2017-09-11(Mon)

水曜日のカンパネラ「BAYCAMP 2017」川崎市東扇島東公園 2017.09.09

BAYCAMPでの水曜日のカンパネラ。

出番は午前1時ということで、野外イベントはあまり経験がないので良く分からないが、クラブだと一番盛り上がる時間帯と言ってよい。こちらのテンションも高まった。

あらかじめ水カンファン(カンパネラー)の人たちとうろついていると、

「あそこにコムアイさんいますよ」

と教えてくれた人がいたので追い掛けてみると、ちょうど観客エリアからバックスペースに戻るところだったので

「コムアイさーん」

と手を振るとにっこり笑って手を振り返してくれた。マンモスうれP。

そしてコムアイさん情報だけではなく、

水曜日のカンパネラ
櫓のようながあるのも教えてもらう。白い三角コーンとか明らかに「IN THE BOXツアー」で使用されたオブジェであり、水曜日のカンパネラ専用の櫓であることは明らか。ステージから遠く離れた場所に築かれた出城のようであり、真田丸のよう。いわば「水カン丸」か。

「絶対ここでやるよね」

ということでここでスタンバるカンパネラー多数。しかし僕はやはり大きなメインステージでの晴れ舞台というか、パフォーマンスが観たかったので前方で待機することにした。

さて、水曜日のカンパネラのライブ時間となり、首尾よく最前列に待機出来た。「ゴッホ」のイントロが流れ、ライブの始まりを知る。コムアイさんの姿は見えず、遥か後方にでかい幌のような布が風を受けてモコモコと膨らんでいるのが見えた。多分あの辺で歌っているのであろう。

全く見えないからと言って探しに行ってしまうのはダメカンパネラー。コムアイさんはステージからではなく後ろや横や上から現われ、縦横無尽にパフォーマンスするのが常。だから、いつかはこっちに来るだろうと思い、

「探さない。待つの」

ブルゾンちえみばりに余裕をかましてモコモコを目で追いつつ踊っていたら、そのうち先程の水カン丸に登り、「ユタ」を歌うコムアイさんが見えた。それでもステージ側にいた客からすると背中しか見えない。曲は「アマノウズメ」になった頃だったか、

「スマホのライト当ててー」

コムアイさんが叫ぶと無数の観客が点したスマホのライトで辺りは光の海になった。僕はあんま充電の余裕がなかった。すまみせん。光の中、水カン丸から身を乗り出して歌うコムアイさん。ていうかもうステージで演る気ないよね…。

そんなわけで

「探さない。待つの」

とか余裕がなくなってしまった僕はブルゾンモードを解除し、水カン丸まで一気に移動。曲は「桃太郎」に。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
噂には聞いていたが生で聴くのは初めてのリミックスバージョン。原曲からガラッと変わっているが、これが野外の夜空のダンスフロアにはものすごく合う。が、ウォーターボールに乗って客の上をドンブラコするパフォーマンスは相変わらず。

最後は「マルコ・ポーロ」。水カン丸を降りて、観客の真ん中を突っ切ってステージに向かいながら歩くも、ステージに登った時はほぼライブの終わりであった。

これまで水曜日のカンパネラのライブは何十回と観ていて、最前列で待機してたのに後ろから現われた、とか、ほとんどステージにいなかった、とか、そういう経験も何度もあって、今まではそれはそれで楽しいと思っていたけれども、今回初めて

「これはちょっと物足りなかった…」

と思ってしまった。何故だろう。もともと最も演じるに適しているメインステージを捨ててまで狙ったのは何だったのか。簡単に言えば

「分かりづらかった。見えづらかった」

からかもしれない。あの演出をするには広すぎたのと、時間が短すぎたのと。今まではどんなに遠くから観ていても一体感があったからこそ楽しかったように思える。また次に期待したい。

あと残念だったことは、コムアイさんが「マルコ・ポーロ」で歩いている時、先導するスタッフがいきなり現れて張り手をかまされたこと。普通、

「前を空けて下さい!」

とか言うだろう。こちらはコムアイさんがこっちに歩いて来るなんて知らないし、突然現われたものだから不意を突かれ、咄嗟には動けなかったのである。ひどすぎる。そのせいで骨が折れた。賠償しろ。いや、骨折はウソだが心が折れた。やはり賠償しろ。賠償額は、

35億。なんちて。

1.ゴッホ
2.ユタ
3.アマノウズメ
4.桃太郎 (REMIX)
5.マルコ・ポーロ

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2017-09-02(Sat)

NO MUSUME NO LIFE

娘・R(中二)には好きなグループがいる。

TWICEという韓国・日本・台湾の女の子グループで、何度娘に教えてもらってもメンバーの顔と名前が覚えられないが、曲はわりと好みである。

RはこのところしょっちゅうYOUTUBEで観ているし、ヒマさえあればフリコピしまくっているので

「勉強しろよ…」

と言いたくなる。しかし父親からするとよくありがちなジャニーズ系とかのアイドルにどハマリするよりは多少精神衛生上マシなのかなと思う。

で、結構前になるが、初めての国内盤アルバムが発売されることになった。Rはもちろん

「買う!」

と騒いでいたが、よく考えてみたら近所には新譜が買えるCDショップがない。僕は栃木の田舎で育ったが、それでもチャリで行ける圏内にレコード屋が3~4軒はあった。これも時代の流れなのであろうか。レコード屋でCDを買うよりもネットで音源データを買う時代。

「CDじゃなきゃダメなん?」

Rには僕のお下がりのiPodクラシックがあるのでデータじゃダメなんかと聞いてみたら

「CDがいいー」

とのことであった。一番ラクなのはタワレコオンラインで申し込み、受け取りを最寄のセブンイレブンに指定することだと思うのだが、Rにネット決済を教えるのはまだなんとなく早くて危ない気がしたので

「パパがタワレコで予約してやろうか」

と言うと

「それを言ってくれるのを待ってたんだよ!」

R、満面の笑み。

「ポスターとか特典付くしね」

と加えると

「そう言ってくれるのを待ってたの!」

大事なことなので二度言いました的な。

「お金は君が出すんだよ!」

「ちゃんと払うよ!」

パパにはそれが一番大事なことなのであった。

そんなわけでタワレコオンラインサイトにログインし予約する僕。使えるポイントが700円分貯まっていて、Rは今お小遣いの残高が少ないはずなので

「ポイント700円分、使ってやるからありがたく思え」

「わーい」

なんて優しいパパなのだろう。

そんなわけで予約して、発売日にセブンイレブンに取りに行った。CDも特典のポスターもダンボールで梱包されていてるので

「うわ、おっさんがTWICE買ってるぅー」

などと思われないので便利である。

家に帰ってRに渡すと大喜び。CD1枚でこれほど喜ぶ姿を見て僕は懐かしく思えた。かつて僕もそうだった。いつもFMラジオなどから最先端の洋楽情報を得、浴びるように聴きまくっていた。でもレコードもしくはCDを欲しいと思っても国内ではリリースされていないし、当時はネットもないので輸入レコード店に頼るしかなく、都内の輸入レコード店をハシゴしまくった。見つけた時の飛び上るほどの喜びといったら。もうそれを感じることはないだろう。そんな過去の思い出はRにとってはどうでもよくて

「パパはTWICEでどの子が好き?」

アルバムジャケットをニコニコしながら眺めるながらそんなことを聞く。好きも何もほぼノー知識なので一番カワイイ子と思われる子を指差すと

「その子は台湾出身で、世界で美しい顔ベストテンに入っている」

とかなんとかウンチクを聞かされた。わりとどうでもいい話であるが、思春期真っ盛りツンツン盛りのRが僕にこんなに長く喋るのは久しぶりなのでなんか嬉しい。

「Rも練馬区で美しい顔ベストテンぐらいに入ってるぞ」

と言おうと思ったが嫌われそうなのでやめた。余計なことは言わずにCDをRのiPodに取り込んでやる。至れり尽くせりである。これも愛する娘のため。Rも喜んでくれてよかった…といきたいところであったが

「そうだ、お金!よこせ!」

肝心なところを巧妙にはぐらかされていた!しかしRは

「えー、今ないから、あとでね」

なんと。ハナから僕に次のお小遣いまで立て替えさせるつもりであったようだ。この小悪魔め、親の顔が見たい。

今度RにCDを買ってやる時は、インストゥルメンタルの楽曲にした方がよさそうだ。

すなわち貸し(歌詞)がなくてよいでしょう。なんちて。

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2017-07-27(Thu)

水曜日のカンパネラ「IN THE BOX TOUR」新木場STUDIO COAST 2017.07.26

入場してみるとステージには緞帳が降りていて、ステージから観客側に突き出た凸部分「でべそ」が設置されていて、僕はその周辺で観ることにした。ライブ後に分かることであるが、「でべそ」でのパフォーマンスが一番多かったのではないだろうか。

「でべそ」の先には移動式(人力)の舞台があって「でべそ」→移動式舞台→フロアに突入→戻る、の移動パターンが多かった。ちなみに「でべそ」の床には、ライブ途中でコムアイさんが落としたニップレスが貼り付いていた。落ちたことに気付いた観客の女の子が拾ったが、受け取ったコムアイさん、胸に戻さず床にペタッと貼り付けてライブを続けたのだった。ニップレスレス。

話を開演直後まで戻す。最初の曲は「ゴッホ」。アンビエント風にリミックスされていてなんだかすごいテクノ。緞帳が少しずつ開き、その隙間からコムアイさんが神々しく現われた。神話の天岩戸のよう。

水曜日のカンパネラ
ステージ中央にはアーチのような大木が立ち、大自然の象徴のような雰囲気を醸し出す。舞台のセットや照明、映し出される映像は木や水、火などを現しており、その中で歌い踊るコムアイさんはそれら大自然の元素を司る神、といったところだろうか。

「嬴政」で早くも一気にギアが上がり、体が動き出し、「チャップリン」では、照明さん数名がでかいサーチライトを抱えてあちこちを照らしまくる。マンパワー照明である。

「メロス」のイントロが聞こえてくると隣にいた人が満を持して馬のマスクを被っていた。東京優駿とかけたネタである。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
「バク」では謎の巨大幕が覆いかぶさってきて、コムアイさんと僕ら周囲の客が幕の中に入り込んでしまう。その中で大暴れするのが異常に楽しい。小さい頃、弟と一緒に無意味に布団をかぶってその中で暴れたりするのが楽しかったことを思い出す。

コムアイさんは移動式の舞台に乗ってフロア中央へ。ミラーボールがコムアイさんの真上にあり、「ウランちゃん」で観客諸共沸きあがり、更には「ユタ」でも激しく踊りまくる。ちょっと前までは「ユタ」って地蔵曲だったけど、客と演出の成熟度が高まったということだろうか。

メインステージから向かって左のサブステージへ移動し「ピカソ」。それから左後方フロアのお客さんの中に突っ込んで行く。

「どーもー」

曲が終わって初めてのおしゃべりタイムかと思ったら

「話すことあまりないんですけど」

ないんかい。お客の誰かがシンガポールのおススメを聞いたところ

「シンガポール行くの?ハウパーヴィラっていうB級テーマパークみたいなところがイイですよ。中国の神話とか民話が蝋人形館みたいになってます。蝋人形がみんな私みたいな顔になってます」

と答えていた。シンガポールのフェスに出演し「ユニコ」のMVも撮っただけあって詳しい。

「ライト兄弟」では二階席に行ってしまった。ライト兄弟だけに高いところへ。すぐそばにコムアイさんのお父さんの姿が見えた。

異常な移動速度によりすぐ1Fのキッズエリアに来たと思ったら「ツチノコ」で再びデベソに戻る。相変わらずステージ以外の場所でのパフォーマンスが激しいお人だ。

水曜日のカンパネラ
そこから畳み掛けるような曲の展開が最強であった。頭が真っ白になるほど熱狂しすぎて細かいことを覚えていない。「.シャクシャイン」では観客も歌詞を叫びながら縦ノリ。コムアイさんはそんな様子をいたずらっぽい笑顔で見回す。「誰に歌わせようかな」と品定めしているように見えてドキドキであった。(結局客に振ることはなかったが)。

「世阿弥」を挟んで「坂本龍馬」。僕が「SUPERMAN」の中で一番好きな曲。かっこよくて気持ちよくてあっという間に終わってしまった。もう一回リピートして欲しいと願ったほど。

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラ
最後の曲はアンセム「桃太郎」。

水曜日のカンパネラ
ばら撒かれたのは東京名物「東京カンパネラ」と「東京ばな奈パイ」。コムアイさんは景気良くお菓子をガンガンを投げ込んでゆく。運良くゲットできても中身が割れて粉々になってしまっている人多数。

水曜日のカンパネラ
そしておなじみウォーターボールの中に入って観客の海をドンブラコし、本編終了。

水曜日のカンパネラ
一旦姿を消したコムアイさんは程なくしてアンコールに応えて再びステージに立つ。今回のツアーを支えてくれたスタッフさんや様々な関係者への「ありがとサンキュー」「おつかれさん」の気持ちをこめて「一休さん」を歌う。

水曜日のカンパネラ
木の上に登り、花を散らす姿はまさに花咲かコムさん。

水曜日のカンパネラ
「アマノウズメ」ではまたフロア中央に移動し、天井からぶら下がったロープに絡まって遊ぶ。

本当に最後の最後の曲は「マルコ・ポーロ」。これもオリジナル音源ではなくて四つ打ちアンビエント調にリミックスされていた。

水曜日のカンパネラ
ゆっくりと、ライブの終焉を噛みしめるかのように歌い上げ、ステージからすーっと降りて客の間に消えて行った。

最後、炎の映像が現われて中央の大木も燃えている模様。この箱の中ではコムアイさんは水のもの、木のもの、火のもの、あらゆるものを育てる神なのではないだろうか。あらゆる元素にチカラを代え、あらゆるものを生み出し、滅ぼし、去って行く。

ひぐらしの鳴き声が1日の終わりを告げる。全力で遊んだ子供達が夕方になったら帰るように、創造神コムアイポンもステージから去って行った。また日が昇ったら同じことが始まるのだろう。

IN THE BOXツアー。箱の中でコムアイさんは自分を生命を司る神のような存在に見立てたように思えた。箱の中だけに、最高の箱入り娘となったのだ。なんちて。

コムアイさんがいなくなった後のひぐらしの鳴き声が本当に切なくて名残り惜しくて。

これがホントのツアーセミファイナル。なんちて。


【セットリスト】

01.ゴッホ
02.嬴政
03.チャップリン
04.オードリー
05.メロス
06.バク
07.ウランちゃん
08.ユタ
09.ピカソ
10.ライト兄弟
11.ツチノコ
12.シャクシャイン
13.世阿弥
14.坂本龍馬
15.桃太郎

アンコール

16.一休さん
17.アマノウズメ
18.マルコ・ポーロ

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2017-06-27(Tue)

父の日2017

もうだいぶ過ぎてしまったが父の日の出来事。

ダメオヤジなので父の日なんて家族全員から華麗にスルーされるだろうと思っていたが、なにやら子供達がプレゼントしてくれるとのことで涙が出そうになった。息子・タク(小6)が事前に言ってきたのである。

「ねえパパ。ボク、父の日にビール(正確には缶ハイボール)を買ってあげようと思うんだけどさ」

「おお、ありがとう。お前はいい子だなあ」

「でもボク子供だからビール買えないんだ。どうしよう」

真剣に悩んでいる姿がかわいかった。

「じゃあパパと行こうか」

「うん」

「マルエツが安いぞ」

「そうなの」

そんなわけで父の日の当日に買いに行くことになった。ところが当日の朝、おっさんソフトボール会の練習があったことを忘れていて

「すまん、ちょっと行ってくるわ」

と出掛けなければならなくなった。まあ帰って来てからタクと買いに行けばいいか、と思っていたら嫁が連れて行ってくれたようで、帰って来たら僕の机の上に置いてあった。しかもツマミまで。しかもしかもイカ系とポテト系のツマミのふたつ。

「おつまみはRが買ったんだよ!」

なんと娘・R(中2)が買ってくれたとは。お年頃なのでツンツンしているがたまにデレてくれるのでカワイイ。

早速いただくことにする。いやあ今すぐ飲みたくなったわけではなく、この子達の前でおいしくいただかないと意味がないからなあ…ってウソでーす!すいません、今すぐ飲みたくなりました。

「君らも食べなよ」

1人でツマミをボリボリ食うのもアレなので嫁と子供達にもあげようとすると

「ダメだよ!パパのために買ったんだからパパが食べるんだよ!」

と義理堅いタク。

「いやいや、『おすそわけ』って言ってね、いいんだぜ」

と説得すると

「そうなの」

と食べてくれた。さすがに酒はおすそ分けにすることは出来ないが。

「もしボクが飲んだらどうなるの?」

もちろんタクも本気で飲む気はないが、興味津々に聞いてきたので

「最悪死ぬ!」

「えー!」

しっかり脅しておいた。

しかし僕に聞くことなく好みのハイボールを買ってきてくれた、ということはしょっちゅう僕が飲んだくれているところを見られている、ということであろう。そんなことをツマミを食べながら反省した。そのうち呆れられて、

来年のプレゼントは鼻ツマミだったりして。なんちて。

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2017-06-27(Tue)

ライブレポート「水曜日のカンパネラ IN THE BOX TOUR」2017.06.25 新潟studio NEXS

【ライブの内容やセットリストの記載がありますので、知りたくない方は読まないで下さい】

水曜日のカンパネラ、新潟でのライブ。

昨年11月と同じく万代の「NEXS NIIGATA」での公演。

予定時間を少し過ぎて開場。まん中3列目ぐらいで観る。ステージには銀色のアルマイトのボウルや給食の食器(とコムアイさんが言ってた)が何十個も貼り付けられたオブジェがあり、ギンギラギンにさりげなく目立つ。

1曲目は「ゴッホ」。アンビエント風にリミックスされていて、アルバムとはまるで違うバージョン。しかしステージ上の銀色オブジェにライトが当てられるだけでコムアイさんの姿は見えず。

曲が終わってようやくステージに姿を現したコムアイさんはハッとしてGoodな美しさ。懐かしの「マリー・アントワネット」を熱唱。昔のような喉と血管がブチキレそうな激しい歌い方ではないが、抑揚をつけたエモい歌い方。久しぶりのお菓子投げ、

「お菓子を食べればいいじやなーい!」

を観られるのかと思ったらそこに辿り着く前に突然ディレイがべろろろろろんとかかり、「チャップリン」へ。始めからの意外な演出に加え、コムアイさんの歌、動き、表情がますます綺麗になっていて、また、今回のツアーではケンモチさん自らPAブースに陣取っており、音も良くてあっという間に身も心も掴まれ夢中になってしまった。

ステージ上だけではなく客のすぐそばまで突っ込んで行くスタイルは今回も健在。キャスター付きの壇のようなものに乗って何度も客の間を突っ切って、フロアの真ん中、後ろ、横の壁際…さまざまなところまで移動していた。

「バク」ではフロア奥まで移動しただけではなく、フロアを包むようなでかい布が降りてきた。武道館の時のようにコムアイさんのシルエットだけを映そうとしたのだろうか。しかし今回はそういうことはなくて、単に視界を遮られただけでよく意味が分からなかった(笑)。

「SUPERMAN」以降の新曲「嬴政」、「メロス」、「ピカソ」も3曲全てやってくれて、ライブで聴いても気持ちいい。「ピカソ」の時はフロアの壁際で歌っていたのだけれども、コムアイさんの背中と壁の間にお客さんがひとりだけいたようで、

「ひとりだけ私の背中を見ながら聴かされた方が!」

コムアイさんのツボに入ったらしく笑っていた。また、これも「ピカソ」の時だけれども、ワイアレスマイクの調子が悪くなり、時々声が拾われなくなってしまってしまうトラブル発生。曲中

「マイク替えてください!」

と叫んでマイクを替えても同じ。コムアイさんがいろんなところを移動して歌っていた際に

「アンテナを傷付けちゃったかもしれない」

とのことで確認のため3分休憩。コムアイさんのおしゃべりタイムになった。

「『ユニコ』でやって欲しいことがあるので練習しましょうか。アンコールの1曲目にやるんで」

「わははは」

序盤からネタばらしすんな!という観客の笑い。

「あとやって欲しいのは、シャクシャインは歌えて欲しいかな。全部ワタシが歌うの大変なんで」

「わははは」

あんな難しい曲を丸投げとか長渕かよ、という観客の笑い。しかしこの一言、冗談ではなくこの後すぐに現実となるとは…。

「アンコールのもう1曲はみんなに決めてもらいたいんですが、何がいいですか?…って今日これから何歌うか皆さん知りませんよねえ」

「わははは」

そんなとぼけたやりとりがあり

「アンテナの近くに行きまーす」

とステージ付近に戻るとマイクの調子が良くなり再開した。で、ライブ中盤「シャクシャイン」になるとコムアイさんは最初のほうをちょっとだけ歌った後、最前列にいた女の子(僕の友達のNちゃん)にいきなりマイクを渡し、ステージから引っ込んでしまったではないか。ホントに観客に歌わすのかよ!と驚いたが、Nちゃんは

「クジラ丘見える丘公園抜け!マッカウスの中ヒカリゴケ!」

これまた驚くことに流暢にラップをこなす。コムアイさんが歌ってる以上に爆烈に盛り上がり、隣にいたこれまた友達のPちゃんも助け舟しながら

「行くぜ試される大地北海道ー!」

まで歌い切った。さすがカラオケで鍛えてるだけあってすごい。僕はNちゃんの周りでオイオイ合いの手を打っていたが、いつの間にかコムアイさんが横にぬっと現われて3度びっくり。Nちゃんに気を取られて全然気が付かなかった。いつの間に戻って来たのだろう。しかもステージではなくフロアに。

コムアイさんはヨッコラセとステージに昇ってNちゃんからマイクを受け取ると、「ありがと」と頭をポンポンと叩く。Nちゃん、感極まって泣いてしまった。後でNちゃんがコムアイさんから聞いた話によると、ズボンがずり落ちてしまうので一旦ステージを外したかった、とのことで。あと音響さんが

「本人より声でかいっす」

と言っていたらしい。試された奇跡Nちゃん。すごいものを見た。

ライブはどんどん熱気が高まりあっという間に終盤に。

「早いものであと2曲です」

「えー!」

「アマノウズメ」ではミラーボールを担ぎながらフロア中央で歌い、最後の「桃太郎」では前回の新潟ライブと同様

「渡されたのは新潟名物笹団子!」

箱ごとフロアに投げ、おなじみウォーターボールの中に入ってクラウドサーフ。ステージから降りる時、最前列近くにいた僕ら観客でうおりゃーと奥に押し出したつもりだったけれども、ヘアピンカーブで物凄い勢いですぐ戻ってきたのは面白かった。

コムアイさんがステージを去った後、手拍子がしゃんしゃんしゃん…と鳴り響き、ほどなくしてアンコール。コムアイさんはフロアの後ろから、先ほどのネタバレの通り「ユニコ」を歌いながら再登場。

アンコール2曲目、本当の最後の曲をみんなに聞いてから決めようとするが、みんなが叫ぶ曲名はてんでバラバラで収拾がつかない。ひとり男の人が

「イエッ、イエッ、イエッ…」

と搾り出すような声で叫んでいたのがウケていたので「雪男イエティ」になるのかと思ったら

「ドラキュラ!」

との声が上がり

「ドラキュラいいですね。最近やってないし」

とコムアイさん。最近て。武道館でやったでしょ!しかも2回!もしかしたらコムアイさんはもともと「ドラキュラ」にする予定であり、誰かが言うまで待っていたのかもしれない。

コムアイさんはステージに戻らず至近距離でお客さんに囲まれながら歌い本当にライブは終了。水曜日のカンパネラのライブは何十回と観ているけれども、それでも今まで感じたことがない新しい魅力に気付かされて驚くやら感激するやら。ライブハウスごとに作る手作り装飾やライトを手に持って当てる照明さんやら至るところに手作り感もあり、お客さんも巻き込んで楽しすぎるライブであった。

それにしても「シャクシャイン」。あれだけ難易度の高い曲を「みんなで歌っておいて!」じゃなくてひとりの女の子に任せるって、コムアイさん、ドS。

新潟だけにサド(佐渡)でしょう。なんちて。

【セットリスト】

01.ゴッホ
02.マリー・アントワネット
03.チャップリン
04.嬴政
05.オードリー
06.メロス
07.バク
08.ピカソ
09.ライト兄弟
10.ツチノコ
11.シャクシャイン
12.ウランちゃん
13.ユタ
14.世阿弥
15.坂本龍馬
16.一休さん
17.アマノウズメ
18.桃太郎

アンコール

19.ユニコ
20.ドラキュラ

水曜日のカンパネラ

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