めってやりたいこと、成し遂げたいことを文字に残しておいて、それで自分で自分のケツ叩くっていうか、ちゃんとやろうって思いが強まると思うんです」

いいことをおっしゃる。しかし

「なのでみんな明日書き初めしましょう!明日書き初めする人!」

手を挙げるようにと観客に呼びかけると挙げた人はまばらだった。

「みんな正直だからそんなに手が挙がらないんだな」

と笑う詩羽ちゃん。ごめん、僕嘘つきだから手を挙げちゃった。

わりとのんびりしたお話のノリが終わると照明が暗転し、一転して無音のぴーんとした緊張感。詩羽ちゃんはうつむき加減にピタっと止まった後『エジソン』。冒頭をアカペラで歌う。


その後は笑顔でこのかわいさ。踊る暇があったら発明してえ。歌う暇があったら発明してえ。昨年最大級にバズった曲の後は水カン初のバズり曲といってよい『桃太郎』。

桃太郎といえば鬼退治。昨日は節分ということもありラジオ局でよくこの曲がかかっていた。詩羽ちゃんも歌いながら豆を観客に投げまくる。来年どこかのお寺が豆まきに呼んでくれないだろうか。豆を投げた後は


ウォーターボールの中に入り、P青木さんとDir.Fさんに送られ客の上をドンブラコとクラウドサーフするパフォーマンスを魅せる。先代コムアイさんの十八番であったが詩羽ちゃんは時々おっかなびっくりで素になってしまうところがカワイイ。

水曜日のカンパネラ
ウォーターボールから出てきた詩羽ちゃん。前髪がものすごいことになっていた。

水曜日のカンパネラ
ボールから出てきてひと息つく暇もなくすさかず運び込まれてきた巨大猫バルーン「招き猫ふくらみくん」と共に最後の曲『招き猫』。みんなに幸せがありますように…と願うように千客万来、千客万来と手を挙げて歌い、楽しい時間はあっという間に去って、詩羽ちゃんも笑顔でありがとうございました!、と笑顔で投げキスして去りライブは終了した。

声かけ解禁、久しぶりに「いい湯だね!」と叫んでみたが気持ちよかった。少しずつでも昔のライブの感覚が戻ってくることを願う。

そして翌日の今日。詩羽ちゃんがあれだけ書き初めしようと言っていたのに書き初めせずにブログを書いてしまっていた。

ブログ暇があったら書き初めしてえ。なんちて。

【セットリスト】

1.ティンカーベル
2.アリス
3.ディアブロ
4.バッキンガム
5.赤ずきん
6.エジソン
7.桃太郎
8.招き猫

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2023-02-04(Sat)

水曜日のカンパネラライブレポート『【YSL】スペシャルイベント " I AM LIBRE" 』2023.02.03 渋谷 or

イヴ・サンローランのフレグランス「LIBRE」(リブレ)イベントでの水曜日のカンパネラのライブ。

水曜日のカンパネラ
おじさんの僕が行ったのでオジ・サンローランである。なんちて。もうオチがついてしまった。これが本当の出オチ。

このイベントは無料。事前申込者の中から抽選で当たるというものだったので、天下のYSLだからおじさんなどが申し込んでも全員落選させられるのではと思ったがそんなことはなく時間前に集まってみたらいつもの水カンファン仲間ばかりであった。

水曜日のカンパネラ
黒服のイケメンお兄さんたちに案内された会場はステージとフロアが限りなく近く、詩羽ちゃん体制になってから最も近距離のライブだったのではないだろうか。

水曜日のカンパネラ
ライブは20:40ごろ『ティンカーベル』のイントロと共に詩羽ちゃんが現われスタートした。ピンク色のキラキラしたドレスで今日も独特のかわいさ。誇張なく最短30センチぐらいの距離ぐらいしか開いていなくて本当に近くて驚いてしまう。「ノンストップで『バッキンガム』まで歌ってから挨拶。

「ち…近い。ゼロ距離ですね笑」

さすがの詩ちゃんもここまで近いとは思っていなかったようだ。みんなで楽しんでいきましょうとみんなで一緒にやるフリの説明をしたあと『ディアブロ』。


いい湯だーね、いい湯だね!

『赤ずきん』ではいつものライブパートナー、おばあさんに扮したオオカミさんも現われシンクロした踊りを見せる。よく見ると口がパクパクしておりちゃんと動くのね…。いつもは白くて裏に何かご当地ネタを書いてある布団を持っているが今日はYSLに合わせたのか高貴なイメージの黒い布団であった。

「もうすぐMVが出るので観て再生回数を上げてくださいね」

とのことで。いつのもライブハウスとは違い今日の会場はおしゃれなYSLの世界。しかし

「黒いスーツとかでビシっとキメた人たち来るのかなと思ってたけど、見たことある顔ぶればっかりだった」

と笑う詩羽ちゃん。最前付近にいるのはいつも見たことあるオジオジがそこかしこなのであった。しかし

「ここの人たちだけ特別サービス!」

と手をパタパタして詩羽ちゃんの身に付いたYSLの香水の匂いをかがせてくれてありがたい限り。浅草寺の煙を頭にかけるように詩羽パフュームを手でたぐる僕らであった。そんな感じで場所は変われどいつものライブのノリは変わらず。


『エジソン』では冒頭をアカペラで歌う。歌声だけでも聴かせてしまう歌唱力がガチめですごい。


最後は『招き猫』。いつもは巨大なバルーンの招き猫が出てくるのだが、ここではさすがに出入りは無理だったのか詩羽ちゃんが一人で歌うというレアなシチュエイション。

水曜日のカンパネラ
最後は笑顔の挨拶で幕は閉じた。

帰る時にイブ・サンローランの化粧水や香水のサンプルのお土産を渡してくれるという至れり尽くせり。しかし僕は使うこともないので一緒にいた水カン仲間の女の子にあげようとしたら

「娘にあげなさいよ!」

まさか怒られるとは思わなかったので混乱してしまった。

オジ・サン混乱。なんちて。

【セットリスト】

1.ティンカーベル
2.バッキンガム
3.ディアブロ
4.赤ずきん
5.エジソン
6.招き猫

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2023-01-29(Sun)

水曜日のカンパネラライブレポート『ライブナタリー5周年記念公演』2023.01.28 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

ライブナタリー5周年記念イベントでの水曜日のカンパネラ

chelmico、水曜日のカンパネラ、新しい学校のリーダーズの順でライブが行われた。


1月11日、Bリーグ(バスケットボール)の試合でのハーフタイムショーを除けば今年初の本格的なライブ。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ

開場直後物販ブースに詩羽ちゃんが現われ、グッズを買うお客さんにニコニコとサインしてくれたり写真を撮らせてくれたりで早速神対応な一幕が。念のため持ってきたお土産を渡せてよかった。

夜の日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でのライブは分かってはいたがかなり寒い環境。


chelmicoのライブが終わった頃のようす。サイバーパンク感。ステージの左右にコタツが設置されている。なんならミカンも。話はそれるが水カンライブ後の新しい学校のリーダーズがバクバク食べていた。

水曜日のカンパネラのライブは『ティンカーベル』からスタート。ステージ下手から詩羽ちゃんが登場。ディープハウスな曲調が夜の野音のサイバーパンク感とよく合う。続いての『アリス』では寒さを吹き飛ばすような明るいタテノリ感で「大きくなったり、小さくもなったり」と体を大きく伸ばしたり膝を抱えて小さくなったりする仕草がカワヨ。

2曲歌ってからちょっと落ち着いてコタツに入って水分補給する詩羽ちゃん。

「ライブにコタツあるの初めてです。まあ普通ないんですけど」

そりゃないようね、って感じだが喋る吐息が白い。

「こんな寒い時にはあたたかいお風呂の歌を歌いましょう」

と『ディアブロ』の曲フリを説明。この曲は「いい湯だね、いい湯だね!」という歌詞のところで親指を立てて「グー」のポーズをするのがお約束。

詩羽ちゃんは

「グーグーグーググー!」

Z世代らしからぬ懐かしのエドはるみのネタをぶっ込みながら説明しつつも

「あー、寒!さんむ!」

あまりの寒さについ一言がこぼれる。ライブでは

「あっつ!」

という暑さの叫びはよく聞いていたが寒いのは初めて。

「寒いからこそ体を動かしましょう」

ということでみんなでグーを出し合った。観ている側も体を動かさないと寒さが体に染み込んでくるので適度に体を動かさないと死ぬ。

続いては東京都にあるという世田谷宮殿をひたすら歌い続ける『バッキンガム』。東京都にある世田谷宮殿!という叫びが千代田区日比谷に響き渡る。その後はたたみかけるように

「DA、DA、DA…」

と先日リリースしたばかりの新曲『赤ずきん』。パジャマとナイトキャップ、布団を持ったオオカミさんも登場し詩羽ちゃんとキレキレのダンスをキメる。ペンギンみたいに左右に揺れるダンスが可愛い。オオカミさんの布団にはいつもテープかなにかを貼ってライブ会場のご当地ネタにちなんだ一言が書いてあるのだが今回は

「祝5周年」

と書かれていた。曲が終わった後にはその布団をきちんとコタツに掛けて去っていくというなかなか礼儀正しい仕草も見せるオオカミさんであった。

ここでまたちょっと一息ついて詩羽ちゃんのお話。去年に限定発売したのみで今は手に入らないためメルカリで25,000円ぐらいのボッタクリ転売価格が付いてしまっているファーストEP「ネオン」、そしてセカンドEP(タイトル未定)のCDが5月3日に発売されることを告知。そしてほぼ満席の野音の観客に向かって

「ちっちゃい子からオジオジまで来てくれて」

と言っていたのがなんだか「おはようからおやすみまで」のライオンのキャッチコピーみたいでツボにはまってしまった。そして詩羽ちゃんのお話が終わると照明がほとんど落とされ、詩羽ちゃんはマイクを持ちながら頭を垂れしばし沈黙。やがてがはゆっくりと顔を上げて

「踊る暇があったら発明してえ…」

曲の冒頭はアカペラの肉声だけを聴かせる「THE FIRST TAKE」バージョンからの『エジソン』。喋りもうまいし歌唱力も凄すぎて舌を巻いてしまう。踊るエ、ジスロォーン。次の曲『織姫』では

「スマホのライトを照らしてくれると嬉しい」

とのことで観客が詩羽ちゃんに向かってスマホライトを向け、フリに合わせて左右に揺らす。ちょっと後ろを振り返ってみると何百、千?もの光が煌めいていてまるで天の川。この光景は詩羽ちゃんもテンションが高まるだろう。ステージの詩羽ちゃん、客席の天の川、その先にいる彦星は誰だろうか。PAブースにいるケンモチさんだったりして。

最後は『招き猫』。千客万来、商売繁盛、金運をにゃんにゃんと呼び寄せる招き猫は実は有能経営コンサルだったという曲。いつも「巨大猫ふくらみくん」と呼ばれる巨大な招き猫バルーンが出てくるのだが、

水曜日のカンパネラ

2体に増えていた(画像はライブ後)。何やらご利益も2倍ニバーイありそうでライブの締めにふさわしい曲であった。

「ありがとうございました!、水曜日のカンパネラでしたー!ばいばーい」

詩羽ちゃんは土曜日の寒波ねらの寒い中を見事演じ切って颯爽と去って行った。

いったんは水カンのライブは終わったが、トリの新しい学校のリーダーズのライブの後、アンコールにて本日の3組が再登場。新しい学校のリーダーズのSUZUKAさんが場を仕切り、この3組がまた揃ったんだから

「コラボやってもええんちゃうのー!」

うおおおおお!ということで曲は水カンの

『一寸法師』

を披露してくれた。この曲は一寸法師が実はアイドルグループ「一寸暴威」でしたという内容の歌詞なので詩羽ちゃん、chelmmico、新しい学校のリーダーズみんなが一寸暴威となりコラボパフォーマンス。一部歌詞をSUZUKAさんが歌ったり。特に新しい学校のリーダーズとは昨年6月の水カンツアーで既にコラボしているので息がバッチリ合っていた。

水曜日のカンパネラ
参考:その時のようす。

曲が終わってから

「後ろから見たらめっちゃ坊主」

と言われた詩羽ちゃんは0.5ミリの刈上げだという。同じく刈り上げていた新しい学校のリーダーズのRINさん(違うかも)は

「2ミリに剃ったけど一週間経ってます…」

と何故かしょぼーんとしていた。しかしこの方がライブ中に学ラン着ていた時は東京リベンジャーズのドラケンみたいでカッコよかった。

アンコールのサプライズもあり、寒かったが3組とも素晴らしいライブであった。そんな素敵なイベントを組んでくださったライブナタリー。5周年を迎えてこれからもっともっと大きくなっていただきたいものである。

水曜日のカンパネラ『アリス』の歌詞を借りて今後のご発展をお祈り申し上げます。

大きくナタリー。なんちて。

【セットリスト】

01.ティンカーベル
02.アリス
03.ディアブロ
04.バッキンガム
05.赤ずきん
06.エジソン
07.織姫
08.招き猫
アンコール.一寸法師

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2022-12-31(Sat)

水曜日のカンパネラライブレポート「Date fm Fantastic Forty RADIO GIGA 令和04」2022.12.29 仙台PIT

宮城県のFM局Date fm主催イベント、仙台PITでの水曜日のカンパネラ。

水曜日のカンパネラ
会場に早く着きすぎてしまったので

水曜日のカンパネラ
貼り紙などを眺めたりしていたらサウンドプロデューサー・ケンモチさんがヒョッコリ現われ

「このへんコンビニとかないすかね」

と聞いてくるので

「すぐそこにスーパーがありますよ」

ここに来る途中見かけたヨークベニマル(東北地方によくあるイトーヨーカドーの色違いみたいなスーパー)を教えた。
全然関係ないが最近のライブで詩羽ちゃんがケンモチさんのことを「ケンモチモチモチさん」と呼ぶので僕もその呼び方を気に入っている。

開場は15時、開演は16時だったがトップバッターのバンドメンバーがコロナ感染のため出演中止となり、急遽その時間帯が出演者によるトークショーに切り替わった。

前半に詩羽ちゃんとLucky Kilimanjaroの熊木幸丸さん、司会者さんの3人でトークが始まった。

水曜日のカンパネラ
今日の詩羽ちゃんは黄色と赤のスカートに緑のタイツでまるでタンポポのよう。また今日も誰にも真似できないカワヨさ。

司会者さんからの問いかけにもテンポよくポンポンと返し

「詩羽さんにとって(今日のイベント名にかけて)ファンタスティックな冬ソングとはなんでしょう」

「羊文学さんの『マフラー』です!」

「詩羽さんにとってファンタスティック飯とはなんでしょう」

「(仙台名物)ずんだです。豆じゃん!デザート面するな!認めないぞと思ってましたけど食べたら美味しかったです」

「2023年をどのようにしたいか具体的に」

「今年は人生が変わったんじゃないかってぐらいだいぶ濃く仕上がったのでそれ以上にヒット曲を出したいしいろんなところ行きたいし皆さんにお会いしたい」

と、後半のインタビューに登場した羊文学の塩塚モエカさんを喜ばせたりあわや仙台市民を敵に回す一歩手前ぐらいの発言をしトーク力全開であった。

ライブはその後。繰り上げトップバッターになった詩羽ちゃんはステージからではなく客席後方からスタート。『ティンカーベル』を歌いながらジリジリとステージまで近寄ってゆく。

ステージに立つと

「ずんだが大好き水曜日のカンパネラです」

と改めて挨拶。ずんだ好きも改めてアピール。今日のライブが今年の仕事納めとのこと。次の曲『ディアブロ』に移る前に

「フリを一緒にやってくださいね」と

曲に合わせて親指を立てるグーのポーズを説明し「グーグーグーググー!」とエドはるみばりのグーを連発する。若い子は分からないネタだろうが詩羽ちゃん曰く

「年末はなんでもやっていいと思うんです!」

とのこと。

『織姫』ではお客さんにスマホライトを点灯してもらってフロアが天の川のようになった(と思う。詩羽ちゃん側からしか見えないので)。

続いての曲はまだ音源化されていないし曲名すら発表されていない新曲中の新曲。何か有名な童話をモチーフにしているらしいが、少女のおばあちゃんに変装しているオオカミがいるらしく

「全然似てないね、ちょっと無理あるね」

と全力でツッコミを入れている曲。

ステージにオオカミも出てきてご丁寧にナイトキャップをかぶってたり布団持参だったりと芸が細かい。布団には

水曜日のカンパネラ
「ずんだ」

と黒いテープでバミッておりまたここでもずんだアピール。オオカミさんはキレキレのダンスを披露し

水曜日のカンパネラ
途中から詩羽ちゃんともシンクロしふたりで息の揃ったダンス。

水曜日のカンパネラ
最後にグータッチして曲を締める。

最後の2曲になる前に今年を振り返ってちょっと語る詩羽ちゃん。2022年は怒涛の1年だったと。大変なこともあったろうが実感したのは

「アタシこの仕事向いてるな!」

ということだったという。ファンとしてはめちゃくちゃ頼もしい限りである。

また、水カン2代目になる前は自分も観客側で、気軽にライブ行こーとか言って観に行っていたが、いざ演じる側になってみると

「お客さんがいっぱいいる方が楽しい!お客さんてすごいんだなー」

と実感したという。

「みんながいないと始まらないんですよ!来年も一緒に遊んでくださいね」

と我々に熱くてBIGなラブコールを送ったあと今年イチバズった『エジソン』を歌い、最後は巨大な招き猫バルーンをステージに投入し『招き猫』を歌い、ハイテンションに盛り上がってライブは終了した。

詩羽ちゃんはMCでいろんなところに行ってみたい、いろんな人に会いたいと何度も言っており、また、来年は映画デビューもするし2023年も新しいことにどんどんチャレンジし『エジソン』以上のバズりを掴んで欲しい。失敗を恐れずに。昔の人は言いました。

虎穴に入らずんだ虎子を得ず。

なんちて。

【セットリスト】

1.ティンカーベル
2.ディアブロ
3.バッキンガム
4.織姫
5.新曲
6.エジソン
7.招き猫

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